PARMIGIANI FLEURIER - パルミジャーニ・フルリエ トリック プティ・セコンド
PFC940-2010004-300181
¥ 8,206,000(税込)
2024新作
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ブランド
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ムーブメント
PF780 −18Kローズゴールド自社製手巻きスモールセコンドムーブメント
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機能
時、分、秒
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ケース素材
ポリッシュ仕上げのプラチナ950
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ケースサイズ
直径40.6mm、厚さ8.8mm
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ストラップ / ブレスレット
ヌバック加工のアリゲーターレザー
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キャリバー
PF780 −18Kローズゴールド自社製手巻きスモールセコンドムーブメント
【パワーリザーブ】60時間
【振動数】28,800振動/時(4Hz)
【石数】27
【部品数】157
【直径】28.4mm
【厚さ】3.15mm
【装飾】コート・ド・フルリエ、面取りされた角
ケース
ポリッシュ仕上げのプラチナ950、ローレット加工のベゼル
【直径】40.6mm
【厚さ】8.8mm
【リューズ】Ø 6mm
【ガラス】ARunic 反射防止加工のサファイアクリスタル
【ケースバック】ARunic 反射防止加工のサファイアクリスタル
【ケースバックの刻印】シリアルナンバー、「PARMIGIANI FLEURIER」
【防水】50m
ダイヤル
【素材】18Kホワイトゴールド
【カラー】セラドン グリーン
【仕上げ】手作業のグレイン仕上げ
【インデックス】ハンドアプライド、ロジウムプレートの18Kゴールド
針
【時分針】ロジウムプレートの18Kゴールド
【スモールセコンド針】ロジウムプレートのステンレススティール
ストラップ
ベージュのハンドスティッチ、ヌバック加工のアリゲーターレザー
【バックル】プラチナ950ピンバックル
トリック プティ・セコンド(PFC940-2010004-300181)の特徴
エレガンスの再定義
新作のトリックコレクションは、メゾンがどのように差別化を図ってきたかを物語っています。このコレクションは、変化していくモダンデザインの流動性を語り、革新的な技術と磨き抜かれた美観がひとつになる、清々しく落ち着いた高級感を実現しています。
パルミジャーニ・フルリエは、時計という計時ツールを再定義して、さらにあらゆる制約を打ち破って設計しました。このトリックは穏やかな革命であり、性能と美学を誰も踏み込んだことのない静謐さの領域へと押し上げる力となります。研ぎ澄まされたデザインは、ウォッチメイキングにおける既存の常識を超越し、進化し続けるラグジュアリーの輪郭を描く可能性を示唆します。その歯車には、再生の約束が込められています。
トーラスのモダンな流動性
ドーリア式の柱とトーラス(円環面)の幾何学からインスピレーションを得たトリックコレクションは、1996年から変わらない強烈なアイデンティティを保ったまま時を重ねてきました。この度発表される新しいコレクションで、その進化は明らかですが、時を経ても不変の要素があります。それは、今日ではパルミジャーニ・フルリエのシグネチャーコレクションの一部を飾るローレット加工のベゼルです。
新トリックコレクションのケースにもこのベゼルが使われていますが、徹底的に現代化されています。このシグネチャーをのぞけば、創業当時のモデルとの造形上の類似点はなく、トリックは新たな歴史を刻み始めました。
純粋でミニマルなケースの全体的なラインは、トリックコレクションが経た美的な変化を物語ります。横から見ても正面から見てもケースとストラップが一体化しており、突起や急角度はなく、どのアングルでも流れるような柔らかい外観をしています。新しいエレガンスの基準を取り入れたトリック プティ・セコンドも例外ではありません。
忘れられたウォッチメイキングの伝統
世界の時計愛好家に認識されているように、パルミジャーニ・フルリエは、すべてのクリエーションの中でウォッチメイキングの伝統と遺産に敬意を払う、限られたエリートブランドのひとつです。製造技術の選択という点で、トリックはその特徴をよく表しています。当然ながら、装飾はパルミジャーニ・フルリエの最高基準に則っています。
インデックスと針は、付属品も含めて18Kローズゴールド製です。ゴールド製のダイヤルは、伝統的な技法に従って緻密なグレイン仕上げと面取り加工をしています。グレイン仕上げは、繊細でマットな質感を表面に与える技法で、ウォッチメイキングの技の真髄とも言えます。この技法は、ミシェル・パルミジャーニのような一流時計師の忍耐と専門技術をもって現代に甦った技法で、酒石英・粉砕した海塩・銀を脱塩水に混ぜた均質な特製ペーストを細心の注意を払ってダイヤルに塗布します。
このペーストを塗布した後に、専用ブラシで優しく磨きます。このプロセスで、極めて規則的でソフトな表面が仕上がり、光が分散してダイヤルの見た目は柔らかくなり、独特の存在感を放ちます。
トリックのケースは、1960年代の「ヴィンテージ」スタイルを着想源としていて、真っ平らではなく面取りが施されています。ケースのエッジは、内側面に支えられてわずかに下がり、高低差があります。この「面取り」の技法は、古くからの伝統技法である、時計用のガラスの製造方法にヒントを得たものです。この製造技法では、ガラスはケースの形状に合わせて特殊な方法で成形されます。平らな形状やわずかにドーム型をしたガラスとは違い、面取りされたガラスは時計ケースの輪郭にぴったり合うように、湾曲するか丸みを帯びています。
大胆な色彩と「プント・ア・マーノ」
ストラップにも、全体的なアプローチが踏襲されています。アリゲーターをベースにしたヌバック仕上げのストラップを飾るのは、ナポリの一流テイラーが使う「プント・ア・マーノ(=手縫い)」と呼ばれるサルトリアルスティッチ。美的な特徴であると同時に、スーツの着け心地も向上させる技術です。パステルの色調はどれも繊細で落ち着きがありつつ、時計では見たことのないような大胆な色の選択をしています。
トリックは単なる新しい時計コレクションではなく、現代社会においてエレガントであることの意味に思いを馳せるよう誘いかけます。このコレクションは、秀逸な職人技と革新的な美観の調和を目指す思慮深いアプローチの賜物です。トリックの狙いは、古典主義の枠を超え、モダンなエレガンスの本質そのものに重きを置いた現代的な時計の解釈をお届けすることです。
新しいモダニズム構造
新しいトリックは、ラグジュアリーの世界における新しい段階の到来を告げます。刹那的なものから着実に脱却したこのモデルの核をなすのが、ムーブメントです。ローズゴールド製の『トリック プティ・セコンド』の機構はすべてが新しく、一見ほとんど見えないようです。
三つの大きな18Kローズゴールド製の面はブリッジで、幾何学的見地のみに基づいて配置されています。見えるのは、ふたつの香箱と調速機構だけです。コート・ド・フルリエで飾られた大きなブリッジとサンドブラスト加工のプレートが交互に配された前例のない構造で、ミニマルで現代的な美的構成の中に、ウォッチメイキングの偉大な伝統が反映されています。印象的なグラフィックが、時計全体のスタイル要素のひとつになるようにデザインされています。
その構造は、美観の追求が優先されたアプローチが取られ、エレガントに仕上げるための造形的な必要事項を踏まえて、入念に検討されました。巻き上げの技巧と時計ならではの感触を楽しむために、ムーブメントは手巻きで設計されました。
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