KAMINEスタッフブログ

PANERAI とってもレアな限定品入荷!!

こんばんは。
カミネ元町店の栩山(とちやま)です。
GWはいかがお過ごしでしょうか?
私は先日お休みを頂戴し、映画を見てまいりました!

『GHOST IN THE SHELL』

この映画は1991年に発表された士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」を原案とした、人間と機械の境界が曖昧になりつつある近未来社会を描いたSF映画です。
1995年、押井守監督によって「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」というタイトルでアニメ映画化されましたが、
これはむしろ日本国内よりも海外でヒットし、その評判が逆輸入される形で日本でも話題をさらったというものでした。

この映画。

原作ファンの方にもぜひ見て頂きたいです!
なんせ、吹替え版の主要人物の声優が押井守アニメーション版と同じなんです。
作中の色々なところにファンを喜ばす小ネタが散りばめてあり、原作ファンの方は
にやりとする事まちがいなしです。

そして、なにより世界観がすばらしい。
アジアン・テイストの猥雑な街並みと未来都市の立体感が見事に融合されております!
どのシーンを切り抜いてもクール。
その中でスカーレット・ヨハンソン扮する主人公が華麗にアクションシーンをこなす…
ハリウッドにしかできないなこりゃと思いました!!
お暇がございましたら是非是非ご覧くださいませ。

それでは、お時計の紹介です。
本日は、パネライにしか作れない、とてもレアなモデルが入荷いたしましたので、ご紹介させて頂きます!

ロシェンツィアート – ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT チタニオ – 47MM

手巻き

チタンケース

トゥールビヨン

¥16,167,600

このモデルは機械式時計の発展の基礎となるイタリアが生んだ天才、
ガリレオ ガリレイに敬意を表して開発されたモデルです。
ちなみにイタリア語でLO SCIENZIATO(ロシェンツィアート)とは
科学者という意味なんです。

スケルトン仕様のトゥールビヨンを搭載した「ロシェンツィアート」は、
パネライ マニュファクチュールの「アイディア工房」である
LAB-IDによって作られたモデルです。

余談ですが、今年のジュネーブサロンで、この工房から発表されたモデルは
なんと、50年保証!!
ムーブメント内部の各パーツに低摩擦の複合素材を使用したことで、
「潤滑油」を不要にしました。
オーバーホールは「潤滑油」の劣化という現象が大きく関わってくるので、
不要にすると、50年も保証期間を延ばせるのですね。

上のような、実験的な時計を作る工房がLAB-IDなのです!

詳しくはこちらをクリックください!

因みに上のリンクの商品のお取扱いはカミネではございません。大変、申し訳ございません(涙)

話を戻しまして…

このスペシャル エディションのケースは、直径47mmでチタニウム製です。
チタニウムは低アレルギー性かつ耐腐食性に優れており、スティールに比べなんと約40%も軽量なのです。
ケースは「直接金属レーザー焼結方式」と呼ばれる方法で作られています。
この方式は粉末状のチタンを薄く敷き、そこにレーザーを当てる、
その熱で粉末を溶かし、焼結させる、ひとつの層ができたら、再び粉末を敷いて次の層を焼結するという作業を繰り返す。
このプロセスで、厚さわずか0.02mmの層の連なりが一体化して、完全に固体化することで、
従来の方法では達成し得なかった軽さ、均一性、優れた外観を実現しています。

中の機械に関してですが、パネライによる特許取得の特殊トゥールビヨンを搭載しております。
ぜひ店頭でご覧いただきたいのですが、トゥールビヨンの回転が特殊で縦に回転します!!

そして、スケルトン仕様なんです。
でチタニウム製のブリッジおよびプレートを仕様しておりますので、
使用素材の密度が低い(一般的な仕様素材、真ちゅうと比較して約半分)ため、ムーブメントの総重量は、
既存のスケルトンモデルとの比較で約35%軽量です。
47mmと大きめのケース径からは想像出来ないような驚くべき軽さです。

また、ブリッジ、プレートおよびバレルをスケルトン化したことから、バレルのゼンマイがほどけて再び巻き上げられる様子や
入り組んだ歯車の動き、トゥールビヨン ケージの特殊な回転など、魅力的なディテールを時計の両面から鑑賞できるようにしたことで実現しました。

昨今のパネライの特徴としまして、ご紹介させて頂きましたモデルのように
ケースの形状は今までとあまり変わらないクラシックな雰囲気だけれど、
中身は最新技術をふんだんに取り入れているといったギャップを楽しめるモデルが登場しています。

是非、店頭で楽しんでご覧いただければと思いますスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

元町店 078-327-3363

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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