「The Evolution of Tradition/進化する伝統」のフィロソフィーから誕生したローマン・ゴティエの時計は、独自の機構や手作業による他には類を見ない高いレベルの仕上げで、世界中の時計愛好家を魅了し続けています。エンジニア出身という経歴による精密な 加工技術、そしてジュウ渓谷で生まれ育ったという環境から身に付いた伝統的な時計製造技術への敬意、理解と知識。これらが融合した個性を持つ製品は、多くの人を惹きつけています。
この素晴らしいローマン・ゴティエの世界と製品を堪能できる空間が、新店舗 L'espace de kamine(エスパス ド カミネ)に誕生しました。 西日本エリアで唯一の正規取扱店に誕生するコーナーは、ブランドの独自性を表現するデザインコンセプトを取り入れており、日本の愛好家のみならず世界の愛好家にとっても訪れる価値のある場所となります。
独自の機構や美しい仕上げで、世界中の時計愛好家を魅了し続ける『ローマン・ゴティエ』
2005年に創業されたローマン・ゴティエはスイスのジュウ渓谷にベースを置く高級時計ブランドで、情熱的な創業者ローマン・ゴティエが率いています。 彼はスイス高級時計製造の中心地でもある、絵画のように美しいジュウ渓谷で育ち、勉強や仕事をする中で育んできたノウハウと、比類なきタイムピースを生み出すためにオート・オルロジュリーへの妥協なき取り組みを結びつけました。
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ローマン・ゴティエの全ての時計には、創業者ローマン・ゴティエ自身が設計した自社製ムーブメントが搭載されています。ローマン・ゴティエの専門分野である精密工学と、出身地であるジュウ渓谷の伝統的な時計作りが融合したものです。その代表的な例が「ムーブメントの仕上げ」で<パーツの高い加工精度>と<手作業による面取り>により実現されています。
工業化されておらず、 時計製造の意義や視覚的な重要性の点から見ても妥協を許しません。それぞれの職人技術において卓越性を求めており、製造に時間的な制約を設けていません。
エスパス ド カミネ<ローマン ・ゴティエコーナー>
ブランドの個性を反映した空間
コーナーのデザインは、ブランドの歴史と独自性を反映しています。特に色と素材はブランドの起源と、それぞれの製品によって表現された異なる世界を思い起こさせてくれます。 例えば、マッカーサーエボニー(縞黒檀)はジュウ渓谷の自然や森林の象徴であり、ローマン・ゴティエのディスプレイにも長く使われてきました。これは、ヘリテージコレクションの気品あるイメージや 手作業による丁寧な仕上げなどを表現しています。一方、ディスプレイのアクセントに使われているブラックとマット仕上げのスティールは、対極的なイメージでフリーダムコレクションを想像させます。
ブランド創業の地、ジュウ渓谷を再現したウォール
ブランドイメージとフィロソフィーを伝えるのに、コーナーウォールの印象はとても大事です。そこで、ウォールには創業地ジュウ渓谷を空から見た景色を再現しました。ジュウ湖、ジュウ渓谷に代表されるヴォリオン地方、そしてローマン・ゴティエ工房の位置関係を 正確に表現できるサイズで作られています。ジュウ渓谷は、ローマン・ゴティエが保存しようと考えている専門知識や技術、そしてヘリテージを集めたスイス時計産業発祥の地といえる場所ですので、ここを強調することは重要だと考えます。
招待制イベント
《Exclusive Afternoon with Romain Gauthier》
日時:4月29日(土)16:00~18:00
場所:エスパス ド カミネ
ローマン・ゴティエがブランドとして、2005年の創業からこれまでに成し遂げた素晴らしい技術と製品、そしてコンティニュアムで新たな領域を広げたブランドが目指す未来について、ローマン・ゴティエ氏が自ら語る貴重な機会をご用意いたしました。
また、ローマン・ゴティエ氏とクロノス日本版編集長 広田雅将氏が、ブランドの現在そして未来について語るトークショーも開催、トークショーの後には2人との対話を楽しむ時間もございます。
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ローマン・ゴティエ氏
1975年スイスのジュウ渓谷、スイス高級時計製造発祥の地で生まれ、ここで伝統的なオート・オルロジュリーへの情熱を育み、機械学とエンジニアを習得、デザインへの造詣を深めました。
2005年満を持してローマン・ゴティエブランドを立ち上げ。彼のビジョンは、技術の向上によって豊かな伝統と専門的な技法を守りながら、新しい領域を探求することです。
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広田雅将氏
1974年大阪府出身の時計ジャーナリスト。GQ JAPAN等多数の連載を持ち、現在は時計専門誌『クロノス日本版』およびそのウェブ版「webChronos」の編集長を務めている。