数日間にわたってSIHH2010の情報をお届けしてきました。
総合的に言いますと、大型でインパクトを重視した時計製造が
今年はより現実的になり、ユーザーの使用感を重視したものが目立ち、
結果的にかつての名作をリファインしたものや、クラシカルなものが増えていたと思います。
ダウンサイジングしたり、ラグのアングルを研究してユーザーの使用性を重視されています。
全体的に品質の向上ぶりには頂点に達すると言っても良いほど進化したと思いました。
それに現在の世界的経済状況に照らした妥当で納得できる価格設定のものが
目についたもの朗報だと思います。
デザイン、商品企画、クォリティ(ムーブメント、ケーシング)など、
どの局面から見ても、この数年来で最も“豊作”と言える
2010年、厳冬のジュネーブでありました。
各ウォッチメーカーの新作入荷を楽しみにお待ちください。
カミネ・ホームページにて随時ご紹介してまいります。