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常に最高峰を超え続ける リシャールミル RM50-03

2017年の超絶ウォッチといえばやはり、リシャールミルRM50-03。
常に最先端を行くリシャールミルの徹底した技術革新には毎年脱帽させられます。

今年の新作RM50-03も細部を紐解いていくとやはり驚愕。
様々な最先端技術が盛り込まれた名作と言っても過言ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらがRM50-03
スプリットセコンド・トゥールビヨン・クロノグラフ・ウルトラライト-マクラーレンF1

手巻きトゥールビヨンのスプリットクロノ
世界限定75本
価格は予価¥121,716,000-(込)

重量はわずか40グラム。世界一軽い機械式クロノグラフです。

この画期的な軽さはもちろん最先端素材、チタン・TPT™カーボンに加え
新素材TPT™グラフによってケースが作られています。

この新素材TPT™グラフとは既出のTPT™カーボンにナノ素材グラフェンを注入した新素材

 

 

 

 

 

こちらはグラフェンのイメージ画像。
グラフェンとは炭素原子のシートで、完全なグラフェンは6角形のセルの集合体となり
ダイヤモンド以上に炭素の結合が強く、世界で最も引っ張りに強い物質とされております。

この先駆的な研究で、2010年にはノーベル物理学賞を受賞しています。

このグラフェンをカーボン複合材に利用することにより、カーボンの特性が大幅に向上されることが
マクラーレン・テクノロジーグループとの検証により明らかとなり
今回、時計業界ではリシャールミルの独占使用 でTPT™グラフの生産が実現しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ケースももちろん軽いですが、ムーブメントも『ウルトラライト』の名にふさわしく
重量はわずか7グラム。
グレード5チタンとTPT™カーボンを使用し、 パーツを極限までスケルトン仕上げしています。

もちろんリシャールミルの代名詞ともいえる耐衝撃性も実証済み。

マクラーレン・ホンダF1カーのサスペンション構造から着想を得たTPT™カーボン製の
トランスヴァースゲージによりミドルケースに取り付けられています。
分りやすく画像で

 

 

 

 

 

 

 

 

このゲージ(イエロー部)がミドルケースに取り付けられ、
そのゲージでキャリバー全体が支えられています。

ケーシングリングを持たない独特のムーブメントが完璧にケース内に収まっています。
これによりキャリバーは5000Gの衝撃にも耐え得ることが実証されています。

参考ですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

これはRM55のムーブメント
このように他のメーカーではないケーシングリングの無いムーブが軽量を担っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さなことかもしれませんが、リューズ部分にもトルク制御機構が組み込まれ
安全装置により巻き過ぎや、巻き芯折れなどのトラブルを未然に防ぐ機構も内蔵されていたり

ラバーストラップにもグラフェンを注入して、弾性と摩耗耐性を向上していたりと
まだまだお伝えできるウンチクは盛りだくさんなRM50-03。
少しでもリシャールミルの凄さを分って頂ければ幸いです。

ちなみにあくまで妄想ですが、TPT™グラフのケースにTPT™カーボンのゲージを
取り付けてRM50-03は作られていますが・・

 

 

 

 

 

 

 

 

近い将来RM27-02(上画像)のようなモノコック構造のTPT™グラフケースが
生まれるのではないかと密かに感じております。。

知れば知るほど奥深いリシャールミル。今後も勉強が必要です・・・。

 

 

 


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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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