KAMINEスタッフブログ

バーゼルワールドの後、パリに移動した訳は・・・

世界五大宝飾店に挙げられるジュエラー『BOUCHERON』の本店を訪れるため、でした。

1階店内の様子と、数々の賞を受賞している証。賞状はまだまだたくさんあります。

高級感漂う店内は定番の「キャトル」シリーズや「アバ」シリーズ、アニマルモチーフの
ジュエリーもあれば、奥のサロンにはハイジュエリーがたくさんディスプレイされていて壮観でした。

3階にあるVIP専用商談ルーム。
VIPの方が来店された時は食事の席をセッティングすることもあるそうで、
右の画像のようなお部屋も隣りに用意されていました。

ブシュロンは顧客様からのオーダーを受けて一からデザインしたジュエリーを作ることが
できるため、創業時からの一つ一つのデザイン画がブティックに保存されています。
そのデザイン画を保管している本棚などほとんどの家具・調度品は創業時のままなのだとか。

と、本来はここまで。

店舗のみの見学の予定でしたが、案内していただいた本店スタッフの方とお話しているなかで、
最上階にあるハイジュエリーの工房責任者の方に許可を取っていただき、急遽工房の見学も
実現しました!

「ここを見学させることはほとんどない」そうで、本当に有り難いことです。
残念ながら写真撮影は禁止でしたが、日の良く当たる小さな部屋で石のセッティングや
研磨を行なっている様子、顧客様からのオーダーのデザイン画を型に起こしているところなど、
ハイジュエリーの制作過程を間近で見ることができました。

お会いした職人の方々は想像していたより若い方が多かったです。
ジュエリー職人の世界では、「最後はブシュロンで勤めたい」と言われてるほど
憧れのブランドだそうです。

工房の写真は撮れませんでしたが、工房責任者のオフィスから見えるヴァンドーム広場の景色は
撮影OKでした。まさに“特等席”です。

こういったことは誰もが見られることでもないと思うので、少ない写真から少しでも皆さまに
本場のハイジュエラーの雰囲気が伝われば、と思います。


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篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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