いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
初めまして、三月に入社しました旧居留地店の新人湯浅と申します。
この場をお借りし、僭越ながら自分に関する事を書かせていただこうと思います。
新人とは言え、なかなか年を重ねている、三歳の子供を持つ父親です。
以前は高級家具、特に敷物を販売する仕事をしていました。
世界の名品を目にする事も多く、「高価な物には理由がある」という持論があります。
そんな経歴を積み、この度以前より興味のあった時計の世界に入る事となり、
性質は違えども経験や持論を役立て、お客様とお話したいと思っております。
入社してわずか数週間、
臨時休業となってしまったお店(5/7より営業再開)の現状に、
軒下で雨があがるのを待つ猫のような日々を過ごしています。
ところで、皆様が時計に興味を持ったきっかけはなんですか?
両親や周りの方、TVや雑誌で有名人が着けているのを見た、など様々だと思います。
私の場合は、前職のお客様です。
商談中の書類などにサインを頂く際、目に留まる腕時計は
その方の個性、趣味、風格、経済力を本人が語らずとも雄弁に表現していました。
元々興味があったこともあり、
一度気になり始めると「ところでその時計は…」とついお聞きしてしまい、
そうするとほとんどのお客様は、照れながらも誇らしそうに時計のお話をして下さるのです。
シンプルに「欲しくてつい買ってしまった」という方から、
思ってもみないエピソードをお持ちの方も。
いつしか時計ばかりに目が行くようになりました。
個性を表現するツールは車や衣服、帽子、靴、鞄など他にもある事でしょう。
その中で腕時計は、時にさりげないスマートさやエレガントさを体現し、
時に圧倒的なオーラを放ち、“表現したい個性”を自在に使い分けることができます。
それでいて、日常的なツールである。ここに魅力があると思います。
良い物を大切に長く使い、継承することができる特性は我々日本人文化にも通ずるものがあります。
今店頭に立つ私の気持ちは、
初めてカミネに来店されるお客様と同じ気持ちだと思います。
店の扉を開けた瞬間に飛び込んで来る、豊富なブランドの数々、
洗練された重厚感のある雰囲気、専門知識を持ったたくさんのスタッフ。
そしてまばゆい光を帯びた魅力的な品々。その中で最高の逸品に出会う瞬間を味わう。
末永く使う高価な品を購入する機会はそう何度もある事ではありません。
それをやはり間違いなかったと思っていただける提案ができるよう日々精進致します。
これをお読みいただいたお客様に、後日店頭でお声をかけて頂ければ幸いです。
5/7より11:00~18:00の時間短縮にて、旧居留地店は営業を再開しております。
皆様のご安全・ご健康をお祈りするとともに、
お目にかかることのできる日を楽しみにしております。
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