KAMINE 社長ブログ

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Le Garde-Temps-Naissance d'une Montre 


 
 
 
 
 
 
 
カミネ110周年の記念事業のひとつとして取組む「Le Garde-Temps-Naissance d’une Montre(時を計る、時計の誕生)」 9月3日(土)の開催が迫ってまいりました。
9月3日(土)のイベントに向けて、スイスからメッセージが届きました。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
当日来場するステファン・フォルセイ氏を除く、このプロジェクトにかかわるミッシェル・ブーランジェと、ロベール・グルーベル、そして フィリップ・デュフォーの3人から届いた、カミネに向けた直筆のメッセージとサイン。
そして計画がスタートした頃、起案の段階と思われる設計図のラフ画も一緒に、重みのあるフォルダー内に添付されていました。

 
 
 
 
 
 
 
 
「Le Garde-Temps-Naissance d’une Montre(時を計る、時計の誕生)」
世界中に配布されるプロジェクトの正式パンフレットには、Kamineの名前もプリントされています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
この数年来、スイスの時計産業は高度化した工作機械により製造過程が少し変化してきました。
そして古くからの手造りによる時計製造技術のノウハウが失われつつありました。
その事に対して、危惧を感じていたフィリップ・デュフォー、グルーベル・フォルセイのメンバーが、2007年に「Time Aeon」という財団を結成しました
そして、そのプロジェクトは「ガルド・タン プロジェクト」としてスタートしたのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
それは、最も伝統的で古典的技法による時計を11本だけ製造し、それを販売することで若手時計師の育成の資金にあてていこうというのが構想です。

 
 
 
 
 
 
 
 
そしてフィリップ・デュフォーさん達は、その時計を製作する中心人物に、パリのディドロ技術高等学校で時計製造の講師を務めるミッシェル・ブーランジェ(フランス人)に、白羽の矢を立てたのでした。

 
 
 
 
 
 
 
 
手作業による時計製造技術を持つスイスの伝統産業は、長い歴史において、文化としても素晴らしい一面を持っています。次代にそれらを継承していく事を主旨としたプロジェクトの深い意義に共感し、カミネとしてサポートする事になりました。
 
「ガルド・タン プロジェクト」として、世界で11本だけ製造される時計がこれ。

 
 
 
 
 
 
 
 
グルーベル・フォルセイ、フィリップ・デュフォーを中心にして時計製造のエキスパートたちが、その技術とノウハウを結集して作った、いわゆる「スクールウォッチ」ともよばれる時計。
そのうちの1本が、9月3日(土)神戸にお目見えします。
トゥールビヨン
ケース:直径45㎜、厚さ15.1㎜、K18WG
手巻き、18000振動
価格:450000CHF+消費税
11本中のNO.3が、2018年にデリバリーされます。
 
勿論、今ならまだオーダーする事は可能です。
この時計を手に入れることは、崇高なプロジェクトの意義を理解し、パトロンとしてスイス時計産業を支えることにもなるのです。
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
写真は、スイス時計製造の聖地と呼ばれる、ヴァレ・ド・ジュウ(ジュウ渓谷)
 
 
このプロジェクトの詳細は、こちらをご覧ください
Le Garde-Temps-Naissance d’une Montre
 
 
 
 
 
 

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