KAMINEスタッフブログ

1月17日

阪神淡路大震災から、今日で24年。

阪神間に住む人々にとって
今日は忘れられない日。

今朝は、神戸・東遊園地では
鎮魂を願い教訓を次世代へ「つなぐ」追悼行事が開かれていました。

 

当時、カミネはトアロード本店と今はなきさんプラザ店の二店舗のみ。
トアロードの本店には、大きなROLEXの回転看板がありました。

5時46分で時を止めた時計は
25年以上、軒先を見守り続けた看板でした。

 

 

 

 

 

 

 

「いつか必ずもう一度掲げる」を目標にやむなく取り外されたものの
被害を受けた壁には重すぎて、取付けは叶いませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2001年頃のトアロード本店は
5年経っても尚、爪痕の残る街並みの中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、年月を重ねて
ようやく完成したトアロード本店。

看板時計はありませんが
夢をいくつも込めた路面店となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、さらに20年以上の歳月が経ち

昨年の6月に
あらたに誕生した、ランドマーク。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幾重の時を超えて果たされた夢でした。

この時計が誕生した喜びは、震災を知らない新しい世代にも
きっと継承していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もこの場所で元気に時を刻んでいることに
あらためて感謝します。

神戸の街がさらに光り輝きますように。

 

 

記事カテゴリー

COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

連載コラム一覧

<< 前の記事
愛らしいリヤドロの雛人形
UPDATE: 2019.01.16
次の記事 >>
I.T.A. 日本上陸記念 スペシャルモデル『オートマティコ』
UPDATE: 2019.01.18
LINE

LINE友だち追加して
お問い合わせ