ゼニスフェアついに始まりました☆
70本以上のゼニスをご覧いただけるまたとないチャンスです!!
ぜひお早めにお越しください☆
ゼニスの歴史はあと数回続きますので最後までお付き合い下さいませ☆
ゼニスマスターまでもう少しです!!
では例のごとく前回のおさらいからです!
Q.1 他社の機械式クロノグラフが1時間に28,800振動(1秒間に8振動)するのに対し
エル・プリメロは1秒間に何振動するでしょうか?
Q.2 また1時間では何振動でしょうか?
Q.3 ゼニスはその類まれなる技術力でエル・プリメロを完成させました。
機械式自動巻きクロノグラフは製造困難ゆえ有名メーカーへ供給もしておりました。
1988年から2000年まで世界で一番知名度のあるメーカーへも供給していましたがそれはどこでしょうか?
またそのモデルはなんというモデルでしょうか?
いかがでしたか??今回は少し難しかったかもしれませんね!
分からなかった方は是非ご確認を◆Click ⇒ ゼニスの歴史④
さて!究極のムーブメント開発に成功したゼニス☆
ここからゼニスの栄華を極めることとなると誰もが信じて疑いませんでした。
が!!しかし!!世の中そう甘くはないんですねーーー。。。
そう!かの有名な”クォーツショック”が世界で起こりました!!
クォーツショック??、、、もちろんご説明いたします!!
まず世界初で日本のセイコーよりクォーツ時計の開発に成功したことがきっかけです!
皮肉なことに世界初の自動巻きクロノグラフ時計の開発に成功した1969年のことです。
クォーツ腕時計は、機械式やそれ以前の各種電池式に比べ圧倒的に誤差が少ないこと!!圧倒的です!!
どうあがいても機械式時計はクォーツ時計に精度という部分で勝てないのです!!
そんなスーパーでハイパーな時計を日本のセイコーが製造し特許の公開を行ったのでもう大変!!!
世界的な各メーカーが製造に参入しコスト削減が進み1970年代に市場を席巻しました!!
では、そんな時計が開発され流行しだすと時計大国スイスはどうなっていたのか???
はい、瀕死です。。。
文字通り本当にスイスの時計産業は大打撃!!数多のメーカーや時計に携わる職人が職を失いました。。
そして気になるゼニスはどうだったのか!!?
もちろんゼニスも例外ではありません。最強ムーブメントを携えながら瀕死の状態に追い込まれました。
そしてついにその当時ゼニスのオーナーであったアメリカの企業は歴史ある機械式時計の製造をやめ
クォーツ時計の製造にシフトする最終決定を下しました。
機械やキャリバー、工具など100年以上の歴史を誇るものが廃棄物として札束に変わっていくのです。
1975年を最後にゼニス至上最高の発明エル・プリメロは時を同じくして
開発されたクォーツ時計によって日の目を見ることなく忘れ去られてしまうのでしょうか?
次回予告!!
最終章・ゼニスの歴史⑥
ゼニスを救うその名は”シャルル・ベルモ”
乞うご期待!!
◆Click ⇒ 日本一のゼニスフェア詳細
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