パテック フィリップがアメリカの銀行家ヘンリー・グレーブスJrのために
当時最も複雑な懐中時計(通称グレーブス ウォッチ)を製作したのは1933年のこと。
当時最も複雑な懐中時計(通称グレーブス ウォッチ)を製作したのは1933年のこと。
この時計は、パテック フィリップ自身が1989年に創業150周年を記念して
製作した「キャリバー89」が発表されるまで、世界一複雑なタイムピースの
記録を保持し続けました。
そして、1999年のオークションで時計としては、最高額の1100万ドルで
落札されたことも話題となりました。
さて、このグレーブス ウォッチですが、実は現在ジュネーブの
パテック フィリップ ミュージアムに展示されています。
(時々、持ち主の元へ戻ることもあるそうですが)
オークションで落札した現オーナーがミュージアムに預けているそうです。
セキュリティの安全面と無料でパテック フィリップにメンテナンスしてもらえるという
メリットはあるものの何とも奇特なお話ですね。
パテック フィリップ展まで、あと10日です。
パテック フィリップ展の詳細は⇒こちら
カミネ トアロード店2F
Tel.078-321-0039
Open.10:30-19:30(無休)