KAMINEスタッフブログ

パネライ人気モデルが揃いました。

カミネ元町店です。

パネライの人気モデル、PAM01312とPAM01392が揃いました!
是非、この機会にご覧ください。


PAM01312
自動巻き
44mm SS
¥896,400

PAM01392
自動巻き
42mm SS
¥885,600

この2機種は、パネライの自動巻きフラッグシップモデル。
自動巻きの利便性を備えながらも、シンプルな文字盤にサンドイッチダイヤル、
1950ケースなどのパネライらしい要素がしっかり入っています。

この2本はPAM00312と、PAM00392の後継機として発表されたもの。
そのデザインの変更に目を奪われがちですが、このマイナーチェンジの本質は
ムーブメントの変更にあります。

新旧のムーブメントを少し比較してみましょう。

cal.P.9000(旧型キャリバー)

径13¾リーニュ、厚さ7.9mm、28石、グリュシデュール®テンプ、
振動数28,800回/時インカブロック®耐震機構
パワーリザーブ3日間、2バレル、構成部品197個
日付、簡易時差修正機能

cal.P.9010(現行キャリバー)

径 13¾リーニュ、厚さ6.0mm、31石、グリュシデュール®製テンプ、
振動数28,800回/時インカブロック®耐震機構。
パワーリザーブ3日間、2バレル、構成部品200個。
日付、簡易時差修正機能

いずれもデイト表示、2バレルで72時間のパワーリザーブを持つなどの機能は変わりません。
見た目から判断し易いものであれば、時計の心臓とも謂われるテンプを保持するブリッジが
片持ちから、両持ちに変更されその堅牢さが大きく向上しています。
また、ルビーが一回り大きなものを採用し、ムーブメントの美観も意識していることがわかります。
このルビーの数である石数も3つ増え、摩耗耐性を上げています。

一番大きな点は、7.9mmもあったムーブメントが6.0mmまで薄くなったこと。
それに伴い、時計本体のケースも薄くなり装着感がアップしました。

いずれにせよ、機能面はそのまま、スポーツウォッチとして更にタフになったうえ、
薄くするということは容易なことではありません。

パネライの技術面での進化は今後も楽しみです。

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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