神戸 東遊園地に新しく誕生した
「こども本の森 神戸」
建築家 安藤忠雄さんからの寄付で誕生した
子どものための文化施設です。
安藤建築らしい佇まいは、近代的でモダンな様相。
世界各地にある図書館に一歩も引けをとりません
参照:
安藤忠雄公式サイト
「安藤忠雄建築研究所」
http://www.tadao-ando.com/
(※写真はBVLGARI OCTOイベントにて撮影させていただいたものです)
デジタル化の進む昨今、次代を担う子どもたちが書籍で自由に活字文化に触れ、
感性を磨くこと そして創造力を育むことを願って今年3月に開館されました。
神戸のトレードマークの一つ「花時計」が正面に。
思わず撮りたくなるうさぎの花の文字盤にほっこり。
余談ですが…
この花時計は、1950年代当時の神戸市長が日本で初めて製作の計画が立案され、誕生しました。
計画を提案した当時の市長は、スイス ジュネーブのイギリス公園で見た花時計に着想を得たのだとか。
施設周辺にある本のモニュメントに
「本をひらく 世界がひらく」 という言葉が綴られています。
これは“多くの本を読み、それを心の栄養に人生に豊かさが生まれる”と言う安藤氏考案のフレーズ。
隣接する森の中のフレンチレストラン
「VILLA BLANCHE(ヴィラ・ブランシュ)」
このエリアで散策を楽しみながら、ランチやディナーをお楽しみいただくこともできます。
この施設は、震災から25年が経ち 沢山の教訓を継承することや、
ウォーターフロントと都市をつなぐ意味も込められています。
今この地区は大改造中で、間近となった神戸市民の“大公園” 「東遊園地」の完成が楽しみです。
大好きな神戸の街が次の世代にも愛され、
ここに生まれてきてよかったと思える街であり続けることを心から願って…
2022,初夏にて