阪神淡路大震災から、今日で24年。
阪神間に住む人々にとって
今日は忘れられない日。
今朝は、神戸・東遊園地では
鎮魂を願い教訓を次世代へ「つなぐ」追悼行事が開かれていました。
当時、カミネはトアロード本店と今はなきさんプラザ店の二店舗のみ。
トアロードの本店には、大きなROLEXの回転看板がありました。
5時46分で時を止めた時計は
25年以上、軒先を見守り続けた看板でした。
「いつか必ずもう一度掲げる」を目標にやむなく取り外されたものの
被害を受けた壁には重すぎて、取付けは叶いませんでした。
2001年頃のトアロード本店は
5年経っても尚、爪痕の残る街並みの中。
それから、年月を重ねて
ようやく完成したトアロード本店。
看板時計はありませんが
夢をいくつも込めた路面店となりました。
そして、さらに20年以上の歳月が経ち
昨年の6月に
あらたに誕生した、ランドマーク。
幾重の時を超えて果たされた夢でした。
この時計が誕生した喜びは、震災を知らない新しい世代にも
きっと継承していきたいと思います。
今日もこの場所で元気に時を刻んでいることに
あらためて感謝します。
神戸の街がさらに光り輝きますように。