新しくCEOに就任しているダビデ氏は「かつて時計のトレンドは金ケースにアリゲーターストラップだった。でも今はレスフォーマルなブレスレット付きに変わった。ジョン・ロブだってスニーカーを出すようになっただろう?」と語りました。
これまでパルミジャーニ・フルリエが手掛けてきた腕時計の多くは エレガントなスタイルや複雑な機能を追求したクラシックなウォッチが中心でしたが、この度 「トンダGT」と「トンダグラフGT」が新たに加わりました。
この2つの発表によりラグジュアリースポーツウォッチのジャンルにもパルミジャーニはコレクションの幅を拡げました。
これまでミシェル・パルミジャーニ氏による古典的な魅力を持つパルミジャーニのデザインワークでしたが、新しい世界を切り開く為のプロジェクトがスタートしていたのです。
天才時計師、修復師のミシェル・パルミジャーニが設立したパルミジャーニ・フルリエ。
ミシェルはパテック・フィリップ博物館とデ・モン博物館に収蔵されていた貴重な作品を修復した経歴も持ちます。
この度のトンダGTプロジェクトでデザインは一新されましたが、天才時計師ミシェル・パルミジャーニのDNAはこのシリーズにもしっかり宿っています。
このモデルの全体的なデザインは初代オーヴァーシーズやコルムのゴールデンブリッジのデザインに携わったことの著名な時計デザイナーの一人でもあるディノ・モドロ氏。
彼のデザインコンセプトはドレスウォッチでみせる気品を保ちながらデイリーユースが出来るスペックを持ち合わせた新たなラグジュアリースポーツウォッチであること。
ディノ・モドーロ氏の起用は外部デザイナーを殆ど使ってこなかったパルミジャーニ社としては異例で、このモデルにどれだけ注力しているかがわかります。
トンダGTはこれまでのパルミジャーニにはなかったスポーツモデルですが、ブランドのアイコンデザインともなっている古代ギリシャ建築の柱から着想を得たローレット加工(金属表面に細かい凹凸を施す加工方法)による縞模様のゴドロン装飾ベゼルを採用し、ダイヤルにはクレ・トリアンギュレールと呼ばれる三角形の杭をモチーフにしたギョシェ装飾。
ブランドとしての時計作りの伝統は守られているのです。
トンダグラフGTは1年に1回、3月1日に調整するだけで翌年の2月の月末までカレンダー表示を自動的に表示するアニュアルカレンダーにクロノグラフを組み合わせた高機能なモデル。
拘ったのはムーブメントだけでなくケースからブレスに至るまで人間工学に基づいて設計された快適な装着性。ブランド創業以来のテーマである黄金比にそってデザインされています。
トンダグラフGT(SS)
Ref:pfc906-0000210-b00182
ケース形状は2017年のジュネーブグランプリ ロノグラフ部門賞を受賞したトンダ クロノールを継承。ビッグデイト表示に鮮やかなオレンジカラーを採用し、視認性も追及したデザインとなっています。
ケース径:42㎜、厚さ:13.7mm
防水:100m、自動巻、45時間パワーリザーブ
クロノグラフ アニュアルカレンダー
限定:200本、価格:¥2,475,000(税込)
トンダグラフGT(SS)
Ref:pfc910-0000210-b00182
ケース径:42㎜、厚さ:11.2mm
防水:100m、自動巻、45時間パワーリザーブ
限定:250本、価格:¥1,837,000(税込)
GTラインはどちらもデイリーユースを想定した時計となりパルミジャーニ・フルリエらしいエレガントなスタイルでありながら100m防水を確保しており、普段使用するのに十分な心強いスペックを実現したモデルです。また写真のラバーベルトのラインナップも展開され ダイヤルに施されたギョシェパターンに合わせたラバーストラップは全体的にまとまったデザインとなっています。
トンダGT(RG)
Ref:pfc910-1500340-x03182
ケース径:42㎜、厚さ:11.2mm
防水:100m、自動巻、45時間パワーリザーブ
限定:150本、価格:¥3,157,000(税込)
パルミジャーニ トンダGTコレクション。11月19日 カミネ元町店にて取扱い開始いたします。
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