パリの5大宝飾店として古くから有名な「ショーメ」
その宝石商から2003年に発売された「ダンディ」という時計。
今から約16~17年前に先代の父が80歳前後で使っていた時計です。
引退してもほぼ毎日出勤し続けたカミネ三代目の亡き父。
そんな在りし日、この時計をラフにさりげなく着けていたことをよく覚えています。
当時のフェラーリイベントにお手伝いした際の写真。その頃からフェラーリは人気でした。
そのショーメ「ダンディ」
キズもなく綺麗な状態で保存されていて、BOXから出して十数年ぶりに巻き上げるとコチコチと正確な時を刻み出しました。
当時のメンズサイズは今、カジュアルな印象のレディスサイズ。
父の面影を感じながら家内が今、気に入って使っています。
サスティナブル、エコ、今人類が直面している大切なテーマとなる言葉ですが、何年経っても手で巻き上げるだけで時を知らせる道具となる「時計」
燃料も電池も必要としない機械式時計こそ、究極のサスティナビリティと言えるのではないでしょうか。