PARMIGIANI FLEURIER - パルミジャーニ・フルリエトンダ PF スケルトンプラチナブルー

PFC912-2020003-200182

￥ 18,447,000（税込）

2024新作

ブランド

PARMIGIANI FLEURIER
パルミジャーニ・フルリエ
ムーブメント

PF777–スケルトン自社製自動巻きムーブメント
機能

時、分
ケース素材

ポリッシュ／サテン仕上げのプラチナ950
ケースサイズ

直径40 mm、厚さ8.5 mm
ストラップ / ブレスレット

ポリッシュ／サテン仕上げのプラチナ950
詳細スペック
キャリバー
PF777–スケルトン自社製自動巻きムーブメント
【パワーリザーブ】60時間
【振動数】28,800振動／時（4Hz）
【石数】29
【部品数】187
【直径】30.6 mm
【厚さ】3.9 mm
【装飾】サテン仕上げのオープンワークブリッジ、面取りされた角
【ローター】プラチナ950、スケルトン、ポリッシュ仕上げ、サンドブラスト加工

ケース
ポリッシュ／サテン仕上げのプラチナ950製ローレット加工ベゼル
【直径】40 mm
【厚さ】8.5 mm
【リューズ】Ø 4.3 mm、ねじ込み式
【ガラス】ARunic反射防止加工のサファイアクリスタル
【ケースバック】サファイアクリスタル
【ケースバックの刻印】シリアルナンバー、“PARMIGIANI FLEURIER”
【防水性】100 m

ダイヤル
【カラー】ミラノブルー
【仕上げ】サンドブラスト加工、サテン仕上げ
【インデックス】ハンドアプライド、ロジウム加工の18Kゴールド

針
ロジウム加工の18Kゴールド、デルタ型スケルトン

ブレスレット
【素材】ポリッシュ／サテン仕上げのプラチナ950
【バックル】フォールディングクラスプ、18Kホワイトゴールド

トンダ PF スケルトンプラチナブルー（PFC912-2020003-200182）の特徴

オープンワークのプラチナが芸術的に織りなす彫刻のような時計。２０２４年の『トンダＰＦスケルトン』は、文字通り「開かれた機構」です。

『トンダＰＦスケルトン』は、ステンレススティールモデルと１８Ｋローズゴールドモデルで二年前に誕生したコレクション。それは、従来のウォッチメイキングの世界で類を見ないスケルトンモデルで、驚きをもって迎えられました。そのコレクションに、今年はオールプラチナ製の高貴なモデルが加わります。

パルミジャーニ・フルリエの『トンダＰＦスケルトン』の開発は、単なる腕時計の製作ではなく、スケルトン化という古くからの技術を再考した上で、徹底的に現代的なアプローチをもって、新たなスケルトンの時代をつくり上げています。

『トンダＰＦスケルトン』のプラチナモデルでは、ムーブメントの複雑さがすべて可視化され、現代建築の傑作を彷彿させる「抜け感」があります。各部品は光と戯れるように設計されており、立体と空洞が絡み合うように機構を視覚的に変容させます。

この時計の最大の魅力は、ムーブメントのオープンワークであり、素材と透過性の繊細な均衡を生み出しています。

この技術は、ムーブメントを可能な限り開き、内部機構を可視化させる一方で、構造的な要素には充分な強度をもたせるというものです。『トンダ PF スケルトン』プラチナモデルの芸術的なオープンワークは、バランスとボリュームを保ちながら、ムーブメントの呼吸と構造を明らかにします。

重量感（FULLNESS）と空洞（EMPTY）の間に見えるもの

パルミジャーニ・フルリエの職人は、開かれた要素から堅固な空間を巧みに演出して、キャリバーＰＦ７７７の心臓部に光をもたらします。手作業で慎重に面取りされた繊細な透かし彫りは、機構の拍動する中央部に目を惹きつけ、そこから時計の運動力学の一部を垣間見ることができます。

最大限の軽さを確保するために、ＰＦロゴの入ったプラチナ製ローターはサファイアクリスタルに埋め込まれています。サファイアクリスタルのシースルーケースバックは、１８７個の部品から成るすっきりとした構造と調和するように芸術的につくられています。手首の動きによって生じる振動が香箱の巻き上げを促進し、透かし彫りの香箱からは毎時２８,８００振動でテンプを駆動する主ゼンマイの、安定した収縮と開放の運動を見ることができます。

色彩・フォルム・機能

パルミジャーニ・フルリエの美観に関する事柄と色彩の選択には、つねに入念な検討を重ねていて偶然の産物はひとつもありません。スケルトン化されたムーブメントのプラチナの輝きとＡＬＤミラノブルーの表面が生み出す鮮やかなコントラスト、サテン仕上げとサンドブラスト加工による精密な仕上げ、職人の手で磨き上げられたシャープな角が、視覚的にゆたかな全体をつくり出しています。この光と影の演出は、ムーブメントを拡張するフランジによって強調され、洗練された美観だけではなく、可読性も各段に向上させます。

トンダＰＦコレクションと同様のスタイルを貫く『トンダＰＦスケルトン』のプラチナモデルは、オープンワークダイヤルが複雑さとミニマリズムを兼ね備えています。アワーマーカーは、ダイヤルの面に浮くように設置することにより広いスペース生み、オープンワークの二本の針は優美にダイヤルの上を回転します。これらの針は、フランジまで延びるオープンダイヤルと背中合わせに配され、ムーブメントとの視覚的なつながりを演出しています。

視覚的にインパクトのあるデザインは、ボリュームとプロポーションの本質的な均衡と調和を一切損なうことなく、むしろ増大させています。パルミジャーニ・フルリエの芸術性が映し出される設計です。

芸術作品

厚さ８.５mmの『トンダＰＦスケルトン』プラチナモデルのすっきりとした美しさは、最高級のウォッチメイキングの伝統を現代的な方法で再考するというパルミジャーニ・フルリエの姿勢が強く表われています。厳粛でエッセンシャルな構造は、光を受けて輝き人目を引くローレット加工とポリッシュ仕上げのベゼルを強調しています。また、ブレスレットの中央を走るリンクのラインは、わずかに角度をつけて外側を区切り、これによって生き生きとした究極にしなやかで滑らかなシルエットが誕生しました。

ソリッドな重量感や堅実性のあるプラチナが使用されているにもかかわらず、スリムな時計の重さは均等に分散されています。手首との一体感があり、流れるような軽さと最上級の着け心地を実現しています。

『トンダＰＦスケルトン』プラチナは、ウォッチメイキングに対する審美眼をもち、鋭いスタイルセンスによって品格を追求する現代の純粋主義者に向けて生み出された時計です。このモデルのすべてに、均衡、調和、芸術性が表れています。