KAMINEスタッフブログ

☆時計選び☆

こんにちは。旧居留地店でございます。
13日の金曜日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

時計を選ぶ際のポイントとしてデザイン・機能・カラー・素材・大きさ等皆様は何を基準にされますか?
今回は文字盤について少しご紹介させて頂きたいと思います。


こちらはMOP(マザーオブパール)文字盤です。
真珠母貝の内側部分をきれいに削り出して使用されます。自然に作られた模様や色はとても美しく、全く同じものは存在しない点もポイントです。


こちらはエナメル文字盤です。エナメルは琺瑯(ホウロウ)や七宝焼のことで、文字盤の表面にガラス質の釉薬を塗って焼きつけることで艶やかで美しい色彩に仕上がります。


こちらはギョーシェ彫りを施した文字盤です。
18世紀にブレゲが考案したもので、職人が1つ1つ専用の機械を使って手作業で行われます。(現在ではそうでないものもある様ですが・・・。)
この繊細な模様を規則正しく彫り込む装飾技法はまさに芸術品ですね。


こちらはスケルトン風文字盤です。
スケルトンは、ムーブメントの受け等を強度が保たれるギリギリのところまで削り落していく事で、ムーブメントの美しさを堪能して頂けるデザインです。

他にも色々な文字盤があります。


ゴールド素材の文字盤


タンタル文字盤


カーボン文字盤

文字盤1つで印象が大きく変わってきますので、TPOにあわせて色々なお時計をお楽しみくださいませ。


記事カテゴリー

COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

連載コラム一覧

<< 前の記事
ブレゲ ツーカウンタークロノグラフ
UPDATE: 2009.02.08
次の記事 >>
動物園に行ってきました。
UPDATE: 2009.03.01
LINE

LINE友だち追加して
お問い合わせ