日本に時計技術の専門学校があるのはご存知ですか?
1996年に日本時計輸入協会から技術者養成依頼を受け、協会の認定校として開講されたのが『ヒコ・みづのジュエリーカレッジウォッチコース』です。
私共カミネには『ヒコ・みづのジュエリーカレッジウォッチコース』で、専門知識・技術を習得してきたスタッフが時計アドバイザーとして活躍しています。
日本では珍しい時計技術の専門学校『ヒコ・みづのジュエリーカレッジ』をご紹介いたします。
徹底されたカリキュラム
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目的に応じて、全日制専門課程(2年制、3年制)とキャリアスクール(1年制)の3つのコースがあり、さらにウォッチメーカーコースには「時計技術」「金属加工」「外装知識・デザイン」「時計理論」の4つのカリキュラムからなり、ウォッチメーカーを目指す上で必要不可欠な知識と技術を習得します。
1年次、2年次、3年次と段階を踏んでカリキュラムが異なります。
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1年次カリキュラムは、時計の基礎から、使用する工具の把握から始まり、スイス製の手巻き、自動巻き機械式時計、クォーツ時計の仕組みやメンテナンスのノウハウを一から学びます。
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2年次カリキュラムは、扱う教材ムーブメントがスイス製を中心に小型、薄型、国産のものなどバリエーションも豊富になります。1年次で身につけた技術の応用を学び、さらに高度で実践的なテクニックの習得を目指します。
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3年次カリキュラムは、クロノグラフをメインに学び、1週間の授業はすべて時計技術のカリキュラムになります。3年間の学びの集大成であるマスター認定試験にも挑戦し、時計業界へ巣立つ準備を整えます。
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さらに全日制専門課程とは異なり、趣味やスキルアップを目的とした夜間のキャリアスクール(週2回)もあります。機械式時計のオーバーホールを中心にクォーツ式時計の修理や電池交換、脱進機やヒゲゼンマイの調整といった修理技術の基礎を学びます。
時計業界との連携
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世界最高峰と言われるパテック フィリップと世界的に有名なブランドを有するリシュモングループとは太いパイプがあり、選ばれた学生はスイスのトレーニングセンターで研修を受けることができます。
この他、世界でも人気の時計企業での講習会や特別授業なども様々なスタイルで開催されており即実践につながるようなレクチャーが行われています。
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その中でも学生に人気なのが、“スイス時計業界の至宝”と呼ばれる世界最高峰の独立時計師であるフィリップ・デュフォー氏の工房訪問です。
時計製作のレクチャーや旋盤作業など多くの貴重な体験を受けることができます。
時計製作研究生制度
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専門課程卒業後、時計製作に特化した1年間の研究生制度が東京校にあります。修理技術の応用を活かし世界にひとつだけの手作りの機械式時計を製作します。その特別講師として同校の卒業生で、独立時計師として活躍されている菊野昌宏氏が担当されています。
ご興味をお持ちの方はこちらをアクセスください。
ヒコ・みづのジュエリーカレッジ(http://watch-hiko.jp/)