神の手と言われる時計修復師ミシェル・パルミジャーニ氏が1996年に設立した『パルミジャーニ・フルリエ』。
内製化を推進してきたことにより、傘下に入る工房拠点は5つとなり、生産数の少ないメゾンながら全てを自社で出来る驚くべきブランドです。
ムーブメントが製作される『ヴォーシェ・マニファクチュール・フルリエ』。
パルミジャーニ・フルリエのムーブメント部門として設立され、数多くのハイエンドムーブを製作、パルミジャーニ・フルリエだけでなく名だたるブランドのムーブメントを手掛けているが、200名いる従業員の内150名はパルミジャーニ・フルリエのムーブメント製作を行っています。
エルメスも資本の一部を保有しておりムーブメント供給を受けて、素晴らしいタイムピースを生み出しています。
逆にパルミジャーニフルリエの革ベルトはエルメスからの供給を受けており、こちらは内製化されておりませんが、着け心地の良い世界最高峰の革ベルトを使用しています。
ケース製造部門は名門工房である『レ・アルティザン・ボワティエ』を傘下に。切削でのケース製造が得意で、冷間鍛造された素材を5軸のCNCで切削。
複雑な形状のケースも全て自社製作されています。
同じ建物に、ダイヤル製造の『カドランス・エ・アビヤージュ』もあり、美しいギョーシェはスタンピングでは無く機械彫り、複雑な模様にもエッジがあり、印影が美しいダイヤルになります。
殆どの工程が手作業によって行われ、メテオライトやMOP、メッキ加工による多彩なカラーダイヤルも製作できます。
パーツ製作も内製化、製作が難しく内製率の低いと言われるヒゲゼンマイや、脱進機は『アトカルパ』、微細なネジなどは『エルウィン』が担い、専門性あふれる5社を傘下に生み出されるモデルは言うまでも無く、ハイクオリティです。
25年間で30以上の自社製ムーブメントを開発してきた同社が25周年の節目2021年に発表し、現在最も人気のシリーズがトンダPF。
今までのトンダコレクションをブラッシュアップし、全ての部門が垂直統合された同社だからこそ生み出されたモデルです。
フラッグシップのマイクロローターモデルはプラチナ製のマイクロローターで厚さ3ミリのムーブメントPF703を搭載。
ケース厚は7.8ミリでエレガント。ブレスレットはコマの可動域が広く、かつ短いリンクになっているので、完璧なフィットでの調整が可能で腕に吸い付く感覚があり、ブレスレットならではの違和感は皆無です。
PFのロゴ以外文字が無いダイヤル、美しいギョーシェダイヤルに研ぎ澄まされたインデックス。
全てを自社で完結できるからこそ製作できる、全く隙のないモデルです。
ブランド側のコンセプトは『リッチ・ミニマリズム』、贅沢だけどシンプルはこれからの時代にマッチしていくのではないでしょうか?
販売当初は人気で実機を見て頂くことが難しかったモデルですが、ようやく生産体制も安定し手に取ってご覧頂ける状況になってきました。
是非腕に乗せてじっくり見て頂きたい逸品です。
トンダ PF マイクロローター
PFC914-1020001-100182
自社製自動巻きムーブメント
機能:時分、日付
ケース素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm、厚さ7.8mm
防水:100m
¥3,454,000(税込)
https://www.kamine.co.jp/item/19037
カミネ 元町店に、パルミジャーニ・フルリエのコーナーが新たに誕生しました。ぜひゆったりとした空間の中でパルミジャーニ・フルリエの本質的にシンプルな魅力をご体験ください。
パルミジャーニ・フルリエ 正規販売
カミネ 元町店
〒650-0021
神戸市中央区三宮町3丁目1-8
10:30~19:30(水曜日定休)
TEL:078-327-3363
パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)ウォッチコレクション
https://www.kamine.co.jp/watch/parmigiani-fleurier/