1960年はエルヴィス、ジミヘン、ビートルズと

語り継がれるミュージシャンたちが台頭した年。

そしてこれから近代化も進んでいくという時代に

グランドセイコーは誕生しました。

2020年は同ブランド60周年の記念すべき年。

それに伴い、記念モデルも発表されています。

SLGH003は毎時36000振動の

ハイビートムーブメントを搭載した革新的な時計。

しかし、その分駆動時間（パワーリザーブ）を

確保し辛いというデメリットもあります。

SLGH003に搭載されているキャリバー9SA5は

そのデメリット払拭した革新的ムーブメントです。

デュアルインパルス脱進機や

2つの動力ゼンマイをもつツインバレル方式を採用することにより

約80時間のパワーリザーブを確保しています。

これまでグランドセイコーの時計に搭載されていたハイビートムーブメントは

パワーリザーブが55時間でしたので大きな進化と言えます。

（55時間という駆動時間も十分ではありますが・・・）

このキャリバー9SA5が搭載された時計は

こちらも60周年記念モデルのSLGH002のみ。

しかしこのモデルは金無垢という事もありかなり値が張るという

高いハードルが存在しました。

（初代GSのヘリテージ的モデルで素晴らしい時計であることは事実です）

それに比べ、SLGH003はステンレスモデル。

価格に関してはかなり抑えられており、手に取りやすくなりました。

「新型ハイビートムーブメントが気になっていたけど

価格的にSLGH002は手が出なかった」という方にも朗報と言える時計です。

そして、注目すべきはムーブメントだけではありません。

ケース、文字盤に関しても「セイコースタイル」を基調とした

美しいデザインで60周年を記念するにふさわしいモデル。

ブランドを象徴するグランドセイコーブルーの文字盤に

真っ赤な秒針が美しいコントラストを生み出しています。

この赤い秒針はグランドセイコーの物づくりに対する情熱を表現したもので

この先もいい時計を作っていくという決意表明のようなものを感じます。

インデックスも絶妙な立体感を帯びており、文字盤を引き締めています。

この一本があれば様々なシーンで寄り添ってくれることは間違いありません。

SLGH003

ケース径：40㎜

ケース素材：ステンレススチール

防水：10気圧

パワーリザーブ：80時間

自動巻き

マスターショップにて1000本限定発売

￥1,100,000-（税込）

カミネクロノメトリー店では12/26～