ジャガー・ルクルトのレベルソという時計が とても好きです。
そもそも、ジャガー・ルクルト自体の質実剛健とした 時計ブランドぶりが好きなことも勿論ですが
レベルソの 小さいながらも誇り高い佇まいや 「黄金比」である縦横のバランスがたまらなく美しいと思います。
洋服だと、シンプルなカシミアのセーターのような
飾り気がなく、素っ気ないくらいの中に 質の良さと快適さが秘められる というイメージでしょうか。
私事で恐縮ですが
10年以上、愛用するレベルソ・レディは
「節目」に両親から贈られました。
一度箱を開けて拗ねたのが懐かしい思い出です。
もっと華やかで「皆が知ってる」ようなブランドものが欲しい年頃でした。
しかしながら、着けて出かけると
「皆が知ってる」ブランドを欲しがっていた皆に決まって褒められたのです。
少しずつ自分の腕に合うレベルソが好きになっていました。
「時を忘れたい時には、文字盤を裏に返す」
実際にはポロ競技の際に、保護するために生み出されたデザインであることを知ったのは、この仕事を始めてからでした。それまでは
ロマンチストなプレゼンテーションを信じていたということです(笑)
いつか記念すべき日を刻印したいなと思っています。
今、カミネ旧居留地店では そんなレベルソの生誕85周年を記念したジャガー・ルクルト フェアを開催中!
来週末には、スイス・ジュウ渓谷から日本人で唯一認められているエングレーバーを迎えてのイベントも展開します。
是非、お気軽に店頭へお立ち寄り下さいね。