クロノメトリーブログ

ブライトリング クロノマット35周年を祝す日本限定モデル!

クロノマット35周年を祝す日本限定モデル

クロノマットJSP ローマンインデックスリミテッド ¥900,000(税抜き)

1984年に“プロの計器”として誕生した初代クロノマットから35年、この偉大な節目を祝福すべく、バーゼルワールド2019でクロノマット JSPの限定モデルが発表されました。JSPと言えば、ライダータブ付きのサテン仕上げベゼルを受け継ぐ日本向けの限定モデル。本作では文字盤に大型のローマ数字インデックスを配しました。サファイアクリスタル・ケースバックも、これまでのクロノマット JSPにはなかった仕様となります。

クロノマットシリーズ
35周年の歴史

1984年に誕生した初代クロノマットは、開発時にイタリア空軍フレッチェ・トリコローリから意見を集めました。たとえば、あるパイロットは経過時間を知るためのベゼルマーカーを、通常とは逆に45・30・15の順にしてほしいと要望し、それが、マーカーを入れ替えられるライダータブとなりました。その他フライトジャケットに引っかかりにくいラグ形状、視認性に優れた太いインデックス&指針、グローブをした状態でも操作しやすい大型リューズなど、貴重な要望は様々なディテールへと昇華していったのです。
一方、高級機械式クロノグラフの代名詞として、クロノマットは絶え間ない進化を続ける宿命にありました。1996年には、当時のクロノマットより一回り大きい42.7mm径ケースとローマ数字インデックスを組み合わせたクロスウィンドが生まれ、2000年にはC.O.S.C.認定クロノメーターのクロノマットが誕生しました。

CHRONOMAT First model
1984

CROSSWIND
1996

 

CHRONOMAT
2000

 

そして2004年に過去最大級の進化を遂げたクロノマット エボリューションを経て、2009年には自社開発ムーブメントを搭載して現行クロノマットが登場。機械式クロノグラフのベンチマークとして確固たる地位を確立していきました。
クロノマット JSPは、1984年の原点につながるディテールと、進化の果てにたどりついた最先端の技術、クオリティ、機能美を高度に融合したモデル。この傑作を日本市場向けのスペシャル版として製造するスイス本社の懐の深さには、ただ感服するばかりです。

CHRONOMAT EVOLUTION
2004

CHRONOMAT B01
2009

CHRONOMAT JSP
2017

 

現在クロノメトリー店ではクロノマットJSPローマンインデックスリミテッドを始め、クロノマット44など多くを取り揃えております。

是非この機会にご覧にいらしてくださいませ。皆様のお越しを心よりお待ちいたしております!

記事カテゴリー

COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

連載コラム一覧

<< 前の記事
タグ・ホイヤー お勧めの人気モデル!
UPDATE: 2019.11.11
次の記事 >>
ゼニス エル・プリメロ「A384」復刻モデル!
UPDATE: 2019.11.12
LINE

LINE友だち追加して
お問い合わせ