KAMINEスタッフブログ

エルウィン・サトラー カミネ 110周年モデル

カミネでは、今年創業110周年を記念して、ドイツの名門クロックブランド『エルウィン・サトラー』にも限定モデルの製作を依頼しました。

サトラーの製品は振り子やゼンマイのみの動力と手作業で成形された大小さまざまな歯車でクォーツ(電池式)と同等の高精度を誇り、余分な装飾を省いたシンプルでモダンスタイルでクロック市場において確固たる地位を築いています。

精度や便利さだけで言えば、電波で時刻も自動修正してくれるクォーツにはかなわないと思いますが、それに代えがたい魅力が機械式クロックにはあります。

 

 

先ず、動力源である重りを定期的に巻き上げる必要があるのですが、その作業自体も楽しめます。週に1回程度で良いので苦になりませんし、何よりも手をかけてあげて動いているというのが感情移入できるポイントです。

また、腕時計のテンプにあたる調速機構が振り子なのですが、腕時計より振動数がはるかに少ないため独特のあのチックタックという音がして、これが何とも心地よく感じます。

本当に心が落ち着く音なので、就寝時でもまったく気にならないと思います。

今回の限定を作るにあたってカミネが選んだベースモデルは最もシンプルな『クラシカ60』というモデル。

幅15.5×奥行き9.0×高さ56.5㎝というサイズなので、どのようなお部屋でもスッキリと収まりインテリアとしても最適だと思います。

 

 

レギュラーモデルとの大きな違いは、12時のインデックスが赤になっていること。5時位置に『Limited Edition』の文字も入れました。

限定数は茶色が4台と、黒色が1台の合計5台です。
上代¥756,000(税込)

現在、カミネ トアロード店2Fに茶色と黒色 を1台ずつ展示しています。

是非、ご覧ください。

 

 

 

カミネ トアロード店2F
Tel.078-321-0039
Open.10:30-19:30(12月31日、1月1日・2日休業)

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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