ノルケイン公式インスタグラムで箕田さんのポートレイトを見た方は、精悍な登山家を想像するだろう。
しかし、日本で会った彼は黒いポロシャツのボタンをきちんと留め、にこやかに微笑む優しい男性だった。
筋肉隆々でもない。どこに闘志を眠らせているのだろうか。国内での山岳経験はあるが海外登山は未経験のアマチュア。それでもマッターホルンはいつか登ってみたい憧れの存在だったという。
チャレンジの話を聞き、これを逃したら二度とチャンスは巡ってこないと信じ、マッターホルンへの熱い思いをSNSに投稿したところ、世界で数百人の応募者の中からチャレンジャーに選ばれた。
ちなみにスイス・ノルケインS.Aは箕田さんの登山経験を全く調べていない。SNSの向こうから伝わってくるチャレンジャー・スピリットだけで選出を決めたのだった。
チャレンジの途中、最後の難関を前にして夢を諦めかけたという。4時間ロープを握りしめ、腕の力だけで体重を支え続け 筋肉が悲鳴をあげる中、目の前に現れたのが傾斜角が垂直以上のホーバーハング。
ハーネスで繋がれたガイドのアンディに向かって「無理だ、限界だ」と箕田さんは叫んだ。しかしアンディの「君は登れる、壁を超えられる」という声を聞くうちに、不思議と力が湧き、超えることができたのだという。
アンディのサポートはもちろん、彼の心の中にはノルケインの創業リーダー「ベン・カッファー」と交わした約束があった。
前日、麓のツェルマットの街でベンに会った時、箕田さんは正直に胸の内を語った。「幸運にも自分はチャレンジャーに選ばれ、渡航滞在費も出してもらって今ここにいるが、インスタのフォロワーが何万人もいるわけでもなく、海外登山の経験もない。果たして自分でいいのだろうか。」この問いに対して、ベンはまっすぐに目を見て「あなたは登れる。登る資格がある」と答えた。根拠はない。しかし確信がある。チャレンジスピリットとはそういうものかもしれない。
そのベン・カッファーとは写真の彼。スイス・ノルケインS.Aの現CEO。カミネ クロノメトリー店を訪れた際の写真です。
ベン・カッファー氏はスイスの伝統的時計製造をするいわば時計工場の息子で、スイス時計業界でも有名な父親は時計作りに人生を捧げた人で今もご壮健です。ノルケイン製品は企画開発から製造、卸まで流通を短縮して世界各地の市場に提供されています。それががグッドバリュー、つまり魅力的なプライスパフォーマンスを持つ理由のひとつです。
カッファーCEOの着用しているノルケイン
FREEDOM60 CHRONO AUTO
ケース径:43㎜、SS、クロノグラフ、
自動巻防水:100m
48時間パワーリザーブ
¥517,000(税込)
続けて 一部商品紹介もさせて頂きます。
アドベンチャースポーツ
ケース径:42㎜、防水:100m
70時間パワーリザーブ
クロノメーター認定
日本限定:50本
¥326,700(税込)
FREEDOM60 CHRONO
ケース径:43㎜、防水:100m
48時間パワーリザーブ
¥484,000(税込)
SHOP訪問の際、カミネ・クロノメトリー店のノルケインコーナー前で魚住店長と2ショット。
ノルケイン社から生み出される時計の数々は純粋で真面目な彼の人柄が如実に表れている気がします。
この素敵な一人の若者のストーリーを感じながらノルケインの時計をご試着頂ければ幸いです。
「コンフォートゾーンを抜け出して、自分の持っている力をすべて出しなさい、マッタホルンが教えてくれた」
By NAOTO MINODA(箕田 直人)
「チャレンジは人を変える」正にこういう事なのだと思いました。
NORQAIN FAIR≫≫≫ https://www.kamine.co.jp/norqain-fair2020/
カミネ クロノメトリー店↓↓↓