KAMINEスタッフブログ

スイス リシャール・ミル ファクトリーツアーレポート

先日9月5日。16年ぶりに大幅リニューアルをした元町店。

皆さまのご愛顧に感謝し、新たな気持ちで頑張ってまいります。

そんな改装直前の最中ではありましたが、元町店の取扱ブランド     スイスはリシャール・ミルのファクトリーツアーへ行ってまいりました。

 

 

ホテルからのぞむ朝陽。

勇気と力をもらう一日のはじまり。

 

 

 

 

 

市街地より2時間かけて

工房へ向かう道のりはとてものどか。

 

 

 

 

オノメトリー到着。

ここはトップレベルのエンジニアが集まり

最終の組み立て(アッセンブリー)や

品質管理をしているRM独自のファクトリー。

 

 

プレゼンの後「プロアート」と呼ばれるケースファクトリーへ。

 

2013年にリシャールミルが買収し、ケースや地板・ブリッジなども    こちらで製作されています。

気の遠くなるような作業で有名な 「RM-056」などのクリスタルケースや、カーボンなのチューブで成型されるリシャールミルのケーシングが行われる場所。

 

 

 

 

リシャールミルのパーツはひとつひとつがユニークで  高級車を構成する部品に着想を得ています。

パーツを切削加工で製造し、それらには手で磨きをかけていくのです。

あらゆるパーツの全ては丹念に手で磨きこまれます。

 

 

 

 

大量の油圧で噴射洗浄しながら、パーツのひとつずつが

ミクロの精度まで磨きこまれていく様子は圧巻。

 

 

 

 

 

 

 

これはカーボンケースの初期段階。

カーボンの塊は、いくつもの工程を経てケースに。

 

 

 

 

組立て・最終工程をするオノメトリーへ移動。 ここで出会うのは卓越した技術をもつエンジニアばかり。

ネジの一本ずつまで「超」高級品。

道具の一つ一つまですべて専用のものを使用します。

 

 

 

これが「RM-27-02」ラファエルナダルⅡのケースの一部!

TPT クオーツ NTPTカーボン

驚異的な強度と軽さを持ちます。

ひとつひとつのしま模様に個体差があるのです。

 

 

 

 

これはほぼ完成したクリスタルのケース。

まるで宝石のように扱われまた、宝石のように美しいものでした。

 

 

 

 

 

 

とても驚いたのはこの衝撃テスト。

トゥールビヨンなどの超精密ムーブメントを組み込んだ状態で、ゴルフのインパクト瞬間のような衝撃を与えてテストします。

これを何度も繰り返してテストを行うのですが、まったくビクともしないリシャールミルは、構造学に基づいた時計製造の思想で成り立っています。

 

 

 

 

興奮さめやらぬ中、ランチのおもてなし。

本当にのどかな田舎で、このようにハイテクなリシャールミルが作られていることにあらためて驚きます。

 

 

 

 

 

研修でご一緒した皆さんと記念撮影。

各地方からのディーラーが集まります。このように海外の地で、お互いの旅を共にしながら、意見交換のできる貴重な機会でもあります。

 

 

 

 

 

リニューアルオープンした元町店に並ぶリシャールミル。

2Fのプライベートサロンに、ゆったりと寛いでご覧いただける特別なスペースを設けております。

シャンパンやエスプレッソなども提供しておりますので、じっくりとその魅力を味わいにお気軽にお越し下さい!

 

 

 

 

稀少な製作本数であるRM69 トゥールビヨン エロチック

ユニークなこの新作は来年以降の入荷。

既にかなりの話題作。ご興味のある方はお問合せ下さいませ。

 

 

 

 

お問合せ:カミネ元町店 078-327-3363 (10:30~19:30)motomachi@kamine.co.jp

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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