KAMINEスタッフブログ

パテック フィリップのメンテナンスのこと

パテック フィリップ社は自社で製造されたものであれば
どんなに古い物でも修理すると広告していますが
これは実は結構大変なことです。

実際、スイスの某超有名ブランドでもパーツの保管期間が過ぎていると言って
40年以上前のモデルは修理を受け付けてくれません。

パテック フィリップ社はパーツが無くなっていれば、それを造ります。
そのために古いパーツを造るための工作機械を保存し続けています。

古い設計のパーツは古い工作機械でなければ造れないからです。
コスト的に考えるととても割に合いませんが、どんなに古い物でも
修理するということは現行品を何十年先でも修理するということでもあります。

この完全なメンテナンス体制も何十年に渡って所有するに値する
パテック フィリップの価値の一つです。

パテック フィリップ展まで、あと5日です。

カミネ トアロード店
Tel.0783210039
Open.10:30-19:30(無休)

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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