理想とする時計を作るためにせつしつした独立系ブランド。スイス・フルリエの時計製造技術と、九州・福岡の匠の技を融合させ完成した時計がファーストモデルの『紺碧(KONPEKI)』
時計愛に溢れるパリス・リチャード氏、ダコスタ・トーマス氏、ハヤシマ・サトシ氏が集結し理想とする時計が生まれました。
『Parris daCosta Hayashima』
ブランド名は、創業者のファミリーネームを並べています。
3人は時計業界やラグジュアリー業界の出身ではなく、家族ぐるみで付き合う旧知の仲で、共通の趣味が時計でした。時計談義の中で自身たちが理想とする時計を作りたいという思いが強くなり構想期間2年を経てブランドを設立。
一切の妥協をしない日本とスイスの伝統的な匠の技を融合した時計。
ファーストモデル『紺碧(KONPEKI)』。
深く濃い青色で伝統的な日本の色の一つとされる“紺碧”に、ダコスタ・トーマス氏が代々受け継いできたロンジン製ポケットウォッチからデザインの着想を得ています。
特別な時に加えて、日常をエレガントに装うためのドレスウォッチを求めて、約2年という月日をかけてデザインコンセプトを整えました。
ヴァル・ド・トラヴァールの時計製造(時計本体とバックル)と、九州のクラフツマンシップ(ストラップや箱などの小物)とのコラボレーション。伝統的な水平分業スタイルです。
ムーブメントは、ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエの薄型マイクロロータームーブメントCal.5401をベースにしたPdCH01。ローターに銘入れを施し、針と同様の紺碧ブルー(PVD)ネジをアクセントに加えています。
ケースはラ・ショードフォンにあるLAB(Les Artisans Boitiers)とワークを進めながらデザインを具現化しています。薄型のマイクロローターと大きめのスモールセコンドを収めるためにチャプターリングを入れて全体のバランスを整えています。
ダイヤルは、Quadrance et Habillage と共に進めました。文字盤の表面は細かい凹凸がある梨地仕上げにし、盤面に銀分をまぶし馬毛ブラシで表情を整えサンドブラス加工することで、光の反射を抑えた視認性が高い実用性と温かみのある文字盤に仕上がっています。
ベルトは、福岡の革職人と共に紺碧専用に制作しました。マット仕上げの天然クロコダイルに、丁寧にポリッシュ仕上げを施したケースの輝きは対照的でクロコダイルの質感を存分に楽しむことができます。
紺碧を保管する箱は、八女の木工職人 檜枝氏に協力を得ています。材木は40年以上前の古い楠を使用。楠の木の表情を浮き立たせるために日本の伝統的な塗装技法で仕上げています。箱の内装は紺碧ブルーのピッグスエードを採用しています。
紺碧(KONPEKI)
ステンレスケース(40.5mm)
自動巻(Cal.PdCH01)
タングステン製のマイクロローター
ロジウム仕上げのブリッジ コート・ド・ジュネーブ装飾
29石
160個のコンポーネント
振動数;21,600VpH(3Hz)
約48時間パワーリザーブ
無反射加工がなされたサファイア・クリスタル
サファイア・クリスタル バック
3気圧防水
アイボリー・ホワイト グレイン仕上げダイヤル
Konpekiブルーのアプライドインデックス
ドーフィン型Konpekiブルーの針限定ナンバー刻印
世界限定25本
¥1,200,000(税別)
商品について、カミネ 旧居留地店までお気軽にお問い合わせください。
カミネ 旧居留地店
Tel.078-325-0088
Open.10:30~19:30(無休)