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カミネの最新情報です。

腕時計の『磁気帯び』について

店頭スタッフが分かりやすくご説明します

私たちの身の回りには、スマートフォンをはじめ磁気を発生させる様々な機器が存在します。気が付かないうちに腕時計に磁気を与えてしまうことがあります。“突然 時間が狂った”という修理依頼には実は故障ではなく、磁気帯びが原因だったというケースが多くあります。

磁気帯びの症状としては、、、

クォーツ式の腕時計は内部に組み込まれている極小のモーターを断続的に動かして針を進めています。ここに強い磁気を発する物を近づけると、モーターの規則正しい動きに乱れが生じます。モーター自身が電磁石のため、強い磁気に引きつけられると動きが止まり、針は進まず時間が遅れます。その逆にモーターの電磁石に反発する極の磁力を与えると針は進みます。


磁気は離れると影響は受けなくなるため正常に戻りますが、磁気の影響を受けた分は誤差として残るため、腕時計に何か不具合が生じたのではないかと思ってしまいます。


機械式時計は、内部部品に強い磁気を帯びると精度が極端に悪化し、1日に数十分も時間が狂うことがあります。この場合は磁気を抜かない限り正常な状態には戻らないため磁気抜きの作業が必要となります。


磁気帯びは一時的に磁気の影響を受けて時間が狂うだけで、腕時計自体の故障ではありません。磁気抜きをすれば元通りにお使いいただけますので、精度が悪いと感じた場合はお気軽にご相談ください。


磁気は、日常生活でお使いの物から影響を受けます。

●衣類やハンドバッグのマグネット

●携帯電話やスマートフォン

●テレビやパソコン

●音響機器のスピーカー

●電子レンジ、ドライヤー、シェーバーなど

●モーターを搭載した家電製品 etc...


現代の生活の中で腕時計に磁気の影響を全く与えないことは難しいかもしれませんが、その可能性を低くすることはできます。腕時計の保管場所やご使用時にそばに磁気を発する機器がないかご注意ください。


ご不明点などありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。


カミネ サービス部

Tel.078-321-0039
Open.10:30-19:30
※12月31日、1月1日2日は全店休業。
※12月8日~17日のルミナリエ開催期間中は混雑の少ない16時までのご来店をお勧めいたします。

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