KAMINE 社長ブログ

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パテック フィリップ ノーチラス コレクション

パテック フィリップ社ノーチラスコレクションは1976年に発表され、昨年で40周年を迎えました。

 
 
 
 
 
 
 


そのコレクションは長い歴史の中で、時代に応じて変化してきました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
様々な材質やダイヤモンドで宝飾加工したものなど、実に多彩なバリエーションで製造されてきました。
時計本体のサイズも、時代のトレンドに合わせて変化してきました。
私のノーチラスは、約35年程前に発表された Ref.3800/1A

 
 
 
 
 
 
 
 
 
当時のスポーツウォッチのサイズトレンドは、今でいえば少し小さめ(36~38㎜)ですが、私個人の細めの手首にはちょうどよい大きさなのです。


ノーチラスの良さは、120mもの防水でありながら、かなり薄型であること。
そして全体に行き渡る重量バランスとブレスレットの構造から生まれる装着感
日頃はバックルによって丸まっているバックルピンを抜いてブレスレットを広げてみると、たとえ20年近く使用していてもまっすぐゆがみなく直線を描きます

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
光沢などの質感も殆ど劣化を感じません。
これまで多少のキズが入ったとしても、ステンレスの質が良いのでポリッシュで殆どのキズはなくなり、輝きが蘇ります。
 
横から見ても、時計本体とブレスの結合部分のラグに少しアングルがついているので、時計全体がやわらかくぺたっと吸いつくように腕に巻きつくのです

 
 
 
 
 
 
 
人気のノーチラスコレクションは、
カミネ・トアロード店2F パテック フィリップ・フロアにてご覧いただけます。
写真は、同じく人気のスポーツラグジュアリーのアクアノートとの2ショット。
 

 
 
 
 
 
 
アクアノートは、1997年に最初のモデルが発表されましたので、今年は記念すべき20周年を迎えました。
 
余談ですが、「ノーチラス」の意味は、ギリシャ語で「水夫」「船」、ラテン語で「オウムガイ」等を意味します。
この言葉は1800年にナポレオンの要請でロバート・フルトンが設計した世界初の実用潜水艦の名称であり、またフランスのSF作家、ジュール・ヴェルヌによって発表された小説「海底二万哩」に登場します。

 
 
 
 
 
 
 
 
これは、今年のバーゼルワールドでこの状態で展示されていたノーチラス クロノグラフ

 
 
 
 
 
 
 
 
径や厚みも大きくなり、スポーティ感に溢れ、ぐっと男性的なイメージになります。
時計本体がこのように大きくなっても、適正なラグアングルとブレス形状は、快適な装着感を生みます。
 
バーゼルワールドで新作時計のフィッティングをしながら、それぞれの特徴やスペックを記録しているカミネ女子スタッフ。

 
 
 
 
 
 
 
 
現場で集めた莫大な量の資料をとりまとめていきます。
数千種類に及ぶ時計には、デザイン、サイズ、構造などあらゆるものが存在します。
そんな中、私たちは皆様にとっての最適な時計選びをお手伝いできますよう、日々取り組んでいます。
時計はまずは試着から。
是非、お気軽にどんどんお試し頂くためカミネ各店にお立ち寄りください。
 
 


 
 

ついに改修工事が完成した神戸メリケンパーク。


 
 
 
 
 
 
 
ついに改修工事が完成した神戸メリケンパーク

メリケンパークは、メリケン波止場とポートタワーが建つ間を埋め立てて、昭和60年ごろに造られた場所です。

 

青い海赤いポートタワー、それに海洋博物館のホワイトフレームが加わって織成すコントラスト美しく、神戸の名所のひとつ。

 

 

 
 
 
 
 
 

 

 

新たに姿を現した「BE KOBE」のモニュメントは ウォーターフロントに。

フォトスポットとして賑わっていました。

立体的なアルファベットを前に、ポーズや構図を考えたりすることを楽しめますね。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

地元を愛する神戸市民の「シビックプライド」をあらわしているのだとか。

 

神戸港は昔、「天下の良港」と呼ばれていました。

水深が深く、内海のため、波や風が穏やかなのです。

 

 
 
 
 
 
 
 
 

西日本最大級の店舗面積であり、関西初の公園内店舗となるスターバックスコーヒーも待望のオープン

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

一つとして同じ内装の店舗を持たないというスターバックス

開放感のあるガラス張りの空間と照明の演出はさすがです。
 

内装のバーカウンターには、六甲山の間伐材が使われているそうで、地域貢献や環境への配慮を感じられます。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
「KOBE HARBOR COFFEE CRUISE」
をコンセプトに造られたという建物。

確かに、2階の湾曲部分はまるで船首のようです。海の香りの爽やかな風に包まれ、長く愛されるフラッグシップショップとなりそうですね。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
1963年に建設された神戸の代表的なモニュメントのひとつ
「ポートタワー」

世界最初のパイプ構造の観光タワーで世界的にも類を見ないユニークな形状です。

 

高さは108m。

展望室はゆっくり360度床が回転し、レストランや喫茶が人気です。

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

すっかり舗装された道、街灯も整備されて広々としたメリケンパーク。

 

これからの季節は、夜の散歩にも良いですね。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
今年は、神戸開港150周年。

新しくなったメリケンパークでは、毎週末のようにイベントが開催されています。

夏に向けて、カミネでもさまざまな取り組みを計画しております。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
新緑の季節から、初夏へ。
神戸の街はいつの季節も美しく感じられます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
カミネ各店にも是非、お越しください。
※5/13(土)・14(日)は社外催事のため、全店休業いたします
 
 
 
 

MONSIEUR DE CHANEL

 
シャネルから生み出されたシンプルなコンプリケーション。
ムッシュ ド シャネル
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
シースルーバックから見える美しい極上のムーブメントは余計なものを一切排除したシンプルな
輪列で構成されています。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
漆黒のムーブメントはADLC加工 マイクロビーズ ブラスト加工を組み合わせた緻密な加工が施され、まさにオートクチュールを連想させるものがあります。
表面と裏面とのコントラストが、美しさをより一層鮮明に際立たせます。
 
K18WG製のシリンダーケースは、新たなマスキュリンアリュール(魅力)が表現されていてこのあたりのニュアンスは時計産業には少なく、シャネル独特の表現を感じます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジャンピングアワーレトログラード分表示の2つのコンプリケーションを備えていますが、特にレトログラード分の描く弧が一般的には180~210度までですが、このレトログラードは240度の大きなアークを描きます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
又、たて一直線のバーティカルなダイヤルレイアウトの中心にオフセンターに分針の尻尾やジャンピングアワーの窓枠にもさりげなくヴァンドーム広場のデザインが施されています。
分針、秒針が配されるなど、シャネルの審美性を表現するための高度な技術的工夫がなされています。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パリ・ヴァンドーム広場をかたどったDバックルにはシャネルのアイコンのひとつ、ライオンが飾られています。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
何故ライオンなのか…
 
それは、ドモワゼルシャネル獅子の生まれなのがマークの由来です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
「MONSIEUR DE CHANEL」シャネル特有の気品を持ち、5年をかけて開発した初の自社製ムーブメント搭載の新作は、パリの香りのするシンプルコンプリケーションです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
“ムッシュ ド シャネル”
ケース径:40㎜、防水:30m
手巻き、パワーリザーブ3日間
価格:K18 WG ¥4,455,000(税込)
K18 PG ¥4,266,000(税込)
 

カミネ・トアロード店 にございます。

2017 ジュネーブSIHHレポート ~Part.4~

最終回となりましたジュネーブSIHHレポート
早や3月となり、次のバーゼル出張の予定を組むのに忙しい昨今となりました。

「私が思わず買いたくなった時計たち」

というテーマからお話しは少しそれますが、昨年秋にカミネがその活動に参画した、タイムイーオン ファンデーション

「ガルドタン プロジェクト」のブースが、SIHH会場内 独立時計師たちのブースの集まりの中央にありました。
 

 
 
 
 
 
 
その専用ブースに訪問に行くと、活動に参画した世界の名だたる名店に並んで、「Kamine」の表記のあるメンバーボードがすぐに目に入りました。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
日本のお店として1社だけカミネの名前があった事に嬉しく、日本の時計店が参加できていることに少し安堵した気になりました。
 
下の写真は、その日 終了間際の会場。
そこには フィリップ・デュフォーさんや、グルーベル・フォルセイ一行、そして作業を担当しているミッシェル・ブーランジェさんもいて、(日中は、制作の実演をしています)世界中の時計関係者たちが集まって歓談している様子です。
 

 
 
 
 
 
 
 
「私が思わず買いたくなった時計たち」に話しを戻して・・・
昨年 秋よりカミネ・元町店で取扱いをスタートした、スイス・フルーリエの名門、パルミジャーニ
パルミジャーニ フルリエ
トンダ 1950

 
 
 
 
 
 
 
 
 
実は私、その頃からこの時計がほしいのです。
端正なダイヤルデザインは、何も引かない、何も足さないわび・さび」の美学が感じられ、ラグの大きさや角度など、美しいケースデザインもコンパクトで上質です。
ケース径:39㎜ チタニウム、自動巻
防水:3気圧、価格:¥2,085,000(税抜)
 
 
パルミジャーニ フルリエ
トンダ 1950 メテオライト

 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはちょっと色気を加えたメテオライト(隕石)ダイヤル
ユニークなダイヤルカラーと素材感がローズゴールドと共にこのスッキリしたデザインの印象を一変させます。
ケース径:39㎜ K18RG、自動巻
防水:3気圧、価格:¥2,185,000(税抜)
 


そして、今年以降 J.C.ビバー氏によって最も変貌をしていく事が予想されるゼニス
エルプリメロ36,000VpH 38㎜
 

 
 
 
 
 
 
 
 
最良のダイヤルのデザインバランスとなり、すでに小さいケースに装填されたエルプリメロムーブメントは、体積にずっしり詰まった重みすら感じます。
ケース径:38㎜ SS×K18RG、自動巻
防水:10気圧、価格:¥1,000,000(税抜) 4月発売予定
 
 
「質のよいムーブメントがケース中身に一杯一杯に詰まったもの…」というのは、男なら(女性でも…)誰しもが魅力を感じますね。
名機 エル・プリメロは、クロノグラフムーブメントの長きに亘る重鎮として、いつも上座にいます。

 
 
 
 
 
 
 
昨今のエル・プリメロを搭載したゼニス・クロノマスターは、往年より時計としてお高くなっている分、ケース仕上げと共にムーブメントのパーツ、細部に至るまで、随分ブラッシュアップされ美しくなっていることを また是非ご確認下さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
カミネ・クロノメトリー店はコチラをClick
 
 
 
数々のエル・プリメロ

 
 
 
 
 
 
 
 
ケースサイズも多彩ですが、インダイヤルの小針のシャフト位置とダイヤルデザインの処理は、見事と言えます。
新しくなっていくゼニス。益々楽しみですね。
 
今月、バーゼルでも発表されるゼニス
カミネの新作レポートなど、是非 またチェック下さい。
 
ジュネーブSIHHレポート
シリーズとして一番最後になってしまいましたが、この度の会期中にとても悲しい知らせを受けました。
それは、A.ランゲ&ゾーネ社のウォルター・ランゲさんの訃報でした。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
ウォルター・ランゲさんは、カミネでランゲの扱いをスタートした10数年前、当時トアロード店の2FにあったA.ランゲ&ゾーネコーナーでのトークイベントに、スペシャルゲストで来て頂きました。
当時、元気だった先代(私の父親)と同じ歳だということで意気投合して、それ以来、スイスやドイツでお目にかかる度、親父さんは元気か?と優しくたずねられました。
昨年他界した父親は91才、そして今年、ウォルター・ランゲさんは92歳で他界しました。それもほとんど同じ時期に…。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
第二次大戦、そして東西の冷戦を経て、かつてギュンターブルムライン氏らとランゲ社を再興していき、栄光の時代へ導きました。
彼は極めて清々しいA.ランゲ&ゾーネの1815年から続く創業の精神を今もグラスヒュッテの本社に残したと思います。
ウォルター・ランゲさんに、心から哀悼の意を表し、これからも、変わらぬ尊敬の念を彼に捧げたいと思っています。
 
 
2017 ジュネーブSIHHの情報は、カミネ各店にて資料もご用意しております。
皆様、是非ご来店下さいね。→→→ Click!
 
 

2017 ジュネーブSIHHレポート ~Part.3~ 

ジュネーブSIHH会場で出会った新作。

私が思わず買いたくなった時計たち。



ジュネーブSIHHでは3日間、スタッフ数名と共に朝から晩まで終日あらゆるブランドのブースを訪問し、会場全体で述べ1000本近い新作時計をチェックし年間での発注をします。


 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
短時間で超高額なものの買付けをジャッジしなければならない時もあったりで、1日終わるとドッと疲れてしまいます。
 
ここで、A.ランゲ&ゾーネの話を少し。
 

 
 
 
 
 
 
ドイツを代表する超一級品、ランゲ。
その経営方針は、さらに深化するテクノロジーの向上です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
一昨年は最新設備の新しい社屋を増設、竣工しました
(落成式にはメルケル首相も来訪)
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
最高レベルの工作機械に加え、超エリートの技術者を増員しました。
すごいのはそれが生産数を上げるためではなく(むしろ減産)品質を高めるためというビジョンにあるということなのです。
その一端が徐々に表れだしたことを今回のSIHHで垣間見ることができました。
 
 
A.ランゲ&ゾーネ  1815・アニュアルカレンダー


 
 
 
 
 
 
 
同行スタッフと共に各方面から高い評価を受けたランゲ1815アニュアルカレンダー
これは、私には買えませんが…。特によかったので、ご紹介します。
 
従来からあったサクソニア新しく発売された1815のアニュアルカレンダーのシリーズは、コンセプトの違いが鮮明です。
 
サクソニアシリーズが表現するのは最善の機能と審美性。
無駄を一切省いたような機能美。
サクソニア・アニュアルカレンダー


 
 
 
 
 
 
 
 
ケース径:38.5㎜  K18WG  自動巻
防水:3気圧 、価格:¥4,940,000(税抜)
(カミネ・旧居留地店にございます)
 


一方、1815シリーズは懐中時計の伝統を継承するクラシカルなデザイン。
創成期を彷彿とさせる雰囲気があります。
1815・アニュアルカレンダー


 
 
 
 
 
 
 
 
ケース径:40㎜ K18WG、手巻き
防水:3気圧、価格:\4,270,000(税抜)、9月発売予定
 
この1815アニュアルで改めて感じたのは、近年のランゲが傾倒してきた究極の機能美とは違い、どこか初期のころの香りがする良さをアピールしている点です。
 
アラビア数字のインデックスやレイルウェイの外周メモリによって、男くささ、ゲルマンの気骨を感じます。
その上で、カレンダー補正でユーザーフレンドリーと言えるワンプッシュのカレンダー送り等が盛り込まれているところも魅力的です。
 
 
そして、こちらが新作 ランゲ1・ムーンフェイズ

 
 
 
 
 
 
 




今年から新しく開発されたランゲ1のムーンフェイズ
 

 
 
 
 
 
月(ムーンディスク)空(デイナイトディスク)二層になっています。
月相だけでなく、昼夜も美しいディスクで表現されます。
ランゲの場合、ムーンフェイズもここ迄 進化した設計になっています。
 
 
SIHH サロン会場の各ブースの商談室につながるファサード。
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
この奥の多数の個室で、各国のバイヤーが新作の説明を受け、真剣に発注交渉。
ともかくそれは
なんとも言えぬ緊張感に包まれる時間というわけです。
~Part4へ続く~
 

2017 ジュネーブSIHHレポート ~Part.2~

ジュネーブSIHH会場で出会った新作。

私が思わず買いたくなった時計たち




 
 
 
 
 
 
 
 
ジャガー・ルクルト
レベルソ トリビュート デュオフェイス

 
 
 
 
 
 
 
 
 
まずはこれ、ジャガー・ルクルトのレベルソ デュオ
例年、いつもながら出会う、そしていつもながら欲しくなるレベルソの新
同じ品種がここ迄進化したという事は、今年は特に特筆できます!
おなじみのレベルソは何もサプライズ感がある訳ではありませんが、とにかく角型時計としての縦・横の比率、厚み、重量感そしてケース裏の台座にエングレービングされたソレイユ
仕様にスキがありません。
 
デュアルタイム時差修正は、余計なボタンやプッシュホールを排除し、誤作動が起こらないようにケースをスライドさせた時にのみ見える12時側のケースにレバーが設置されています。

 
 
 
 
 
 
 
 
ダイヤルは、両面共 カラーリング 仕上げも素晴らしいものでした。
レベルソは今、8種類のサイズがあるまでに多様化しましたが、私にはこのサイズがベストかな…と。


改良を加えられた台座とラグ部分。

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
写真ではよくわかりませんが、台座とラグの部分をよく見るとかすかに腕へのフィット感を考慮したアールがかかっていて、ベルトが下に向く角度になり、腕への巻き付きも快適です。
ケース径:42.9×25.5㎜ K18PG、手巻き
防水:3気圧、価格:¥2,050,000(税抜)、4月発売予定
 
 
ジャガー・ルクルト
レベルソ トリビュートムーン


 
 
 
 
 
 
 
これも同じく・・・。ステンレスで軽いところも魅力。
古典的なレベルソムーンの最新型。
ドフィーヌ針インデックス真円のムーンフェイズカレンダーの組み合わせは、JLのロゴマークをも合わせて一体化したデザインのようです。
ケース径:49.4×29.2㎜ SS、手巻き
防水:3気圧、価格:¥1,350,000(税抜)、4月発売予定
 
 
 
そして、マスター ウルトラスリム ムーン


 
 
 
 
 
 
 
 
 
これまたサプライズ感はありません。
ひたすら、美しく進化したマスタームーン
その完成度はパーフェクトと言えます。
針の形、長さ、仕上げ、インデックスもシャープであらゆる角度の光を受け、視認性を高めます。
少しカレンダーの数字が小さく見にくいか…と思いますが、それがこのスレートグレーダイヤル(文字盤)のスッキリ感を向上させています。
名前の通り、ウルトラスリムのケースに、径は39㎜という大きくなく小さくない、存在感をきっちり出せるサイズ感も魅力です。
少しタイトなスーツや上質のジャケットとスラックスに上品に合わせてみたい…と思わず連想してしまいます。
ケース径:39㎜ K18WG、自動巻
防水:5気圧、価格:¥2,050,000(税抜)、4月発売予定
 
 
 
久々にリリースされたマークニューソンとのコラボ。
ジャガー・ルクルトの 「アトモス 568」


 
 
 
 
 
 
 
かつてない透明感をもつ分厚いバカラクリスタルは、たっぷりの重量感と共に、エクストラホワイトガラスにより極めて透明度が高く、時計全体も気密性に優れます。
手作りによる個体差のあるバカラ社のこの分厚いガラス細工は、加工の難しさを想像させます。

 
 
 
 
 
 
 
 
個人的に、私は昔からインテリアには大変興味があり、ゆったり振子が動き、ゆるやかに運針をするルクルトのこのアトモスが大好きです。
近代的なブルーの針とインデックスが新鮮でアーティスティック。
いつか手に入れたいと秘かな願望を持ってしまいます。
どんなシンプルな部屋、インテリアでも、これ一台で雰囲気やイメージはグーンと変化します。
1本(1台)の時計が雰囲気を大きく変えるという意味では、腕時計も同じことが言えますが…
アトモス568 BY マークニューソン
サイズ:265×230×147㎜、ムーンフェイズ付き
価格:¥2,900,000(税抜)
 
 
 
オーデマ・ピゲ
ロイヤルオーク クロノグラフ


 
 
 
 
 
 
 
ロイヤルオーク クロノグラフは、今年 発表20周年を迎えました。
それを記念して、ダイヤルをリニューアル。
8種類のモデルが発表されました。
その中でも、この通称「パンダ」と呼ばれる白に黒のインダイヤルのモデルは、
ロイヤルオークにこれ迄ありそうでなかったのです。
 
特に文字盤周囲を黒く色づけして引き締めたフェイスにし、積算計の両サイド2カウンターのみを大きくし、カレンダー位置も適正な位置に移され、整ったダイヤルバランスになりました。

 
 
 
 
 
 
 
 
スポーティながら高級感を漂わせたこのモデル。
内容のわりに価格も魅力的です。
ケース径:41㎜ SS、自動巻
防水:5気圧、価格:¥2,400,000(税抜)、6月発売予定
 
 
SIHH会場から外れて、レマン湖に浮かぶヨットで開催されたLVMHグループタグ・ホイヤーゼニスの新作発表会。




 
 
 
 
今年から新しくCEOとなり、いよいよ本格的に「ゼニス」に介入することになったJ.C.ビバーさん
ボートの中でバッタリ遭遇。
ビバー氏いわく、新しいゼニスのプロダクトのキーワードは、ダウンサイジング・・・とか
 
続きは、後日Part.3で。
 


 
 
 
 


 
 
 


 
 
 




 
 
 
 

2017 ジュネーブSIHHレポート ~Part.1~

 
2017年 ジュネーブ SIHH開幕!

 
 
 
 
 
 
 
 

昨年に引続き、多数の来場者ながら今年も落ち着いた雰囲気でスタート。

 


 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

最終日には一般ゲストも入場できるようになりました。(バーゼルフェア同様、商談室へは取引会社以外は入れませんが)

 

昨今の情勢から、警備は年毎に厳重になっています。

 


 
 
 
 
 
 
 
 

そんなHOTな会場と裏腹に、外は極寒…私の感想では今回は過去最高の寒さ。夜はマイナス10℃を軽く超え、朝から晩までとにかく寒い。

 

 

 


 
 
 
 
 
 
 
 
凍りつくレマン湖周辺。

いつもはモンブランが臨め、ほのぼのとした印象の一帯が、一転氷の世界に。



 
 
 
 
 
 

HOTな会場と氷点下の市街とのギャップ。まことにタフな会期中でした…

 

 

 


 
 
 
 
 
 
 
 

SIHH会場では、今年も数々の新作が発表されましたがベーシックでお求めやすく、かつ日本人向けのダウンサイジングされたものが目立ちました。

 

そんな中、特に目についた話題の大物をまずはご紹介。

 



 
 
 
 
 
 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
毎年会場で異彩を放つ、リシャール ミルのブース訪問は真っ先に!
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
出ました。

今年のコラボ、話題の「マクラーレン」!

軽量と強靭なケースとストラップの構造に加え 中身のムーブメントを詳細に紐解くと超絶、、やはりエクストリーム!でした

 

 

 


 
 
 
 
 
 
 
 
次にロジェデュブイのエクスカリバー スパイダー

これも進化を遂げた、最近のエクスカリバー系の傑作。40g台の軽さと軽いハニカムのネットのような地板がスケルトンをよりセクシーに演出。

 

この他にも多数のバリエーションを発表したロジェは、今年はますます目が離せません。

 



 
 
 
 
 
 
 
 

A.ランゲ&ゾーネのツァイトベルク デジマルストライク

 

これはマニア向けと言える(?)凄いシロモノ。加工の難しいハニーカラーゴールドのケース、瞬転表示式ツァイトベルクの機構はおなじみ。

 

特徴は、十進法のソヌリを追加したこと。

10分ごとに美しい音色を響かせ、正時には異なる音質を奏でます。

 


 
 
 
 
 
 
 
 

A.ランゲ&ゾーネ社は、昨年新工場を竣工し最新の設備に伴って、スタッフやエンジニアも増員されたベストな製造環境。

 

しかしながら生産個数は減産、、つまり一台あたりにかける時間と手間が格段に増したということです。

 

そんなランゲのクラフツマンシップは「渾身の時計づくり」といえます。

 



 
 
 
 
 

 

 

パネライ PAM700ラボ 50本限定(予価6万ユーロ)


”50年間オーバーホール不要”

そんなコンセプトの意欲作。素材はセラミックと特殊コーティングされたオイルフリームーブメント。

 



 
 
 
 
 

パネライカラーのブルーをインデックスに採用した珍しいミステリアスな風貌。

 

実に魅力的です。

これ以外にもブロンゾ、42mmのサブマーシブルなど多数新作が発表されました。

 

パネライコレクションは今年も必見ですよ。

 


 
 
 
 
 

新作の数々は追ってカミネHPでご紹介いたします。

 

 

次回”Part.2″

私が思わず買いたくなった時計をご紹介。(独断、ひとりよがり、と思って下さい。)

 

~Part.2へつづく!~

カミネ110th限定ローラン・フェリエ特別モデル


 
 
 
 
 
 
 
最終モデル。
ワンオフ(一台のみのピースユニーク)、入荷しました。
39㎜ケースガレ・マイクロローター
RGケースに、文字盤はもちろんグランフーエナメルです。
ローラン・フェリエ社のエナメルは、グランフーと呼ばれるものです。(仏語で“大きな火”
それは、ガラス質の釉薬を高温で焼成させた七宝の文字盤の事を指します。
ダイヤル上にエマイユ(フランス語でエナメル)という字の横にグランフーという文字が記されています。
 
 
上質なグランフー(エナメル)文字盤は、独特のぬくもり感を持ち、39㎜と径を従来のガレ・マイクロローターより1㎜小さくした事で、ぽってりした厚みのあるフォルムになり、ノスタルジーを感じる存在感のある仕上がりとなっています。

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
元々、ベースモデルのガレ・マイクロローターには40㎜ケースしか設定がなく、これまで計10本製作したカミネ限定モデルは全て40㎜でした。
今回のこのモデルは、特別にスイス ローラン・フェリエへ頼み込んで、1本だけ39㎜ケースで製作して頂いたものです。
 
ムーブメントは、ジュネーブグランプリを獲得したローラン・フェリエ社の誇るマイクロローター。

 
 
 
 
 
 
 
 
クラシックな外見と違い、ムーブメントは最新の技術が盛り込まれています。
パーツの一部にシリコンを使ったローラン・フェリエ独自ナチュラル脱進機の採用により、ゼンマイからの動力の伝達のロスを大幅に軽減する事ができ、その結果 パワーリザーブは3日間まで伸びています。
 
今回は、Dバックル仕様です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
シンプルなデザインですが、脱着も軽快で装着感も抜群です。
 
文字盤デザインの元となった、1870年代のパテック フィリップの懐中時計 ミニットリピーター。

 
 
 
 
 
 
 
 
まず文字盤のデザインを書き起こしてもらい、それを元にフォントの太さや大きさを何度もやり取りを繰り返し修正していきます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
最終完成予想のCG画像。
(着想から完成までに約8ケ月)




 
 
 
 
 
 
 
裏ブタのエッジに、
Kamine-110th Anniversary-Piece Unique
と、エングレーブされています。

 
 
 
 
 
 
 
商品は、カミネ・トアロード店にございます。
是非、お気軽にお声掛けの上、御覧ください。
ガレ・マイクロローター
世界限定:1本、自動巻
ケース径:39㎜、K18RG
アリゲーターストラップ Dバックル付
価格:¥5,940,000(税込)
 

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