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フランク ミュラー フェア 2022 30年の軌跡

元町店では7/1(金)~7/31(日)までブランド創業30周年を記念した
フランク ミュラー フェア 2022を開催します!

期間中ご成約のお客様には素敵なプレゼントがあるほか、
最大100回の無金利分割払いもお承り致します。

また、ご来店されフランク ミュラーの時計をご試着頂いたお客様には
オリジナルポーチをプレゼント!
たくさんの方にご試着頂き、フランク ミュラーウォッチの美しさを
知って頂きたいと思っております!

また、色とりどりのサンプルチップを用いて
カラーストラップのご提案も致します!

お気に入りのストラップを何本か持っていると
気分によって交換することもできますし、
数本をローテーションで使用することにより
ストラップの寿命を延ばすこともできるのでおすすめです。

フランク ミュラーは今年で創業30年を迎えました。
「複雑時計の巨匠」とも呼ばれた天才時計師フランク ミュラーが
自身でブランドを立ち上げたのが1992年。

1992年がもう30年前なのかという事には驚きですが、
時計ブランドとしては比較的浅い30年という歴史の中で
一目見て誰もが分かるアイコンウォッチを確立したことは
大きな業績ではないでしょうか。

フランク ミュラーの時計はどうしてもそのデザインばかりに
目がいってしまいがちですが、
元々同氏はジュネーブ時計学校を主席で卒業し、
ブレゲの再来とも言われるほどの腕利き。
なので、元々は「帝政スタイル」と呼ばれる
ラウンド型で重厚な厚みを持つ複雑時計が多かったのです。

画像のモデルは
ラウンドパーペチュアルカレンダービーレトログラードクロノグラフ。
一般的なフランクミュラーのイメージとは少し離れているかもしれません。
ですが、実際こういった複雑な時計を製作することに長けているのです。

そして上の写真は30周年を記念したモデル。

やはり、30周年の目玉モデルになるのは
人気モデルのトノウ カーベックス。
元は複雑時計から始まっているのに、節目のモデルは3針か。
とお思いの方もおられるかもしれません。
ですが、この時計にはフランク ミュラーの明確な意図があります。

この時計で特徴的なのはその文字盤の装飾。
ダミエギョシェと呼ばれるもので市松模様を描く網目状の模様です。
フランク ミュラーでもなかなか見ない装飾で、手間もかなりかかる仕上げ法。
実はこの仕上げはブランドにとって特別な意味を持っています。

上のモデルはトノウ カーベックス トゥールビヨン ミニッツリピーター。

1996年に製作された超複雑の名機です。
文字盤をご覧いただければ分かると思いますが、
こちらの文字盤仕上げも市松模様のダミエギョシェ。

さらに同年発表されたインペリアル トゥールビヨンも
同じくダミエギョシェが施されています。

これまでにこの仕上げがなされたのは上記の2本のみ。


ブランドの記念碑的なモデルと同じ文字盤仕上げが
施されている30周年記念モデルは、3針と言えども
ある意味、過去の特別な時計を思い起こさせるものでもあるのです。

このように歴史を探ることでその時計の意味することや
新しい魅力が見えてくるのですね。

フランク ミュラー フェア 2022は
7/31(日)までの開催です。
ブランド節目の年に是非、フランク ミュラーの時計をご覧になってください。

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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