KAMINE 社長ブログ

文字サイズ

ブレゲ ”クラシック クロノメトリー” 超ユニークな発想を持つその時計

 

“ブレゲ クラシック クロノメトリー”

新しく開発したムーブメントの構造とその精度に「自信有り」
クロノメトリーを直訳すると「時間測定法」
ブレゲのムーブメントの驚くべき進化をご紹介いたします。

磁石の力で浮きながら、超高速で走るリニアモーターカー

50年以上前から未来の技術として研究され、今なお実現を目指し、実証が繰り返されています。

たとえ話しとしては少し当てつけにはなりますが、夢の乗り物であるリニアモーターカーに似た原理が使われているのがこのブレゲ “クラシック クロノメトリー”という時計です。

 

 

時計製造の常識をくつがえし 、ムーブメントの一部に磁石を採用したこの ブレゲ ”クラシック クロノメトリー”
恐らく他にはあり得ない設計思想を持ったタイムピースです。

 

“クラシック クロノメトリー”は、毎時72,000振動の超ハイビートムーブメントです。
現在ハイビートと呼ばれる時計、例えばゼニスのエルプリメロやグランドセイコーの9S86は毎時36,000振動。
ブレゲの”クラシック クロノメトリー”はなんとその倍なのです。

 

当然、精度はとても高く平均日差は+3秒~-1秒。
クロノメーターの基準を凌ぐ高精度です。
更には、通常ハイビートムーブメントの弱点である潤滑油の乾きや部品の摩耗を克服しています。
その上、ハイビートの大敵となる衝撃にも対応しているというから驚きです。

 

では何故、そんなに高振動のムーブメントが製造できるのか・・・
その秘密が、機械式時計にとって本来は天敵である磁石「マグネティック・ピボット」という磁石をムーブメントパーツの一部に組み込んでいるからなのです。

 

以下に詳しく説明していきましょう。

 

マグネティック・ピボットとは、天真の軸受けに磁石を用いた革新的な機構です。
これによりテンプは宙に浮いた状態になり、摩擦の影響を受けることがありません。

 

これは時計を平置きしているときだけでなく、垂直姿勢でも同じです。
通常、テンプの軸=「天真」は両先端部が穴石に差し込まれ軸受けで保持されるため、時計が垂直姿勢の場合は穴石側面に接触し、摩擦の影響を受ける為 姿勢差という精度にくるいが出ます。

つまり、マグネティック・ピボットは磁石の力で天真が常に中心に浮いた状態になっている為、どんな姿勢においても姿勢差を受けることが無いのです。

 

更には上下の磁石が形成する磁場による浮力で、衝撃や腕の動きによってかかる加速度の影響を受けないのでテンプは優れた安定性を得ることができるのです。

 

大きな衝撃を受けた場合でも瞬時に正しい位置に戻ります。
要するに、マグネティック・ピボットにより、テンプは安定性を確保し、摩擦の影響を受けないので、72,000振動の高速振動を実現することができたという事なのです。

先に述べたように、時計の天敵である磁石。
通常、その心臓部であるテンプは磁気の影響を受けると「磁気帯び」してしまい、精度に悪影響を与えます。

 

その常識を覆す「マグネティック・ピボット」をムーブメントに搭載することができるようになった理由は、軽量かつ硬く、磁気帯びしない新素材「シリシウム」を様々なパーツに採用したからなのです。

写真はブレゲの時計がシリシウム(シリコン)をガンギ車とアンクルに採用した図です。

シリシウムとはケイ素の結晶から形成する素材です。

 

シリコンというとゴムのようなものを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。
ケイ素に化学物質を混ぜると皆さんのイメージされるシリコンゴムになりますが、時計で使われるシリシウムはシリコンゴムとは違い、金属より3倍硬く、1/3軽い素材です。
そして、シリシウムは金属と比べて磁気帯びをしないため、ムーブメントに磁石を採用することができるわけです。

 

 

その他シリシウムの特徴として、金属より硬いため、小型化やスケルトン化など特殊な形状でパーツを作ることができ、重量をより軽くすることができます。
クラシッククロノメトリーに使われているシリシウムの調速機は通常の1/10もの軽量化がされており、部品の軽量化も超高振動化には重要なポイントとなっているのです。

 

リニアモーターカーが電磁石の原理によって宙に浮くことで摩擦をなくし、超高速で走破するように”クラシック クロノメトリー”はマグネティック・ピボットの力でテンプを宙に浮かせて、72,000振動の超高速振動と日差+3~-1秒の超高精度を実現したのです。

 

 

ブレゲ創業者、アブラアン=ルイ・ブレゲはブレゲひげゼンマイやトゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーの発明、様々なパーツ素材の研究など、時計製造の歴史を200年早めました。

その開発と共に時計の精度の追求のために膨大なエネルギー時間を費やしてきました。

“クラシック クロノメトリー”はそんなアブラアン=ルイ・ブレゲの精神性、つまりブレゲという時計ブランドの技術力、研究開発力の結晶といっても過言ではないでしょう。

クラシック クロノメトリー 7727

7727BB/12/9WU 手巻き
18Kホワイトゴールド
ケース径:41mm,ケース厚:9.65mm
防水性:30m防水
パワーリザーブ60時間
価格:¥6,149,000 (税込)

この素晴らしい時計はエスパス・ド・カミネでご覧頂けます。


皆様のご来店をお待ちしております。

L’espace de kamine »»» https://www.kamine.co.jp/lespace-de-kamine

Breguet Collection »»» https://www.kamine.co.jp/watch/breguet/mens/

 

 

 

 

 

兵庫の名門ゴルフ場 ”小野ゴルフ倶楽部”

爽やかに晴れたある初夏の一日。
親しいお客様にお願いして、地元 兵庫の名門ゴルフ場 小野ゴルフ倶楽部に連れて行って頂きました⛳

名門と言われるゴルフ場には風格と共に独特の空気が流れ、非日常感をより一層 高揚させます。

 

小野ゴルフ倶楽部で強く印象に残るのが難しいショートホール
貫禄のあるチャンピオンコースに絡むそれぞれのショートホールは18ホールに変化をつけ、ラウンドをよりダイナミックにします。

池の向こうに見える幅のせまいグリーンのショートホール
取り囲む池には蓮の葉が浮き、綺麗な水仙の花が彩りを添えます。

大きな鴨池(湖)にせり出したパー3のグリーンはめったに見たことのない景色の中、独特なプレッシャーを受けます。

そして名物ホールとも言える松林を越えて挑む200ヤードを越えるパー3

はるか先のグリーンに近付くほど狭くなり、正確で長い距離のショットが必要となります・・・冷汗💦。

 

小野ゴルフ倶楽部は名門 廣野ゴルフ場の姉妹コースで、1961年来の歴史でアマチュア含め数々のトーナメントが開催されています。設計は名匠 上田治氏。
晩秋~春にかけて数千羽の鴨が飛来する大きく美しい鴨池を配したゴルフ場を作りたいという地元の強い要望で、大規模に造成されて完成しました。

 

練習場は広々としており、山肌に向けフラットなレベルで打席が用意されています。

 

スタートホールの近く 松林の合間に鎮座する乾理事長の銅像と、1961年の頃のままと思われる歴史を感じさせるクラブハウスは、建物が決して自然の景観を妨げないよう目立たない佇まいになっているのだと感じます。

 

随所に手入れの行き届いた広大な日本庭園のような印象。その美しく堂々たる景色に見とれてしまう小野ゴルフ倶楽部

ゴルフはスコアより健康の為と公言しつつ心の中では一打でも少なく、という欲が出てしまう。
それがゴルフというスポーツをより一層難しくするんだなと・・・いつもながらそんな事を考えていたゴルフ場の一日をご紹介いたしました。

 

○○様、ありがとうございました。
是非またご一緒下さいね☺

小野ゴルフ倶楽部»»http://onogc.jp/course/course.html

カミネ»»https://www.kamine.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」誕生50周年記念エキシビション

 

今、オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」誕生50周年記念エキシビションが東京ミッドタウンで開催されています。

スイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲのアイコンウォッチである「ロイヤル オーク」2022年4月15日に誕生50年を迎えました。
テーマは「見て、触れて、学ぶ」

「ロイヤル オーク 時を刻んだ50年」
と き:2022年4月15日(金)~6月5日(日)
ところ:21_21DESIGN SIGHTギャラリー3
(東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)休館日:会期中無休
開館時間:11:00 – 19:30(19:00 最終受付)
入場料:無料(事前予約優先)
主催:オーデマ ピゲ
事前予約をお勧めいたします。ご予約はこちらから↓↓
https://borninlebrassus.audemarspiguet.com/ro50event

 

スイスの山奥の集落、ル・ブラッシュで1875年に創業したオーデマ ピゲは、複雑時計を得意とするブランドとして世に知られていますが、多くの時計メーカーとは異なり、今なお創業者一族が経営に携わっている類稀なオートオルロジュリー マニュファクチュールであり、世界3大時計ブランドとして知られています。
そのオーデマ ピゲが、半世紀前 1972年に満を持して発売した「ロイヤル オーク」

 

写真は50年前の発表時の頃の初代ロイヤル オーク。(スイス本社のミュージアム所蔵)

長年の経年変化で文字盤はグレーが退色してこのような色になったとか・・・。長い歴史を感じさせます。
(その後 50年に亘り 飛躍的なアップグレードを繰り返し 近年のモデルは文字盤の退色は勿論ありません)

「ロイヤル オーク」は、様々なサイズや素材を用いて進化しながら、歴史深いクラシックモデルとしてではなく、常に時代を牽引する先駆者のような名品として、世界中の人々から愛されています。

誕生当初、ロイヤル オークは“スティール製なのにゴールド製の時計より高い“革新的すぎる”“サイズが大きい”など、その攻め過ぎたコンセプトから、「革命児」として評され、賛否が分かれました。

しかし時が経ち、ロイヤル オークは支持され続け、高級時計において「ラグジュアリースポーツウォッチ」
という新しいジャンルを確立する「英雄」のような存在になりました。

写真は数々の稀少なビンテージモデル。

そんなロイヤルオークが刻んだ50年を紐解くミュージアム会場へ・・・
まずは八角型のミステリアスなゲートをくぐって中に誘導されます。

 

会場内には過去のロイヤル オーク ビンテージの他、50周年を記念して僅かに製作された巨大なメモリアルブックや高度な技術を駆使してロイヤル オークが製作されていく様子が動画で放映されています。

 

 

こちらのイメージ写真は注目のムーブメント7121を搭載したロイヤル オーク“ジャンボ エクストラシン”
タッチ&トライできるコーナー。
実機を見る機会は殆どありませんので、これは貴重な体験です。

 

APロイヤル オーク QUIZ
チャレンジし見事10問 全問正解するとロイヤル オークのボールペンが贈呈されます。

これ、とても難易度は高いです!

 

奥のスペースにはテクニカルルームが設置され、APの正規エンジニアに教えてもらいながら ごく一部ですが、ロイヤル オークを製作する体験ができます。

 

早速、APの白衣を着せてもらい、古くからある“ペルラージュ”と呼ばれる仕上げ作業にチャレンジ。
工作機械を使っての作業ですが、間隔と圧力のかけ方が難しく、均一にペルラージュ仕上げを施すのが如何に難しいかよくわかりました…汗

ペルラージュというこの装飾は、真珠模様に見えることからそう呼ばれます。

 

そして次はサテン仕上げの実習。

紙やすりの上にベゼルをのせ、まっすぐ縦に引くことを何度か繰り返す作業で、
これもペルラージュ同様 圧力のかけ加減が難しく、なかなか綺麗なヘアラインになりません・・・。

スイス製の紙やすりを使用する徹底ぶり!

 

簡単そうな手作業が実は最も難しい・・・。
高い品質を維持しながら、脈々と続くスイス時計産業の凄さを感じさせられます。

 

最後に一連の体験で出来上がったロイヤル オークの八角形のベゼルにAPエンジニアの方がさっと革紐を通し、ペンダントにして下さいました!

 

世界にひとつしかない素人細工(笑)のロイヤル オーク ペンダント
良い記念になりました!

 

会場内にあるバーチャルカメラ(?)
こんな写真を写してすぐにスマホに送ってくれます!

Congratulations!
AUDEMARS PIGUET  ROYAL OAK!
次なる100周年を目指して、この名作の進化をこれからも期待します

是非、カミネ元町店2F AUDEMARS PIGUET Salonへお立ち寄りください≫≫≫
https://www.kamine.co.jp/shop/motomachi2/

AUDEMARS PIGUET Collection≫≫≫https://www.kamine.co.jp/audemars-piguet/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受け継がれていく時計

パリの5大宝飾店として古くから有名な「ショーメ」
その宝石商から2003年に発売された「ダンディ」という時計。
今から約16~17年前に先代の父が80歳前後で使っていた時計です。

 

引退してもほぼ毎日出勤し続けたカミネ三代目の亡き父。
そんな在りし日、この時計をラフにさりげなく着けていたことをよく覚えています。

当時のフェラーリイベントにお手伝いした際の写真。その頃からフェラーリは人気でした。

 

そのショーメ「ダンディ」

キズもなく綺麗な状態で保存されていて、BOXから出して十数年ぶりに巻き上げるとコチコチと正確な時を刻み出しました。

 

当時のメンズサイズは今、カジュアルな印象のレディスサイズ。
父の面影を感じながら家内が今、気に入って使っています。

サスティナブル、エコ、今人類が直面している大切なテーマとなる言葉ですが、何年経っても手で巻き上げるだけで時を知らせる道具となる「時計」
燃料も電池も必要としない機械式時計こそ、究極のサスティナビリティと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

ジャンニ・アニエッリが生涯愛した時計ブランド『エベラール』

20世紀のイタリアが生んだ最も偉大な男と言われるジャンニ・アニエッリ
フェラーリを傘下に持つフィアットの元名誉会長にして大金持ち、スポーツ万能、超が付くくらいプレイボーイ。
日本で例えると、白洲次郎に渋沢栄一、勝新太郎に石原裕次郎を足しても敵わない男と言っても過言ではありません。
ジャンニ・アニエッリは またカリスマ的なファッションアイコンでもありました。

そのジャンニ・アニエッリが生涯愛した時計ブランドが、『エベラール』
金属アレルギーのジャンニ・アニエッリはカフスの上から『エベラール』を付けていました。

その『エベラール』オン・ザ・カフスも、イタリアのお洒落な経営者達がこぞって真似をしていたといいます。

 

イタリア海軍の将校の公式時計としても採用された『エベラール』
戦時一番偉いのは軍人であり、イタリアではロイヤル・マリーンと呼ばれた海軍が一番偉かったのです。

その海軍の一番偉い将校が付けていたのが『エベラール』だったことから、イタリアのエグゼクティブの間では偉い人に『エベラール』が広まり、そのうえにジャンニ・アニエッリが生涯愛したことも加わって、
イタリアのお洒落なエグゼクティブ、略して『イタエグ』オヤジは皆 『エベラール』が公式時計なのです。

 

これまで生産の8割がイタリアで売れており、あまりアジアに入って来なかった『エベラール』
遂に今秋 日本に本格上陸を果たしました。»»» GQ Japan

 

エベラールという時計ブランドは日本ではあまり聞き馴染みのないブランドですが、その歴史はスイス時計産業の聖地ラ・ショード フォンで1887年から134年間途切れずに現代まで至ります。
(写真は本社)

エベラールは昔から特にクロノグラフを得意としているブランドで、1919年に当時最も先進的なリスト・クロノグラフを発表しています。
腕時計が一般的に普及しだしたのが1910年代と言われておりますので、かなり早い段階でクロノグラフの開発に注力していたことが伺えます。
その後、1935年にフライバッククロノグラフ、1939年にスプリットセコンドクロノグラフ、1940年代にはエクストラ・フォルト クロノグラフを製作するなど、クロノグラフ開発の先駆的な位置に立ちます。

また、エベラールは独自のクロノファンクションのレイアウトと個性的なファッション性により、数々の著名人が愛用し、その名も広まっていきました。

 

カミネ 旧居留地店には、既に 今年で誕生して20年になる「クロノ4」のバリエーションの数々が入荷してきております!

クロノ4は、文字通り4つのカウンターを整列させた他に見ないデザインが特徴的。
24時間計までついたこのモデルはクロノグラフカウンターの読み取りをより自然に、且つ論理的にできないかということを当時のCEO パルミロ・モンティ氏が追求したことからこのデザインになったといいます。

5連ブレスからは高級感も漂っています。

ケース径:40㎜
ケース素材:ステンレススチール
防水:5気圧、自動巻、パワーリザーブ:42時間
ブレスモデル:¥1,032,900(税込)
ストラップモデル:¥943,800(税込)

134年の歴史を持つ老舗メゾンが遂に本格的に日本にも来航!
是非お手に取ってエベラールの世界観に触れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

実機を集めたエベラール コーナーがございます。
是非 カミネ・旧居留地店へお問合せください

 

»»» EBERHARD

»»» PR TIMES press release

 

やさしい桐の香りに包まれる国産一枚板の天然桐を 使って生まれたウォッチケース

 

ある日、お客様が珍しいものをご持参になられました。

勿論 時計が大好きな方で、そのご趣味が高じてこんな手の込んだケースを作られたとか。

 

 

素材は全て日本産の天然桐を使用。
ケース全体に木目の統一感を出す為、一枚板の桐をカットして年輪にズレが出ないように木目を合わせる調整をして組み立てています。

手触り感を重視し、あらゆる角をきっちり取って仕上げているのですが、全て職人による手作業の為、1ケ月に10個から20個作るのがやっととの事です。

 

時計の径は35㎜から40㎜まで収納可能です。

こんな風にお持ちの時計を傷める事なく収納し インテリアの一部としていつも目につく場所に飾るのは素敵な事ですね。

 

天然桐は湿気に強くて長期保管しても時計を傷めることがない上、香りが良いのが特徴。
その香りが薄れても、やすりで削ればまた香りは復活。
そんなエコロジカルな部分も含めて愛でる時計をインテリアとしても鑑賞することができる素敵なウォッチケースです☺

 

 

 

 

「こんな時計があったのか!シリーズ」Vol.③

 

今も印象に残る時計たちとの一期一会
トゥールビヨンやクロノグラフを内蔵する驚愕の超絶機構。時を知らせる心地よい音色のミニットリピーター・・・。
人の英知を結集して生まれた時計達はいつの日も五感を揺さぶる!
30年に亘り 百花繚乱の如く私の手元を通り過ぎた芸術品のような時計の数々。
前回のVol.①.②に続きまして 本日は Vol.③をご紹介いたします。

 

ブルガリ
オクト フィニッシモ トゥールビヨン
クロノグラフ オートマティック

 

 

ケース径:42㎜、チタニウム、50本限定
世界最薄自動巻トゥールビヨンクロノグラフ
ムーブメント厚は3.5㎜のモノプッシュクロノ
ローターはペリフェラル
ケースを含めた総厚も7.4㎜
どこを取っても全体に極めてすぐれた完成度を持つ、実用主義のコンプリケーションウォッチ

 

 

ウブロ ウニコ サンブルーⅡ チタニウムパヴェ

ケース径:45㎜、チタニウム
自動巻フライバッククロノグラフ
WG、ダイヤモンド

タトゥーアーティスト、マキシム・プレシア ビュシとのコラボモデル。
幾何学アートで時を刻むデザインはウブロのコンセプト
Art of Fusionを具現化しました。

 

 

パルミジャーニ フルリエ
ブガッティ限定 トゥールビヨン

過去から継承されているユニークなスタイルの限定シリーズですが、時間表示を正面に見やすく配置。
大改修された最新バージョンとして完成しました。

見たことの無い複雑な構造とケースデザインは名車・ブガッティのフォルムから着想を得たものとして大きな話題となりました。

 

 

ローラン・フェリエ
ガレ トラベラー エナメルダイヤル

9時位置にディスク表示のホームタイム24時間表示
3時位置はデイト
(クロワゾネ : アニタ ポルシェ女史 未公表

 

オーデマ ピゲ ミレネリー スターウィール

ケース:横オーバル、YG、WG、自動巻

当時珍しいこのモジュールを使い、2000年にAP設立125周年としてミレネリーデザインで125本限定で作られました。
スターウィルとは、時刻表示の入った3枚のディスクが周回ローテーションしながら時間を表示します。

 

ローマン・ゴティエ インサイト マイクロローター
(シャネル×ローマン・ゴティエ コラボカスタムモデル)

ローマン・ゴティエと関係の深いシャトランSA(シャネル資本)との共同制作。
最高品質のバケットダイヤとオーナーのイメージに合わせて選定した鮮やかなルビーをふんだんに配したケース。文字盤はメテオライトにルビーインデックスというこだわりの組み合わせ。ローマン・ゴティエ曰く、彼の最高傑作。

4時位置には、シャネルのカメリアがデザイン。
ルビー&ダイヤモンドのジェムセッティング。

 

グルーベル フォルセイ × フィリップ デュフォー
プロジェクトモデル「ガルド・タン プロジェクト」

GFとPDのダブルネーム 世界11本限定
カミネでその1本を扱いました。
伝統的時計製造を伝承していく為のプロジェクト。
商用時計とは一線を画す“時計芸術”
1本目はスクールウォッチとして2016年クリスティーズにて1億5000万円
落札。クリスティーズ史上初、落札金が時計師養成の基金に寄付されました。

こちらのフィリップ デュフォー氏 インタビュー動画をご覧下さい↓↓↓
https://m.youtube.com/watch?v=mkxjuQmTl1M&feature=emb_rel_end

 

 

オーデマ・ピゲ トゥールビヨン

世界初の自動巻トゥールビヨンウォッチ(左右に動くハンマーローターで巻き上げる)
裏蓋を地板にして輪列を組み上げている為、トゥールビヨン搭載ウォッチとしては最薄の5.3㎜を実現。
ケースバックにリューズ、キャリバー2870、モデル25643
1980年代当時、太陽神とも呼ばれた極めて珍しいトゥールビヨンウォッチでした。
スイス・ル ブラッシュのAPミュージアムにも展示されています。

 

ブルガリ
オクト フィニッシモ 千住博 トゥールビヨン

厚さ 世界最薄:1.95㎜、ケース径:40㎜、SS
手巻きフライングトゥールビヨン、限定:1set

リピーター、トゥールビヨン、オートマティックのユニークピース 3本set

ダイアルはこの度 高野山本尊のふすま絵を手掛けたニューヨーク在住の日本人画家で、令和二年度第77回恩賜賞及び日本藝術院賞も受賞された「千住博氏」のハンドペイント(ブルーラッカー仕上げ)。美術愛好家 垂涎とも言える貴重なそれぞれのモデルが1セットのみ発売されました。

 

カルティエ
クラッシュ スケルトンウォッチ

写真のモデルはカルティエ クラッシュ スケルトン。

名作クラッシュウォッチがスケルトナイズされた稀少なレディス カルティエのメカニカルウォッチ。
ダイナミックなサイズながら 特有の気品があります。
手巻き、ケースサイズ:28.1㎜×45.3㎜、Ptケース、限定:67本

 

1960年代。事故によりケースが曲がったベニュワール アロンジェの修理の持込みを見た当時のデザイナーが、その歪んだ姿からインスピレーションを得て生まれたモデル。
それ以降 クラッシュウォッチは数々のバリエーションがリリースしています。

 

 

 

Vol.④へ続く。。。(後日 公開予定です!)

「こんな時計があったのか!シリーズ」Vol.②

今も印象に残る時計たちとの一期一会
トゥールビヨンやクロノグラフを内蔵する驚愕の超絶機構。時を知らせる心地よい音色のミニットリピーター・・・。
人の英知を結集して生まれた時計達はいつの日も五感を揺さぶる!
30年に亘り 百花繚乱の如く私の手元を通り過ぎた芸術品のような時計の数々。
前回のVol.①に続きまして 本日はVol.②をご紹介いたします。

 

オーデマ ピゲ
ジョン・シェーファー ミニッツリピーター スケルトン

 

1900年代初頭に大富豪のジョン・シェーファーがオーダーした時計を起源とするカルトウォッチ。
大変コンパクトながら美しい音色を奏でるミニッツリピータースケルトン仕様の珍しい逸品。
手巻き、Ptケース、世界限定:25本
内1本はm-floのバーバルが所有

 

A フェルディナント ベルトゥー
クロノメーター フェルディナントベルトゥ FBエディション1785

 

 

ケース径:44㎜、ブロンズ、手巻き、限定:5本
トゥールビヨン(フュゼチェーン)、コンスタントフォース機構
12時位置が分、2時位置が時、10時位置はパワーリザーブ
大型のトゥールビヨン機構はケースバックから確認できます。

 

超複雑なムーブメントですが実は触感と音にもこだわりを持って作られた作品です。
リューズを巻き上げた時の心地よいコハゼの音、巻き感。また大振りなテンワがゆっくりと時を刻む音は複雑さやクオリティの先にある五感をも満たしてくれます。
開発に大変な時間とコストに糸目をつけず完成した時計です。

 

カルティエ トノー
2タイムゾーン スケルトンウォッチ 手巻き

 

 

美しく装飾された二つのシースルームーブメントで時間(GMT)を表示。
大きくカービングしたケース形状は手首にフィットする。
カルティエの歴史的名作「トノー」をより芸術性豊かに創り込まれた稀少作。

 

ブルガリ オクト トゥールビヨン

 

紀元前のローマ帝国時代の本物のアンティークコインをハンターハッチに使用。
ハッチを開けると美しいスケルトンのトゥールビヨンムーブメントを堪能できます。

 

極めてレアな品と言えます。

 

NAOYA HIDA&Co.NH TYPE 1B

 

ケース径:37㎜、SS (904L)、手巻き。
2019年に7本のみ生産。
現代の日本における最新の精密機械工作と手作業を組み合わせたコンセプター飛田氏の英知を結集した渾身の逸品。
渋みと蘊蓄のあるデザインワークと、こだわり抜いて製造された極めて稀少なハンドクラフトを堪能できる。

 

グルーベル・フォルセイ

ダブルトゥールビヨン30°テクニック

 

 

顧客様の特注により製作したユニークピース
6姿勢誤差僅か0.3~0.8秒の究極精度のトゥールビヨンに全て”IF“D~Eカラーのバゲットダイヤを210個セッティング。リューズにはバゲットルビーをセットしてアクセントに。
ケース径:47.5㎜、RG、手巻き。
同軸で外側が4分で1周。内側が60秒で1周する。
トゥールビヨンゲージを搭載。
華麗さと貫禄、凄味が同居する逸品でした。

 

ショパール L.U.C.フルストライク
ミニッツリピーター

 

ケース径:42.5㎜、RG、ジュネーブシール、限定:20本
風防とゴングをサファイアクリスタルで一体成形。
リューズのプッシュを押すことで起動するミニッツリピーターはクリスタルの風防までもスピーカーのように響かせ、これ迄にないクリアで美しい音色を実現しました。
こちらの動画をcheck↓↓↓

 

 

ウブロ ビッグバン トゥールビヨン

 

パワーリザーブ5Days サファイア 405.JX.0120RT
5Days、シリコンベルトを含め、クリスタルの透明感が際立った特異性をアピール。

ケース径:45㎜、サファイアケース、手巻き、5Days トゥールビヨン、限定:99本

 

ゴリラ ファーストバック GT ドリフト

 

 

ラグジュアリー感を持つ 日常気軽に使えるユニークな現代風のスポーティウォッチ
ヴォーシェ マニュファクチュールとのコラボで誕生したモデル。遊園地のコーヒーカップの遊具のようにぐるぐる回転しながら周回し、時間を表示する。
このモジュールの開発責任者は日本人時計師の浜口 尚大氏

ケース径:44㎜、フォージドカーボンケース、自動巻

 

Vol.③は現在 制作中です!楽しみにお待ちください!

CALENDAR

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
LINE

LINE友だち追加して
お問い合わせ