神戸・旧居留地から海の方(京橋方面)に歩いて行くと、
幕末に存在した、神戸海軍操練所の跡地を示す記念碑が
あります。
幕末に存在した、神戸海軍操練所の跡地を示す記念碑が
あります。
そこには、石で出来た文献があり、
この地で勝海舟が坂本龍馬たちに
航海術などを教えていた事などが記録されています。
その勝海舟が生涯を終えたのが、明治32年(1899年)、
カミネの初代上根銀助が元町でお店を創業する、7年前でした。
記念碑の先、メリケンパークから臨む神戸港の海。
坂本龍馬たちは、この海を眺め、大志を育んだのでしょう。
先般の大河ドラマで武田鉄矢扮する勝海舟が、
龍馬をはじめとする訓練生と別れの際
「これまで日本は海によって閉ざされ守られてきた。
しかし、これからはこの海が君らの道となる。
大きな世界に向いて、大志を持って生きていくのだ!!」
・・・という場面。
今思い出しても、感動する言葉でした。
余談ですが・・・
記念碑の近くにこんな所もあります。ここ、昔からありますが、ずっと不思議に思っていましたので、
近くまで接近してみました。
人の気配はありません。
この建物は港の入江(京橋付近)にあって、
まわりには小さなポンポン船のような舟がいっぱい停泊しています。
遠い昔のように、ここでも「海で生きる」為の訓練をしているのでしょうか?
神戸にいると海は身近ですが、確かに船があれば
海は世界のどこにも通じる道となるんだな。と・・・
海を眺めながら想いにふけったひとときでした・・・