KAMINEスタッフブログ

A.ランゲ&ゾーネ、卓越したパーツ仕上げの技術

 

本日は大安+一粒万倍日+天赦日が重なるトリプルラッキーデー!

新たなことをスタートしたり、ここぞというお買物にも最適な日です。

 

時計愛好家の方には一目で見分けがつくと言われる、A.ランゲ&ゾーネのムーブメント仕上げについてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムーブメント内側の見えないどんな小さな部分にも、最高の技巧を駆使して究極の仕上がりを追求するA.ランゲ&ゾーネ

鏡面仕上げや面取り部の角度・幅を均一にする技術の習得には、長期間に及ぶ訓練を要します。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

ガンギ車のカバープレートや、スワンネック形バネなどのパーツ等に鏡面仕上げを施すためには、最長2時間に及ぶ緻密な作業が必要となります。

職人がパーツをニワトコのピス(柔らかい乾いたニワトコの枝の髄)に留めて、ダイヤモンドの粉をまぶした研磨紙に8の字を描くように擦り付けます。

研磨紙は目の粗いものから順に細かいものへと取り替えていきますが、紙の上に微細な埃が入ったり、研磨で加える力の加減を間違うと最初からやり直しになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーツ内側の角の艶出し仕上げに職人が使用するのは、鉛筆に似た硬い工具。

手作業で均一に削り仕上げていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テンプ受けに伝統の花柄をエングレービングできる職人はわずか数名しかいません。

そのうちどのエングレーバーが彫り入れたかは、仕上がりの模様の個性を見れば一目瞭然です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職人それぞれの彫の深さや線さばきのくせが光るハンドエングレービングが入った時計は、世界にひとつだけ。何度眺めても飽きる事のない、美しいムーブメントが仕上がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数百ものパーツひとつひとつに魂がこめられた、A.ランゲ&ゾーネのタイムピースはどれも唯一無二の逸品です。

 

来月10月13日~21日まで、カミネ旧居留地店にて「A.ランゲ&ゾーネフェア」を開催いたします。

フェア開始の10月13日と14日は店頭で毎年恒例のドイツビールイベント「オクトーバーフェス」も開催、さらに10月14日はホテルオークラで「A.ランゲ&ゾーネ展示会」も開催いたします。

フェアの詳細はまた近日ご紹介いたします!

ぜひ皆様のご来店をお待ち申しあげます。

 

カミネ旧居留地店:078‐325‐0088

 

 

 

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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