フランスはパリの歴史深いジュエラー「Cartier」の時計の魅力をご紹介します。
●カルティエの歴史
超名門の宝飾・時計ブランドのカルティエは、ルイ・フランソワ・カルティエが1847年創業し、1904年に許可を受けたイギリス王室を皮切りに、カルティエは次々と王室との関係を深めました。
王家で身に着けられるジュエリーのモチーフは、現在でもカルティエを代表するアイコンとして愛され続けているものも多々あります。
いつの時代も美しいクリエイションを生み出すカルティエは受け継がれてゆくべきプロダクトを沢山持つジュエラーです。


●カルティエの時計の特徴と定番モデル
【アイコニックなケースと文字盤】
様々な種類のデザインが展開されていますが、そのモダンかつアールデコなデザインは唯一無二であり、どれをとってもカルティエらしさが際立っています。
一目見てカルティエの腕時計と認識できる定番のローマ数字を使った文字盤が特徴的です。

【時計技術】
デザインのみではなく、技術性にも優れているカルティエ。
2000年まではETA社のムーブメントを用いていましたが、2001年に「カルティエマニュファクチュール」を設立してカルティエウォッチ製造の拠点を作り、2010年には自社ムーブメント「Cal.1904MC」を開発しました。
その後に開発された「Cal.1847MC」にはシリコン製の脱進機の採用や、マジッククリックを採用する事で巻き上げ効率を向上させる等、時計製造における確かな技術力を保有しています。


針が宙に浮いている様なミステリークロックを開発したことも有名ですね。
現在でもミステリアスアワーウォッチが販売されており、その不思議な機構を腕元で楽しむことができます。

【定番モデル】
・タンク
1917年に誕生し1919年に発売されたタンクは昔から現在までラインナップされている、言わばカルティエの腕時計の看板的存在と言えるでしょう。
タンクは第一次世界大戦を終戦に導いた平和の象徴であるルノー製の戦車がモチーフとなっていて、アールデコなデザインと洗練された佇まいは世代を超えて多くの人々から愛されてきました。
タンクを愛用する「タンキスト」と呼ばれる愛好家の中にはジョン・F・ケネディ、モハメド・アリ、イヴ・サン=ローランといった著名人も名を連ねています。

・サントス
ルイ・カルティエが友人であり飛行家のアルベルト・サントス・デュモンから「飛行機の操縦中に懐中時計よりも簡単に時間を確認出来る時計を作って欲しい」という要望から生まれた世界初の腕時計「サントス」
ベゼルを留める8個のビスは飛行機のボディのパーツを留めるビスから着想を得たデザインとなっています。

・パシャ
1930年代にモロッコのマラケシュを統治していた太守であったエル・ジャヴィ公がプールで遊んでいる時にも使える時計をカルティエに製作させたのが始まりとされている時計です。
一度は生産終了になったものの、リューズプロテクターやグリッドなど特徴的なデザインが人気を博していた為、2020年に待望の復刻を果たして今やカルティエウォッチの定番モデルとしてラインナップされています。

●コレクション プリヴェ カルティエ パリ
コレクションプリヴェカルティエパリ(Collection Privee Cartier Paris)とは、1998年から2008年の間に展開されていたカルティエの最上級コレクションです。
当時ジュエリーのイメージが強かったこともあり、カルティエの腕時計は比較的女性の支持率が多かったのですが、カルティエが行った男性客を取り込む戦略の中の一つで展開されていたコレクションラインが「コレクションプリヴェカルティエパリ」です。

このコレクションは「トノー」「タンクLC」「トーチュ」「サントス」等といった名作を多く取り入れ、搭載されているムーブメントもピアジェやフレデリックピゲ、ジャガールクルト等といった高級機械式ムーブメントを導入しています。
これらの時計に用いられる素材はイエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールド・プラチナのみであり、カルティエの中でも最上級ラインとしての差別化を図っています。
コレクションプリヴェカルティエパリの文字盤の中央には薔薇の模様があしらわれていて、文字盤全体に美しいギョーシェ彫りが広がっています。
CARTIER PARISという通常モデルとは異なったロゴの表記がされているのも特徴です。

現在では、「カルティエ プリヴェ」というメゾンの伝統的な時計に焦点を当てた愛好家達の注目を集めるコレクションを展開しています。
「クラッシュ」、「タンクサントレ」、「トノー」、「タンクアシンメトリック」、「クロシュ ドゥ カルティエ」に続いて2022年には「タンクシノワーズ」が発表され話題になりました。

●カルティエウォッチの魅力
カルティエの腕時計は歴史深く、クラシカルで普遍的かつ前衛的なデザインは、唯一無二な存在でこれから先も廃れる事は無いでしょう。
かつて英国王のエドワード7世が「王の宝石商、宝石商の王」とカルティエを讃えた様に、デザインの随所に宝石商の王ならではのエレガントな装飾や工夫が施されております。ウォッチメイキングにおける技術力も高く信頼できるので、初めての腕時計としても自信を持ってお勧め出来ます。
この記事を読んで少しでもカルティエの腕時計に興味を持って頂けたら幸いです。カミネでもトアロード本店にてお取り扱いがありますので、実際にお手に取ってカルティエウォッチの魅力に触れてみて下さいませ。