KAMINE 社長ブログ

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パテック フィリップ 5539G-001


現行ラインの中で最も新しいパテック フィリップのミニットリピーター トゥールビヨンは、紳士用としては最小サイズで37㎜
伝統的なオフィサーケースに内包された、超絶ムーブメント。
現代に存在する腕時計の最高機種のひとつと言えるでしょう。

この時計を手にされる幸せなお客様へのご納品シーン。

真空パックにはさみを入れる、いわゆる開封式です。

パテックの技師による厳重な検査完了後、
直接、誰の手に触れることなく、オーナーの前に運ばれます。

そして、初めてのレバースライド。
長く時計を扱う我々にとりましても、息を呑む緊張の一瞬です。

魅力的なヴィンテージルックスのオフィサーケースに搭載された、
ミニットリピーターとトゥールビヨンが収められています。

時計の径と厚みのバランスは、ぱっと見ただけで凄味を感じさせます。

文字盤上の磨き込まれたゴールドのアップライト
数字は少しの光でもやわらかく反射し、視認性を高めます。

ミニットリピーター トゥールビヨン搭載の
ムーブメント「R TO 27 PS」

左下に2本のハンマーが見えます。
その右隣り金色のカラトラバマークの部分が
スライドピースの動力を制御する遠心ガバナーです。
スライドピース(レバー)を引くと、小さいながらも
驚くほど高く、澄みきった力強い音色
で時刻を知らせます。

こうもりが羽を広げたように見える部分がトゥールビヨンの回転キャリッジの受け。

紫外線が潤滑油の品質を劣化させることを防ぐという考えから、
パテック フィリップはトゥールビヨンの回転キャリッジを表に見せないところも、
より一層、魅力を増幅させます。
(地板の一部は照明の影響でゴールドに写っています。)

それではしばし、至福の音色をお楽しみ下さい。


~速報!!~ 

リシャール ミル RM038を腕に、
バッバワトソンが2年ぶり、2度目の優勝!!

4月10日~4月13日、
アメリカのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブにて開催されたマスターズトーナメントで、
見事2年ぶりとなる2度目の優勝を飾りました!

大会2日目に5連続バーディを含む7アンダーで単独首位に立つと、
2位に3打差をつけての優勝を勝ち取りました。

ワトソン選手の左腕に装着された初代モデルであるRM038も、厳しい戦いを一緒に乗り越えました。
今後は先月に発表された最新モデルである、RM38-01を装着する予定です。

RM38-01
トゥールビヨン Gセンサー バッバ・ワトソン
TZP-G グリーンセラミック
世界限定:50本
価格:¥7800万+tax (予価)

Gセンサーとは、重力加速度の単位。
負荷がかかる圧を数値化するインジケーターが装備されています。

 


2014 BASEL WORLD出張レポート

2014年3月後半から、
今年も数々の新作が発表される国際的メッセ バーゼルワールドが開催されました。

カミネからは私を含め4名で、例年通りハードな行程を過ごして参りました。


チューリッヒの駅は、
古き良き時代のヨーロッパのたたずまいのある、大きな駅です。

会期中は宿泊ホテルを会場近くに確保するのは難しく、
チューリッヒから1時間かけて、毎日バーゼル会場へ通います。

まず、これがバーゼル会場内で威風堂々たるパテック フィリップの新しくなったブースです。

新しいコンセプトで無駄のない明るくすっきりした設計で、
周辺にはミュージアムのようにコレクションがずらり並びます。

今年の新作はそれ程多くなく、素材やダイヤルデザインのリニューアルが主でした。

ノーチラス5990/1A-001と、
年次カレンダー クロノグラフ5960/1A-001が主なもので、2機種共、大変魅力的なものです。

ふたつとも、実に語りどころの多い商品ですので、
是非、またお店でお話しをさせて下さい。

パテック フィリップ
ノーチラス 5990/1A-001

ケース径:40.5㎜、SS
トラベルタイム クロノグラフ 自動巻
防水:12気圧
カレンダーの誤作動防止機構付き
価格:¥5390000(税抜予価)

パテック フィリップ
年次カレンダー クロノグラフ 5960/1A-001

ケース径:40.5㎜、SS
年次クロノグラフ、自動巻
防水:3気圧
価格:¥5160000(税抜予価)

↓ これはスペシャルピース
今や幻となった名作、 スカイムーン トゥールビヨンのブラッシュアップバージョン。
マニア垂涎の超絶モデルです(時価)
パテック フィリップ
6002G-001

ケース径:44㎜、WG
スカイムーントゥールビヨン、手巻き
ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー
価格:時価

パテック フィリップのグラコンの数々をご覧ください。

パテック フィリップ 5951P-012
永久カレンダー スプリットセコンド クロノグラフ
ケース径:37㎜×45㎜、Pt、手巻き
価格:時価

パテック フィリップ 5140P-013
永久カレンダー
ケース径:37.2㎜、Pt、自動巻
価格:¥10890000(税抜予価)

パテック フィリップ 5304R
永久カレンダー ミニットリピーター
ケース径:43㎜、RG、自動巻
価格:時価

パテック フィリップ 5940G-001
永久カレンダー
ケース径:37㎜×44.6㎜、WG、自動巻
価格:¥8830000(税抜予価)

パテック フィリップ 5078R
ミニットリピーター エナメルダイヤル
ケース径:38㎜、RG、自動巻
価格:時価

パテック フィリップ 5204P-011
永久カレンダー スプリットセコンドクロノグラフ
ケース径:40㎜、Pt、手巻き
価格:¥29800000(税抜予価)

パテック フィリップ社にとって、
今年は創業175周年の記念すべき年です。

毎年開かれる世界中のディーラーを招いてのパーティも、
アニバーサーリーイヤーという事もあり、
趣向をこらしたものでした。
会場に入るのに、数百名もの長打の列

そして、フィリップ一家を中心としたパテック社、首脳陣の出迎えを一人一人受け、
握手をするのにも長蛇の列。

パーティが本格的にスタートするのに、たっぷりと時間がかかり、
アペリティフタイムとなります。

私はこのパーティへの出席をこの10年来、欠かした事がありません。

その後、ステージではドガの踊り子を連想させるバレエが優雅に始まります。

パテック フィリップの創業当時、19世紀から20世紀、数多くの歴史的エピソードに寄り添ったパテック フィリップ社の永々たる歴史を感じる事ができました。

ディナー開始前には、ティエリー・スターンのロングスピーチの後、
1839年の創業当時をタイムスリップさせた演出で、
創業者アントワーヌ パテックとフランチシェック チャペックの創業の頃の
掛け合いが始まりました。

パーティが終了し、チューリッヒの宿泊ホテルへ帰るのはいつも日付が変わっています。

175周年を迎えた今年のパテック フィリップは、
秋には記念限定モデルの発表もあり、目の離せない一年になりそうです。

パテック フィリップ


正規宝飾、時計業界のディプロマとは

正規取扱店の取組みの一つとして、
お客様へブランドの歴史や正しい知識をお伝えすることをカミネでは大切にしています。

形式はブランドによってさまざまですが、
スタッフは定期的に開催される、ワールドワイドのセミナーを受けます。
写真は、カミネスタッフが取得した修了証明書(ディプロマ)の数々。

たとえば、パテックフィリップの場合。

数ステップの研修やテストをクリアし、
終えることが出来た段階で、
ようやくスイスへの切符が手に入ります。

段階ごとのステップをクリアするまで約10ケ月かかります。
その厳しいプログラムは一切口外禁止とのこと…

晴れてスイス本社においての研修を終えた後には、
ディプロマとバッジが授与されます。

トアロード店には、証となるカラトラバマーク
バッジを付けた専任スタッフが常駐。

カミネでは、合計5名の者が所持しています。

A.ランゲ&ゾーネの場合は
研修は二年に亘り、初夏にドイツで開催されます。
写真はグラスヒュッテの工房にて、
本物のランゲ&ゾーネのムーブメントを分解しているところ。

エングレービングやペルラージュ装飾なども体験。

実際に現場で体験することや、
技術者の話を聞くことで、
机の上で勉強した知識と内容が合致して、より確かなものとなります。

研修の最終日に行われる、講師とCEOからディプロマの授与

二年目の研修を終えると、
A.ランゲ&ゾーネ エキスパートの称号を与えられます。

本社にて、実際に自分で組み立てたムーブメントの入ったディプロマが授与される時には、
感慨もひとしお。

旧居留地店にて、大切に飾ってあります。

ブライトリングや、タグ・ホイヤーも、
教育には特に力を入れています。

ブランドの特色のみではなく、歴史や背景、製品のストーリーや世界観も学びます。

タグホイヤーでは、実際にレーシングカーでのドライビング、ブライトリングではジェットでのエアアクロバット体験まで…
一連の流れを学ぶことで、よりそのブランドへの理解が深まるのです。

カミネスタッフのブライトリング セールスマスター取得者は約15-16名
クロノメトリー店は全スタッフ所持しています。
タグホイヤーの取得者は3名です。

ブランドによるディプロマのほか、時計販売における意識・知識の統一化を目指す目的で、
3年前より実施されているCWCという資格検定も存在します。

CWCとは、Certified Watch Coordinator (ウォッチコーディネーター)の略です。
詳しくはコチラ

H26年1月31日には第3回目の検定試験が実施されました。
この3年間で、カミネのスタッフの内16名が検定試験に合格しました。

もちろん時計のみではなく、ジュエリーの資格をもつスタッフも活躍しています。

こちらは、GIA(米国宝石学会)発行の証明書
G.G(宝石鑑定士)の資格をもつスタッフに授与されるものです。

ところ変わって、こちらはパリ・ヴァンドーム広場のブシュロンメゾンにて。

サロンの空気やディスプレイを本場で学ぶのも大切な勉強。
現地でのあたたかなもてなしや、人との出会いもかけがえのないものになります。

入社したばかりのスタッフから、
10年選手のベテランスタッフまで、知識やスキルはさまざま。

カミネでは、社内でも定期的に勉強会を開催し、
ときに年長者から修理技術や基本的なイロハを
経験談を交えて教わることも大切な慣習のひとつとしています。

しかしながら、私共にとってもっとも勉強になるのは、やはりお客様とお話をすることです。そこでいつも更にたくさんの知識とヒントを得ることができ、
お客様に磨かれることで、お店はより輝きを増していくものと実感しています。

私共カミネスタッフに、お使いの時計のことについて、どうぞお気軽にお話しをお聞かせ下さい。
カミネ