Patek Philippe Floorブログ

パテック フィリップ レディス・コンプリケーション 4968 「ダイヤモンド・リボン」

パテック フィリップのレディス・コンプリケーション 4968には、「ダイヤモンド・リボン」 という愛称がついています。

ケースに使われているダイヤモンドは、273個(約2.12カラット)


 

 

 

 

 

 

 

時計全体にリボンを巻きつけるように、ダイヤモンドを配したエレガントなタイムピースです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤモンド取巻きの腕時計それはご婦人用のひとクラス上のカテゴリーとして古くから人気のアイテムで、実に様々な時計ブランドが製造しています。

それらと一線を画すパテック フィリップのレディス・コンプリケーション 4968「ダイヤモンド・リボン」という時計は、ご自身又はすぐ目の前の方から時計を見た時、隙間なく立体的に(つまり縦、横、斜め)ケースがダイヤモンドで埋め尽くされている贅沢な逸品なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイドから見ると、ベゼルからケース側面にかけて斜めに何重かに巻かれているダイヤモンドは、ぐるぐると螺旋状に取巻くスパイラル・セッティングという高度な技術で取り付けられています。

 

 

 

 

 

 

 


螺旋状なので、当然「始まりと終わり」があります。

 

 

 

 

 

 

 


12時の上の先端が一番細く、それから徐々に太くなっていくのがおわかりでしょうか。

これは、セッティングするダイヤの大きさを少しずつ大きくしていかなければならないので、大変な手間と労力を要します。

この時計のデザイン、インスピレーションは新体操のダンスリボンリズミックアート、その美しい演技からきたというのも、アーティスティックでエレガントなストーリーですね。


 

 

 

 

 

 

 

裏からは美しいパテック フィリップ手巻きムーブメントキャリバー215がお楽しみ頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パテック フィリップ
レディス・コンプリケーション 4968

ケース径:33.3㎜、K18RG

手巻き ムーンフェイズ

アリゲーターストラップ

 

 

 

カミネ トアロード店2F パテック フィリップ・フロア

 

 

 

 

 

 


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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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