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パテックフィリップセミナーinスイスその3

いよいよ、今回の訪問地で一番たのしみだった文字盤工房フリッキガー社に来ました。こちらの工房ではガルバニウムメッキによる素晴らしい発色のカラー文字盤や熟練工によるサテン仕上げの文字盤の製造を実際に見る事ができました。
精緻な仕上がりの製品ですが、随所に職人の手仕上げが施されており、工芸品であり、芸術品だと感じました。
特にクロノメトロゴンドーロの文字盤は、
ギョウシェ彫り用の古い工作機械を再現し、気の遠くなる様な時間をかけ、手作業で制作していました。
なので、個体によって彫りの深さや、紋様のピッチはすべてちがいます。
オンリーピースを手にする特別感を感じて頂けると思います。

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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