KAMINEスタッフブログ

中秋の名月に

今夜は、中秋の名月。

いわゆる「十五夜」は、英語では「Harvest moon」と表現され、秋の収穫への感謝を表しているようです。

 

腕時計と、天文の世界は切っても切れない縁があります。

 

 

 

 

 

 

空を見上げて時の経過を見る人間の原則的な行動はもとより

「月」は古くから人間の生活に根ざしています。

月の満ち欠けを表示するムーンフェイズ機能は、18世紀の後半から既に時計に取り入れられ、今日も多くの時計に搭載されています。

 

 

頂点を極めるような極上のコンプリケーションには、かならずと言って良いほど天文の世界が表現されているように思います。

 

 

 

 

 

 

たとえば、ジュール オーデマ・イクエーションオブタイム。

(過去AUDEMARS PIGUETの研修に行った折、まったくこの機能を理解できず苦しんだ覚えがありますが…)

 

イクエーションオブタイムは、「均時差」といって ”真太陽時”と”平均太陽時”という細かな時差をも表示するという複雑な機能をもっています。

 

この時計の12時位置に表示されるムーンフェイズは極めて精巧で、120年に一度の修正しか要しません。

 

AUDEMARS PIGUETの詳細や他商品については、カミネ元町店へどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

届いたばかりのフレッシュな情報でいうと、A.ランゲ&ゾーネ。

先日、フィレンツェで発表されたばかりの ”青く輝く工芸美” として名を馳せる1815の世界限定わずか20本のこのモデル。

 

「1815ラトラパント・パーペチュアルカレンダー ハンドヴェルクスクンスト・エディション」

 

星空をイメージした文字盤にエナメル焼成とエングレービングを組み合わせた装飾は、A.ランゲ&ゾーネではじめての採用。

 

 

 

 

 

 

ケースバックにはローマ神話に登場する月の女神の姿。

A.ランゲ&ゾーネの素晴らしき世界は、是非、カミネ旧居留地店まで。

 

ドイツ本国で特別な研修をマスターしたアンバサダーが3名所在しております。

 

 

 

 

 

 

 

「十五夜」にかこつけて、今お店で買える”月にまつわる”ウォッチをいくつかご紹介。

 

 

 

 

 

 

 

ハリー・ウィンストン

アヴェニューCミニ・ムーンフェイズ

18KRG クォーツ \2,376,000(税込)AVCQMP16RR001

 

(お問合せ:トアロード店/078-321-0039)

 

2017年最新作のアヴェニューです。

32.3×15.6mmという小さなケースながら美しいハリー・ウィンストンのダイヤモンドがしっかりと配されたこのモデル。

 

ムーンフェイズの搭載で、文字盤に色が加わり華やかな印象がアップ。

 

婦人用でもう1本。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャガー・ルクルト

ランデヴー ナイト&デイ

SS(34mm)自動巻き¥1,539,000     Q3448420

 

(お問合せ:旧居留地店/078-325-0088)

 

※ムーンフェイズ機能ではなく、デイ/ナイト表示です

昨今、女性からの支持が目立つジャガー・ルクルト。角型の印象が強いですが、5年ほど前に披露されたこの円型のランデヴーも今では随分とバリエーションが増えました。

 

 

シルクのプリーツを思わせる繊細な文字盤。こんな小さな造作が女性にとっては心くすぐられるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

カルティエ

ドライブ・ドゥ・カルティエ・ムーンフェイズ

18KRG(40×41mm) 自動巻き¥2,473,200(税込)WGNM0008

 

(お問合せ:トアロード店/078-321-0039)


カルティエの伝統に名を連ねる男性のためのコレクションのフォルムはスタイリッシュかつ、エレガント。

 

ブランドによりRG(PG)の色合いは微妙に差がありますが、カルティエのRGは赤味の主張が強くないので日常使いしやすい。側面のなだらかな曲線美もさすがです。

 

 

 

 

 

 

 

 

A.ランゲ&ゾーネ

サクソニア アニュアルカレンダー

K18WG(38.5mm)年次カレンダー ¥5,335,200(税込)LS3303AP

 

(お問合せ:旧居留地店/078-325-0088)

 

ランゲ&ゾーネはムーンフェイズを搭載しているモデルが多く、非常に選定に悩みますが、個人的にシンメトリックを好む傾向にあるので、こちらをチョイスしてみました。

 

 

2010年の発表以来、人気を博すモデルです。永久カレンダーよりもリーズナブルでありながら使い勝手は変わらないところや、調和のとれたデザインバランスが魅力的です。

 

 

 

ちなみに…

 

弊社社長のイチオシはこちらだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A.ランゲ&ゾーネ

ランゲ1  ムーンフェイズ(2017NEW)

18KRG(38.5mm)手巻き LS3843AJ¥4,860,000(税込)

 

(お問合せ:旧居留地店/078-325-0088)

 

2017年、今年SIHH発表の最新作ですね!

元々は2002年から、ランゲ1にはムーンフェイズモデルがありましたがこの新作には、新たに開発されたムーブメントが搭載されています。

 

単にあたらしいムーブメント、というと通り過ぎてしまいそうなのですが、冒頭に写真を掲載した「ムーンフェイズがダブルディスク」であることがポイント。

 

 

単調な表情になりがちな月齢表示ですが、デイ・ナイト表示を一体化させたことにより、

 

昼には青い空。夜には星空。

自然と同じくして、変化する空を背景に月相が表示されるという。

 

なんともオーナーの満足度高まる仕立てでの再登場なんでしょう。

 

 

本日ご紹介した5点の商品は、すべて現在カミネ各店の店頭にてご用意がございます。

是非、お気軽にお問合せ下さいませ。

 

 

幸いお天気にも恵まれた十五夜。

中秋の名月を眺める素敵な一夜となりますように。

 

 

 

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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