KAMINEスタッフブログ

パテック フィリップの神髄

パテック フィリップは昨年、創業175周年を迎えました。
これを記念し昨秋、スイス・ジュネーブ郊外にある
パテック フィリップ本社で式典が開催され、
素晴らしい記念モデルが発表されました。

175周年記念モデルを象徴するのが、「グランドマスター・チャイム」で、
このモデルはパテック フィリップの腕時計としては初めてとなる時をチャイムで知らせる
グランソヌリ、プチソヌリに加えて、ミニッツリピーター機能を備えています。

20にも及ぶ複雑機能を有するなど、ブランド史上最も複雑な腕時計になります。

この時計は7本のみ製作され、
うち1本はジュネーブにある
パテック フィリップ・ミュージアムに所蔵されます。
時価約3億、即完売だったそうです。。。

パテック フィリップが創業以来、
ファミリー経営による
完全独立のマニュファクチュールだからこそ
「最高の時計を作る」という創業当時からの
企業哲学を守り通せるのでしょう。

この他にも、ギョーシエ装飾やクロワゾネ七宝装飾を施し、
その文字盤中央に大型サイズのムーンフェイズ表示を
配した「ワールドタイム・ムーン 5575」やタキメーター、
テレメーター、パルスメーターがダイヤルにプリントされた
「マルチスケール・クロノグラフ 5975」など、芸術作品とも
言える記念モデルが発表されました。

いずれもケースやラグのデザインや仕上げも素晴らしく、
どの角度から見ても美が成り立っています。

時計は身に付けることができる美術工芸品なのだとあらためて教えられます。

カミネ トアロード店2Fでご覧いただける
レギュラーモデルも同じですが、
パテック フィリップの時計は愛用者には
見ることができない仕様であっても、
ムーブメントの地板には伝統的な紋様が施され、
歯車の裏まで丁寧に磨かれています。

すべての機械式時計のムーブメントには、パテック フィリップ・シールが刻印され、
経営者であるフィリップ・スターン会長、ティエリー・スターン社長親子がその品質を保証します。

そして、パテック フィリップを持つ人の喜び、パテック フィリップを所有することの誇りは
次世代以降まで継承されていきます。

カミネ トアロード店2F パテック フィリップ・フロアには、多彩に取り揃えております。
是非ご来店の上、お手に取ってご覧ください。

※2015年2月1日(日)にパテック フィリップ製品は価格改定を予定しております。
全体的に約5%弱の値上げ幅となっております。

カミネ トアロード店
Tel.078-321-0039
Open.10:30-19:30(無休)


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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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