Patek Philippe Floorブログ

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パテック フィリップ普遍的名作の変遷

2020年の新作として「手巻き永久カレンダークロノグラフ」Ref.5270.の

YGモデルが発表されました。

 

 

今回は、パテック フィリップ社の長い歴史の中で脚光を浴び続け、数々の伝説を生んできた

グランド・コンプリケーション部門の普遍的名作である永久カレンダークロノグラフの変遷を

辿りたいと思います。

 

 

先ず、5270のルーツを辿れば、1941年発表のRef.1518まで遡ります。

 

 

1518は、汎用時計としては世界で初めて永久カレンダーとクロノグラフ機構を搭載したモデルです。

ムーブメントはヴァルジュー社のキャリバー23VZをベースとした名機で、

それは、フィリップ・スターン名誉会長が、20世紀中の最も重要なモデルと位置付けた程の

伝説的なモデルなのです。

 

そして次に、Ref.1518の後継機として1951年から1985年までの

長きにわたり生産されたのが、このRef.2499です。



生産年数が長いため、何度かマイナーチェンジがされており、

製造年代の外装的特徴により大きく4つの世代に分類されます。

生産年数は長いですが、その間に実際に生産されたのは、わずか349本。

その稀少性のため、いまだに、コレクターに探し求められているモデルです。

こちらの写真が第一世代のモデルで、Ref.1518のデザインがそのまま踏襲されています。

ムーブメントも同じキャリバー23VZが搭載されています。

 

パテック フィリップ社は、創業以来、現在まですべての時計ひとつひとつに

スターン社長サイン入りのこのサティフィケイトが添えられジュネーブ本店で

固有ナンバーと共に管理されています。

 

 

このサティフィケイトは言わば出生証明のようなものです。

 

続く第二世代以降の外観的特徴は、プッシュボタンが角型から丸型に変更された点です。

針の形も、リーフ型からドフィーヌ型に変更されました。

※個体によっては針の形状や、インデックスの形状が、第一世代の特徴と混在している物があるようです。

 

 

 

第三世代では、外周のタキメーターが無くなり、よりすっきりとした文字盤の意匠になりました。

クラシカルからモダンへと、文字盤デザインの改良が、時代の変遷を感じさせます。

 

 

最終形態の第四世代は、外観的特徴は第三世代とほぼ変わりませんが、

風防にサファイヤクリスタルが採用されたため、ベゼルの厚みが少し増して

特徴のある逆ぞり型の形状になっています。

 

 

それにより、時計の厚みが、よりタイトに見えるようになり、

この機種の特徴の一つになりました。

 

 

こちらの写真のプラチナモデルは、1985年の生産終了を記念して

1987年に発表されたモデルで、生産数はわずか2本の稀少モデルです。

そのうちの一本は、世界的ミュージシャンであり、筋金入りのパテックコレクターで有名な

“エリック・クラプトン”が所有し、その後、2012年のオークションで最終的に350万ドル(約3億5千万)で

落札され大きな話題となりました。

 

 

因みに、もう一本はジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアムに所蔵されており、

事実上、世界の市場に存在するのは、たった一本限りです。

 

 

 

先述した名機Ref.2499の後継機が、、下のRef.3970。

 

 

こちらも名品中の名品で、ここまでくるとこの年代的にもかなり有名な機種になっています。

 

3970も18年間の生産の中で大きく3つの世代に分けられますが、第一世代は裏蓋がスナップバック式、

第二世代はスクリューバック式、第三世代はサファイヤ・クリスタルバックとなっており、

第三世代に至ってはスクリューバックの噛み合いが深くなり、防水機能も高まりました。

 

また、特筆すべきは、ベースムーブメントがキャリバー23VZから、

ヌーベル・レマニア社の2310に変更されたことです。

レマニア2310を手掛けたのは、名設計者アルベール・ピゲで、このムーブメントは40年以上にわたり、

最良のクロノグラフ・ムーブメントとして、多くの名品に搭載されました。

パテック フィリップ社は名機と名高い2310モジュールの、クロノグラフ作動の確実性をより高めるために、

ブリッジやキャリングアーム、ドライビングホイールなどに手を加え、衝撃への強度を高めるため、

コラムホイールにシャポー(帽子)を被せました。

 

 

また、心臓部の調速装置は、緩急針を廃し、

ジャイロマックス®テンプを搭載するなど、全面的なモディファイを施し、丹念に改良を重ねたのが、

本機に搭載されたキャリバーCH 27-70 Qです。(18000振動で60時間のパワーリザーブ。)

 

 

外装だけでなく、搭載されるムーブメントも、その時代の英知が結集されており、

その変遷も非常に興味深いものがあります。

 

 

 

18年の長きにわたり生産された3970の後継機がこちらのRef.5970で、

角型ボタンの復活と、タキメーター、リーフ針が使われており、

Ref.1518や、Ref.2499等へのオマージュが強く感じられます。

こちらの生産期間は意外と短く7年間(2004~2011)。

最後のレマニア社製ムーブメント搭載モデルとなり、惜しまれつつ生産終了となりました。

 

因みに、エリック・クラプトン氏は、近年の写真でも、Ref.5970を着用しています。

 

 

オークションピースとなったRef.2499/100をはじめ、長年その時代に沿って、

パテック フィリップのこのシリーズを着用している様子を随所に見ることができます。

 

2011年、パテック フィリップ社は、合理的にすべてを見直し、満を持して、

完全自社開発、自社製造の手巻きクロノグラフムーブメントに、

永久カレンダーモジュールを組み込んだキャリバーCH 29-535 P S Qを搭載したRef.5270を発表しました。

 

 

定評のあったCH 27-70と比較しても、多くの点で、それを凌駕する革新的なムーブメントで、

クロノグラフに関する6つの技術特許を有しており、

計時精度、信頼性、耐久性、操作性とあらゆる面で、厳格なパテック フィリップ・シール認定基準を満たす、

比類ない完成度の永久カレンダー搭載クロノグラフとなりました。

 

 

一新されたムーブメントもさることながら、文字盤も、12時下のカレンダー窓の大きさが従来のものと比べて

拡大され、クロノグラフの30分針と小秒針のインダイヤル位置を少し下に変更されました。

針の数を減らし、4時位置に独立した閏年表示、7時位置に昼夜表示のパネルを入れ込むことで、

文字盤をよりすっきりと現代的にし、ユーザーにとっても視認性を高める配慮されました。

単にデザインだけでなく、ユーザーに対する思いやりと言う点でも、

パテック フィリップの律義さが感じられる設計といえるでしょう。

 

 

ここまでの年数を経ても特徴的な逆ぞりベゼルの形状はそのままで、長年のルーツを踏襲しています。

 

 

2014年には早くも文字盤のマイナーチェンジが行われ、レイルウェイからタキメーターとなり、

ぐっとスポーティーさが増しました。

 

 

翌、2015年には再度、文字盤に変更が加えられ、タキメーターの内周にレイルウェイが復活しました。

これにより文字盤がより狭く整い引き締まった印象になります。

 

そして更に、WGのみだったケースバリエーションに、RGも追加されました。

 

 

WG生産終了→2017年

RG生産終了→2018年

 

2017年には長年生産されたWGモデルが生産終了を迎えます。

RGの革ベルトモデルも生産終了となり、入れ替わりで、

プラチナケースのゴールド・オパーリン文字盤タイプと、RGのブレスレットモデルが発表されました。

 

 

永久カレンダー搭載クロノグラフのシリーズでは初めての組み合わせとなる、

プラチナケースとゴールド・オパーリン文字盤は、現行品でありながら、

伝統的なヴィンテージの趣を醸しだしています。

もちろんパテック フィリップのプラチナケースには6時位置の側面にダイヤモンドが一個埋め込まれています。

 

 

RGのブレスモデルの文字盤は、エボニーブラック・ソレイユで、少しワイルドで精悍な印象。

 

 

ケースに完全に統合されたドロップ・リンク・ブレスレットは、

ゴールドで組み上げられた造作の美しさと、完璧な装着感を持ち合わせています。

重みはありますが、全体的に行き渡る重量バランスは、

実に心地良いゴールドウォッチの重みを堪能することができます。

 

 

これまで辿りました、永久カレンダー搭載クロノグラフの歴史的変遷は、

パテック フィリップ社グランド・コンプリケーションの顔として、

時代ごとの複雑時計製作チームの英知が宿り、多くの逸話には枚挙のいとまがありません。

 

それらを踏まえて、あらためて新作のRef.5270Jを改めてご覧いただければ、より深く、

その素晴らしさをより一層感じていただけるかと思います。

 

 

この時計の凄みは、初代のRef.1518からのDNAを永々と受け継いでいるという点。

まさに世代を超えて「Beyond Generations」を体現した時計と言えることだと思います。

 

2020年新作

グランド・コンプリケーション

永久カレンダー搭載クロノグラフ

Ref.5270-001

18KYGケース

ケース径41㎜、ケース厚12.4㎜

シルバー・オパーリン文字盤

3気圧防水

 

 

 

 


 

 

年次カレンダーのレディースモデル 4948R-001

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、女性からのお問合せも多い
パテック フィリップ。

年次カレンダーのレディースモデル
4948R-001をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケース径も同じ4947モデルとの違いは
ダイヤの量と文字盤。

こちらの4948R-001モデルの文字盤には
ホワイト・マザーオブパールが使われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性ならではの温かさと優しさを兼ね備えた柔和な表情。

天然の真珠母貝を使った文字盤は
独特の美しい光沢を放ち、当然同じ模様は二つとありません。

自分だけの1本という事で
愛着もひとしおではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

貝殻である文字盤が割れないよう
このアプライドインデックスをセットするのは至難の業。

とても高度な技術が施されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このようにケースをサイドから見ても
ラグまでびっしりとダイヤで埋め尽くされ
尾錠にもダイヤが入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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パテック フィリップ社 そのムーンフェイズについてのお話し

古くからムーンフェイズというファンクションが装備されている時計は数多く存在します。

パテックムーンフェイズ

カレンダー表示との兼ね合いで腕時計の文字盤のレイアウトバランスを整えて
美しく飾る役割り、つまり装飾的デザインの側面でもありますが、
高級時計になると実際の月相(ムーンフェイズ)を示す機能に拘り、
驚異的な精度で月の動き(周回)を表示する性能を備えています。

その中でもパテック フィリップ社は長い歴史のなかで
天空(月齢)を表示する数々の名作、超ド級の複雑時計を製造し続けてきました。

その長い歴史的経験に基づいて製作されるパテック フィリップ
搭載するムーンフェイズ機能は122年間に1日の誤差(ほんの僅かな月相のずれ)しかない
という驚異的な精度を誇ります。

機械式時計は手巻き、自動巻で作動しますが、
止まったらカレンダー、ムーンフェイズも当然 停止します。

再び使用する時に、ムーンフェイズを早送りする時は
プッシュピンで時計側面にある小さなボタンワンピッチずつ押して合わせます。
(1日2日の止まりなら、長針の送りで進めて合わせるのが簡単です)

時計が複雑になる程 内部の機械は数百という微細な部品で構成されます。
カレンダーや月齢をプッシュピンを使って早送りする際
歯車がかみ合っているタイミングの悪い時間帯があります。

因みに パテック フィリップのムーンフェイズ機構の付いたモデルには
早送り操作禁止時間帯があり、早送りしてはいけない時間帯があります
この中のいずれかをご所有の方はどうぞご参考下さい。

そんな中でこのキャリバー215 PS LUのムーンフェイズ機構は
その日の月齢に合わせて早送りする際、その禁止時間帯は
プッシュがフリーゾーン、つまり空押しとなります。

それは合わせる際に、万一の故障につながらないようにする為の
細かい配慮からの設計なのです。

7121J
Cal.215 PS LU
午前4時から午前8時、午後4時から午後8時の間は
プッシュピンでの操作は空押しとなります。

5327J
Cal.240 Q 永久カレンダー
ムーンフェイズ早送り禁止時間帯 午後4時から午前1時
(プッシュピンでの操作はできません)

5327モデルに搭載されるムーブメント
Cal.240 Q

5320G
Cal.324 S Q永久カレンダー
ムーンフェイズ早送り禁止時間帯 午後4時から午前1時
(プッシュピンでの操作はできません)

5270P
Cal.CH 29-535 PS Q 手巻きクロノグラフ永久カレンダー
ムーンフェイズ早送り禁止時間帯 午後5時30分から午前2時
(プッシュピンでの操作はできません)

5712/1A
Cal.240 PS IRM C LU
ムーンフェイズ早送り禁止時間帯 午後9時から午前1時
(プッシュピンでの操作はできません)

5146R
Cal.324 S IRM QA LU 年次カレンダー
ムーンフェイズ早送り禁止時間帯 午後8時から午前3時
(プッシュピンでの操作はできません)

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パテック フィリップ その伝統的なクロノグラフの変遷

5172G-001

 

 

 

 

 

 

 

 

この5172モデルは、2019年バーゼルフェアで発表され
今年からデリバリーが始まった新作。

完全自社開発製造の手巻きクロノグラフムーブメントCH 29-535 を搭載。
2010年に発表された5170モデルが
2019年に生産終了になるのと入れ替わりに発表された後継モデルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このモデルに搭載されているキャリバーCH 29-535
伝統的なアーキテクチュアー(手巻き、コラムホイール、
水平クラッチ)を備え、6つの技術特許で保護された
技術革新を含んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年発表のこのモデルは、何年もかけて仕様変更され
クロノグラフを作動するプッシュボタンが
これ迄の角型から丸型に変更されプッシュボタンの
頭の部分には非常に繊細なギョウシェ彫りが施されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグ部分は特徴的な3段ラグになっており、
前面のサファイヤクリスタルも少し角のあるボックス型
仕様で より古典的な味付けになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5170モデルが発表されるまで生産されていた
手巻きクロノグラフ 5070モデルに
搭載されていたムーブメントCH 27-70
ヌーヴェル・レマニア社がパテック フィリップの為にのみに特別生産し
ほぼ自社製と言っても過言ではないものでしたが
それでもマニファクチュールとして
パテック フィリップは新たにCH 29-535 を開発するに至りました。

 

 

 

 

 

 

 

たパテック フィリップはCH 29-535 の発表以前の2006年に
やはり完全自社開発の自動巻きクロノグラフムーブメントCH 28-520 を発表しましたが
こちらは垂直クラッチにフライバック機能も搭載した現代的な仕様となっています。
※上の写真はCH 28-520 を搭載した5905モデルです

過去に発表された5170シリーズは
製造年度、マテリアルによって
ダイヤルアウトサイドのメーター類が変化しています。

ラグを含め、ケーシングはシンプルな構造で
プッシュボタンも長年 角型でした。

年々進化していく5170の変遷をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

5170J-001(2010年発表)
外周メーターはパルスメーター

 

 

 

 

 

 

 

 

5170G-001(2013年発表)
パルスメーター

 

 

 

 

 

5170R-001(2016年発表)
外周メーターはレイルウェイ分刻みのみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5170P-001(2017年発表)
外周メーターはタキメーター

 

 

 

 

 

 

そしてこの新作5172Gタキメーター
プリントされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このようにパテック フィリップ社は
クロノグラフひとつとっても 歴年で少しずつ改良。

近年のスタイリングも念頭に仕様を変更し
新鮮なイメージで、少数生産を維持しながら
常に新たな製品をリリースし続けているのです。

 

 

 

 

 

 

 

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ノーチラス 7118/1R-001

梅雨の合間の貴重な晴れの水曜日。
いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

パテック フィリップ
ノーチラス7118/1R-001

ケース径35.2mm(10-4時方向)のノーチラスをご紹介。

腕周りのサイズを問わず
どなたでも着けこなしていただきやすいモデルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

35mmのノーチラスは2015年にSSモデルが発表され
このRGモデルは昨年追加されました。

スポーティーでありながらエレガント。

ケースサイドの張り出しが
ノーチラス唯一無二の個性を引き立てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

高級感あふれるシルバー・オパーリン文字盤
サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施した抜群の装着感のブレスレット。

新しい折り畳み式バックルも備えています。

是非、トアロード本店
実物を手に取ってご覧ください。

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5905R-001のご紹介

パテック フィリップ
5905R-001

 

 

 

 

 

 

 

 

完全自社製の自動巻フライバッククロノグラフ
年次カレンダー機能が追加されたムーブメントが搭載されています。

同じムーブメントを使用し
2006年に発表された5960モデルの実質的な後継機と言えます。

この5905モデル自体は2015年にプラチナで発表され
その後RGモデルが2019年に追加されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザインとしては、
6時位置に60分と12時間の積算計が同軸に2本重なっている5960に対し
5905は60分計のみになっており、すっきりとした印象になっています。

またクロノグラフのプッシュボタン
5960の丸形に対して、
この5905は角形になっているのが大きな違いです。

ちなみにこのプッシュボタンが丸か角かは
人によって結構好みがはっきりと分かれます
(個人的には角型が好きです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近年パテック フィリップが好んで使うケースデザインで
年次カレンダーの5205とも印象が重なります。

なるほど、そう考えると
型番の5905も、まさに5960と5205をミックスしたものになっていますね!

ケース径は42mmとパテック フィリップのラインナップの中ではやや大振り。

ローズゴールドのケースに
光沢のあるブラウンの文字盤
まさに大人の男性が着けるにふさわしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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パテック フィリップ 二つのブラックフェイスの名品が勢揃い

ふたつのブラックフェイスの名品が勢揃い。
エレガント且つ凛とした格調、個性際立つふたつのタイムピース。

今回はブラックフェイスのパテック フィリップを二つご紹介いたします。

一つはゴールデン・エリプス5738R

黄金分割法に基づいた楕円形のケースは
究極のバランス感と落ち着きをもたらしてくれます。

すっきりした印象でバーインデックスにバトンハンド、
秒針さえ無いシンプルな文字盤がオーバルケースにとても良く合います。

一回り小さかった先代のエリプス3738/100のローズゴールドモデルは
ブラウンの文字盤でしたが、
こちらは艶のあるブラックの文字盤で大人の色気を醸し出します。

二針のスマートな風貌ですが、
パテック社の誇る薄型マイクロローター式自動巻ムーブメント(Cal.240)が
内包されています。

もう一つはレギュレーター・タイプの時刻表示を持つ年次カレンダーの5235/50R



こちらは光沢を抑えたブラックに近いグレーとブラックの
ツートーンの文字盤になっており、光の反射によって表情を変えるのが魅力です。

古くは名誉会長フィリップ・スターンの執務室に置かれていた柱時計から
インスピレーションを受けたこのデザイン。



そこに白くて細いそれぞれに独立した時、分、秒針が組み合わさり、
左右の窓には曜日と月が一年に一回の修正で自動で切り替わります

ブラックフェイスに白の針とインデックスがアクセントになるのと、
同時に時刻を確実に読み取る事ができるコンプリケーションです。

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ムーンフェイズ機能のお話

今日は、「小満」
24節気の第8で、「万物が次第に成長し、一定の大きさに達する」
「万物盈満すれば草木枝葉繁る」という意味があるそうです。

”麦畑が緑黄色に色付き始める”を意図し
沖縄では、梅雨の訪れを意味する時期でもあるそうです。

永久カレンダーや年次カレンダーモデルに搭載されている
ムーンフェイズ(月齢表示)機能。

 

レディースモデルの7121や4968のように
通常のカレンダーが無くムーンフェイズのみが
搭載されたものもあります。

これは、実際の月の満ち欠けを表示する機能
星や月が描かれるロマンチックなビジュアルは
特に女性に人気がある気がします。

 

パテック フィリップのムーンフェイズは
122年に1日の誤差を誇ります。

この機能は現代では実用面において
あまり必要では無いかもしれません。

しかし日本では1872年(明治5年)という
わりと最近まで、この月の満ち欠けを基準として生活をしていました。
この月を基準とした暦の事を太陰暦と言います。

月は約29.5日周期で満ち欠けを繰り返すので
これを一か月とします(実際は29日の月と30日の月を繰り返します)

対して現在我々が日常使用している暦は
太陽を基準とした太陽暦であり、一か月は30日か31日(2月のみ特別)です。

 

 

明治5年の改暦(太陰暦を基準とした旧暦から太陽暦への切り替え)の時点でも
世界的には太陽暦がスタンダードであったようです。

では月の満ち欠けを基準とした場合のメリット
何だったのでしょうか?

それはカレンダーが整備された環境でなくても
月の形を見る事により今日が月の何日目かがわかる事です。

新月の1日から始まり3日目の月を三日月
満月は月の半ばなので十五夜
という言葉が今だに残っていますが
恐らく江戸時代までの日本人なら誰でも
昨日と今日の月の形の違いを見分けられたのだと思います。

反面大きなデメリットもあります。
太陰暦では12ヶ月経っても約354日にしかならず、
実際に地球が太陽の周りを一周する約365日に対して約11日も差ができてしまいます。

つまり太陰暦で生活していると季節がどんどんずれていってしまうのです。

もちろんこれでは生活に支障が出ますので、
実際は約3年弱に一回、閏月というものを設けて
1年を13か月にする事でこの差を修正していました。

この修正が入った太陰暦を正確には太陰太陽暦と言い、
日本の旧暦はこちらを使用していました。

1年が13か月なんてすごく不思議な気がしますが
こういった歴史を知るといつものムーンフェイズも少し違って見えますね。

 

パテック フィリップのご相談は
カミネ トアロード本店 パテック フィリップ・フロアまで
Tel. 078-321-0039

・現在、11:00~19:00の時間短縮営業となっております
・店内はお客様の安全のため、各感染症対策を実施しております。
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パテック フィリップ カラトラバの新作が待ち遠しい

5月も中旬に差し掛かりました。

このような事がなければ、
例年より一か月遅れのバーゼルワールドが終了し、
パテック フィリップの新作の話題で一通り盛り上がっていたかと思うと、
不思議な感じがします。

毎年バーゼル前に新作の予想をするのも楽しみの一つでした。

カタログを見ても、カラトラバが随分少なくなっていましたので、
今年は何らか発表があるだろうと思っていたのですが、どうだったのでしょうか。

今年ポインターデイトの6006モデルも生産終了になりましたので、
ダイヤ付きなど少し特別なモデルを除けば、
現在のところこの5227モデルがメンズで唯一の自動巻きカラトラバという事になります。

今年発表の予定であった新作がどのような形で発表されるのか、
あるいは今年は見送られるのか、現在の所発表はされておりません。

スイスもかなり大変なようです。

ちなみに、パテック フィリップは来年度はバーゼルワールドには参加しないという事が
正式に決定されたようです。

もし新作の発表について何か分かればすぐにお伝えしたいと思います。

カミネ トアロード本店2F パテック フィリップ・フロア では
パテック フィリップ コレクションを多数取り揃えております。
皆様にお会いできる日を楽しみにお待ちしております。

 

パテック フィリップ レトログラード日付表示針付永久カレンダー Ref.5160/500G(レアハンドクラフトモデル)

 

 

ミュージアムに収蔵されている20世紀初頭の懐中時計からインスピレーションを得た緻密なハンドエングレービングが時計全体とDバックルにまで施され、その容姿は芸術品のような壮麗さを持ちます。

 

時計装飾では最も古い芸術と云われるハンドエングレービング。伝統的な工具で 現在ジュネーブでは数えるほどしかいない彫金師が生み出していきます。その繊細で複雑に入り組んだアラベスク模様は、パテック フィリップ社の今に続く伝統的な作風と言えます。

 

この時計はその彫金作業に非常に手間がかかるため、生産本数が限られるレアアイテムなのです。

 

ラグの形状とハンターバック仕様から、オフィサーケースと呼ばれるこの時計のデザインは、第一次世界大戦の頃に誕生したもので、その名の通り「将校モデル」とも呼ばれます。

開閉式のヒンジ付カバーの製造は極めて高度な技術を必要とし、完全な手作業で調整され「パチッ」という軽快な感触で裏蓋を閉じます。

 

ヒンジ付きのカバーを開けるとそのカバーの裏側は鏡と見間違うほど磨き込まれ ムーブメントを写し出します。

蓋を開けたその一瞬 息をのむ程に美しいエングレービングで囲まれたメカニズムの風景を楽しむことができます。

 

 

細かいところまで手を入れた装飾はベルトを留めているラグのサイド ネジの頭や竜頭にまで彫金されているのに驚かされます。

 

 

 

曜日、閏年、月、月齢、そしてレトログラード日付がシンメトリーにバランスよく配置された永久カレンダー。各月の最終日までいくと大きい弧を描き 針がフライバックするカレンダー表示は視認性にも優れています。

ダイヤル中央にもハンドエングレービングが施されることによってベースモデルの5159とは全く別物のような印象を受けます。

 

パテック フィリップは永久カレンダー以上の機能を持つ時計を全てグランド・コンプリケーションと呼び、内部のパーツもひとつひとつ入念に手作業で仕上げられた上、二度組みされます。(一度 組み上げたものを一旦ばらして再度組み立てる作業)

最近のパテック フィリップはこのエングレービングやクロワゾネなど 伝統的な手作業による装飾が施された特別なモデルをレア(稀少な)ハンドクラフトと呼ぶようになっており、益々その価値が上がっています。

 

パテック フィリップ 5160/500
自動巻きキャリバー、324 S QR
レトログラード日付表示針付永久カレンダー
ケース径:38㎜、ホワイトゴールド、3気圧防水、総厚:11.79㎜

 

カミネ トアロード店2F パテック フィリップ・フロア では、パテック フィリップ コレクションを多数取り揃えています。

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カミネ トアロード本店2F パテック フィリップ・フロア
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