こんばんは。
元町店の栩山(とちやま)です。
本日は、フランク・ミュラーの時計の紹介でございます。
まずは、天才時計師フランク・ミュラー氏のご紹介です!
創業者のフランク・ミュラー氏は、1958年生まれのスイス人です。
氏は幼い頃から機械に興味があり、ジュネーブ時計学校に進みました。
入学後、3年間で履修すべき単位をなんと1年で修得!!
そして、主席で卒業!!
当時から卓越した技術が注目されていたようです。
卒業後は、独立時計師として、アンティーク時計の修復や愛好家のオーダーによる1点ものの製作などを手掛けました。
1980年代後半からは、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、スプリットセコンドなど
複雑機構を組み込んだ腕時計を製作し、その天才ぶりが「ブレゲの再来」と絶賛されました。
今回は、天才時計師フランク ミュラー自ら創作した時計ケース、トノウカーベックスのご紹介です。
トノウ カーベックスはフランク ミュラーがまだ20代の若き独立時計師の頃に、
唯一制作したオーダーメイド時計のフォルムとして開発された時計です。
どの角度から見ても立体的な曲線で描かれた、湾曲した樽型(トノウ)ケースで、
20世紀初頭からアールデコ期にかけて、初期の腕時計にしばしば見られるデザインです。
この優美なケースとともに、やはり初期の腕時計に用いられていたノスタルジックなビザン数字を配した
文字盤のデザインは、フランク・ミュラーの代名詞になりました。
トノウ・カーベックス レリーフ
6850BSCRELAC
¥1,350,000(税込)
自動巻き
すぐさまヨーロッパのコレクターの目にとまり、1992年ブランドが誕生してからも、
フランク ミュラーの名声とそのフォルムは一心同体を成し、世界中を席巻しました。
フランクミュラーと言えば、「超複雑技巧」、「個性的なデザイン」を
思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
今回、ご紹介させて頂く “トノウ・カーベックス レリーフ” は至ってシンプルです。
シンプルではありますが、「レリーフ」の特徴は時計のケース素材と同色のインデックスの輝きにあります。
12個の数字は文字盤の裏側から型押しをする技法によって立体的な浮き彫り(レリーフ)に仕上げられています。
レリーフ状に浮き上がった数字は、ケース独特の曲線が作り出す立体感と相まってさらに際立って見えます。
光が織り成す陰影は文字盤の隅々まで行きわたり、それによって繊細なレリーフが生き生きと強調されています。
インデックスのミラー効果も、そこから解き放たれるマジカルな輝きが文字盤にさらなるアクセントを添えており、
「レリーフ」はフランク ミュラーの新しいクラシックを先取りするモデルです。
個人的には、控えめだけれども、色気があるこのモデルが
フランク・ミュラーの時計の中で一番好きです。
例えば、スーツの袖からちらりと覗かせたとき、
お食事の際、外套を脱がれ、腕元にこの時計が少しだけ見えたとき、
クラシックな意匠で美しいカーブ曲線を描き、腕に吸い付くように鎮座しているこの時計が
ビジネスはもちろんシーンを選ばずに着用できる作品です。
少しだけ主張し、お客様の魅力をさらに引き出してくれること、間違いございません!
長々と長文にて失礼致しました!
最後までご覧頂きありがとうございます。
気になられましたら、お気軽に当店にお越しくださいませ!
スタッフ一同お待ち申し上げております!
元町店 078-327-3363