昨年に引続き、多数の来場者ながら今年も落ち着いた雰囲気でスタート。
最終日には一般ゲストも入場できるようになりました。(バーゼルフェア同様、商談室へは取引会社以外は入れませんが)
昨今の情勢から、警備は年毎に厳重になっています。
そんなHOTな会場と裏腹に、外は極寒…私の感想では今回は過去最高の寒さ。夜はマイナス10℃を軽く超え、朝から晩までとにかく寒い。
いつもはモンブランが臨め、ほのぼのとした印象の一帯が、一転氷の世界に。
HOTな会場と氷点下の市街とのギャップ。まことにタフな会期中でした…
SIHH会場では、今年も数々の新作が発表されましたがベーシックでお求めやすく、かつ日本人向けのダウンサイジングされたものが目立ちました。
そんな中、特に目についた話題の大物をまずはご紹介。
毎年会場で異彩を放つ、リシャール ミルのブース訪問は真っ先に!
出ました。
今年のコラボ、話題の「マクラーレン」!
軽量と強靭なケースとストラップの構造に加え 中身のムーブメントを詳細に紐解くと超絶、、やはりエクストリーム!でした!
これも進化を遂げた、最近のエクスカリバー系の傑作。40g台の軽さと軽いハニカムのネットのような地板がスケルトンをよりセクシーに演出。
この他にも多数のバリエーションを発表したロジェは、今年はますます目が離せません。
A.ランゲ&ゾーネのツァイトベルク デジマルストライク
これはマニア向けと言える(?)凄いシロモノ。加工の難しいハニーカラーゴールドのケース、瞬転表示式ツァイトベルクの機構はおなじみ。
特徴は、十進法のソヌリを追加したこと。
10分ごとに美しい音色を響かせ、正時には異なる音質を奏でます。
A.ランゲ&ゾーネ社は、昨年新工場を竣工し最新の設備に伴って、スタッフやエンジニアも増員されたベストな製造環境。
しかしながら生産個数は減産、、つまり一台あたりにかける時間と手間が格段に増したということです。
そんなランゲのクラフツマンシップは「渾身の時計づくり」といえます。
パネライ PAM700ラボ 50本限定(予価6万ユーロ)
”50年間オーバーホール不要”
そんなコンセプトの意欲作。素材はセラミックと特殊コーティングされたオイルフリームーブメント。
パネライカラーのブルーをインデックスに採用した珍しいミステリアスな風貌。
実に魅力的です。
これ以外にもブロンゾ、42mmのサブマーシブルなど多数新作が発表されました。
パネライコレクションは今年も必見ですよ。
新作の数々は追ってカミネHPでご紹介いたします。
次回”Part.2″は
私が思わず買いたくなった時計をご紹介。(独断、ひとりよがり、と思って下さい。)
~Part.2へつづく!~