KAMINEスタッフブログ

伝説、再び。

「奇跡の名馬」
ディープインパクト


この馬が生まれたのち「0歳時」に、オーナーである金子氏が初めて出会った時、その瞳の輝きに衝撃を受けて、「ディープインパクト」と命名された。

生まれた時から身体が小さくて、柔らかく、見た目が牝馬のようも美しい馬体。


7000万円で落札されたディープインパクトは、
その後 無敗の三冠馬となり、
2年間の現役時代の獲得賞金は14億5000万円以上となり今も最高の種馬として活躍しています。

当時の競馬界でディープインパクトに対して叫ばれ
た言葉の数々。
「奇跡に最も近い馬」
「競馬は時々 競馬を超える」
「こんな馬が存在していいのか?」
など、
その栄冠は名ジョッキー 武 豊氏と共に、歴史に名を刻みました。

そのディープインパクトは、世界的に有名な
スペインのラグジュアリー ポーセリン(磁器)アートブランド・リヤドロ社によって、
初めて実馬をモデルに緻密に再現されました。
これがその製作過程と製作の現場です。


製作者は、スペインのバレンシアから北海道ディープインパクトの元に訪れ、
約2週間に及び、詳細で緻密な体側を行い、
数ヶ月に及ぶ製作期間を経て完成させました。
息づかいまでが表現されたような「ディープインパクト」の伝説が、再びよみがえります。

そのディープインパクトが製作された
スペイン・バレンシアにある、リヤドロ本社

今春、バーゼルワールドの帰途 立ち寄り、
その広大な敷地にある工房を見てきました。

本社内にある、美しいいくつかのショールームを見学しました。

リヤドロのコレクションの数々は、
それぞれが語りかけてくるように生き生きとしたアートです。

やわらかい照明で、手入れも簡単なシャンデリア
インテリアとしても世界中で愛されています。

様々な機会に贈られるギフトとしてのリヤドロ製品の数々。

リヤドロ内でもトップクオリティを誇る聖域
「ピラミッド」と呼ばれる工房。

一部屋ずつ存在するマイスターにより、スペシャルピースが製作されます。

その中に入れてもらい、ディープインパクトの製作現場を見てきました。

彼が、その製作者です。

素朴で純な紳士。

優しい目をしていますが、このプロジェクトにかける情熱は
アーティストとして「スペイン人」を感じました。

原型彫刻家は、実際に馬体を計測したのちに、
スペインのアトリエに戻り、馬の筋肉構造を調べた上で、
更にディープの現役時代のビデオを研究して、
ディープの現役時代のしなやかな筋肉
復元しました。

LLADRó
DEEP IMPACT(ディープインパクト)

この作品は日本限定の3000体制作を予定していますが、
売り上げの一部は東日本大震災で打撃を受けた、
1000年以上の歴史を持つ国指定無形重要文化財である、
相馬野馬追祭りの震災復興に寄附されます。

4月17日の発表以来、リヤドロには問い合わせが殺到しており、
全てが手作業の上に、構造的に非常に制作が難しい作品ですので、
一体ずつ時間が掛かります。
オーダーの際は年内渡しとなること予めご了承下さい。

サイズ:H46㎝×W57㎝×D18㎝ 台座付
価 格:378000円(税込)

カミネ 旧居留地店にて、ご予約受付中です。

是非、お問い合わせください。
カミネ・旧居留地店:078-325-0088

~2015年5月5日(火・祝) TV放送のご案内~

「愛と情熱の国スペイン紀行」
~スペイン人が愛する名馬ディープインパクトを追って~

10:00~10:55放送 テレビ東京系 全国ネット特別番組
(関西では、TV大阪でご覧いただけます)
出演:石田純一、中村江里子、武 豊

是非、ご覧ください。


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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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