KAMINEスタッフブログ

ゼニスフェア☆ 最終章・ゼニスの歴史⑥

これを読めばあなたもゼニスマスター☆

今回が最終章です!!

これでご購入後のウンチクもバッチリです!!

左手にゼニスを輝かせて意中の女性をデートへ誘いましょう♪

 

ご購入はもちろん日本一のゼニスフェアで☆

 

 

それでは前回のおさらいからです!

 

Q.1 日本のセイコーが世界初で開発した腕時計により1970年代に市場を席巻しました。

それによりスイスの時計産業は瀕死の状態に追い込まれますがそれをなんというでしょうか?

 

Q.2 また、その現象が巻き起こされるきっかけとなったのはセイコーが開発した腕時計ですが

ゼニスの最高傑作エル・プリメロと同じ年に発売されました。それは何年のことでしょうか?

 

Q.3 セイコーが開発した腕時計に従来の機械式時計はどの部分で圧倒的に劣っていたのでしょうか?

 

いかがでしたか?時計史に残る大変大きな出来事ですのでぜひ覚えておいてくださいね☆

分からなかった方は是非ご確認を◆Click ⇒ ゼニスの歴史⑤

 

それでは最終章!!気合い入れてまいります!!

 

クォーツショックにより瀕死状態のゼニス。。。

本社の命令がすぐさま実行されることになりました。

金属が、100年の伝統とともにトン単位で最高入札者に売り渡されようとしている中、

一人の技術者が自身の製造設備が壊されていくのを見ることにどうしても耐えられませんでした。

そう、のちにこれがゼニスの救世主となる”シャルル・ベルモ”氏です。

 

彼は自分の職を失うのを覚悟で、なんと重要な工具や構成部品を隠し始めたのです!!

現代ではありえないですよね、本当に逮捕されてしまいます!!

なんと彼はそれだけにとどまらず、生産の全工程までを詳細にノートに記録したのです!!

 

名機エル・プリメロをはじめ100年以上の伝統が全て無になってしまうのがどうしても

耐えられなかったのでしょうね、そしていつか機械式ムーブメントの人気が再発する日を夢見て。。

 

そしてゼニスは1978年に別の経営者の手に渡ります。ここがターニングポイント!!

この経営者はゼニスのマニュファクチュールの存在に再び目を向けます。

エル・プリメロほど正確な機械式クロノグラフは他になく唯一無二のものとしてその再生を信じます!

 

ところが!当時の原型や図面、設計図、道具は一切なし!!

定年退職、解雇によって職を離れた時計技師もなし!!再生など到底不可能だと経営陣は諦めかけます。

 

あれ??もうお気づきですね♪

1984年☆ついにエル・プリメロは9年間の沈黙から奇跡の復活を果たします!!

彼は新しい経営陣に9年間も保管してきた”抵抗の証”でもあるいくつもの大きな木箱を見せます。

さすがシャルル・ベルモ!彼は人としても本当に偉大です!

決してその行為を過大に誇ることなく、ただただ義務を遂行したことに満足感を示すのみでした。

かっこよすぎますね☆

”謙虚な英雄” シャルル・ベルモ氏


 

このように彼の勇気、そして芯のある行動がブランドの存続および

伝説のムーブメント、エル・プリメロをこの世に残してくれたのです☆

 

その後はトントン拍子ですね♪

有名ブランド数社が、ムーブメント納品メーカーとしてゼニスに目を向け始め順調な注文!!

ゼニスの歴史④本文、ゼニスの歴史⑤の問題でもあったのようにロレックスなどから受注します!!

2000年、ゼニスはLVMHグループ、有名どころは皆さんご存知のルイ・ヴィトン、

時計ではウブロやタグ・ホイヤー、世界最大のファッション業界大手企業体の傘下に入ります。

それ以降、エル・プリメロは基本的にゼニスの時計のみに使われることになりました。

 

いかがでしたか?ゼニスをもっと好きになっていただいたでしょうか?

ゼニスをご存じない方にはぜひお読みいただきたい内容にしております☆

最初からお読みいただける方!!ぜひ下記からどうぞ!!

◆Click ⇒ ゼニスの歴史①

◆Click ⇒ ゼニスの歴史②

◆Click ⇒ ゼニスの歴史③

◆Click ⇒ ゼニスの歴史④

◆Click ⇒ ゼニスの歴史⑤

 

次回からは日本一のゼニスフェアのおすすめをお伝えしてまいります☆

私も書いていて熱くなってしまったので、新作からではなく

あえて”シャルル・ベルモ”モデルからお伝えしてまいります☆

 

え?そんなモデルがあるの!?と思った方!ぜひご来店ください☆

ぜひお伝えしてきた伝説(エル・プリメロ)を店頭でじかに触れてください♪

お待ちしております!!

 

 

◆Click ⇒ 日本一のゼニスフェア詳細

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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