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イタリアのエレガンスとスイスの比類なき時計製造「ブルガリ-BVLGARI」

今回はイタリアならではの卓越したスタイル、クラフツマンシップが象徴的な「ブルガリ-BVLGARI」がつくる時計の魅力をご紹介します。

ブルガリの歴史

BVLGARIは、1844年にイタリアの銀細工職人であるソティオ・ブルガリによって創業されました。

ちなみにBVLGALIの「V」が何故「U」ではないのかというと、古代ラテン文字では「V」と表記することから、ブルガリの歴史や世界観を演出しようとする考えからこのような綴りで表記されています。

1920年代は伝統的なフランス様式のハイジュエリーや、典型的なアールデコデザインが主流でしたが、1940年代以降はブルガリ独自のイタリアンスタイルが台頭するようになります。

1950年代にブルガリは色石を使用した大胆なカラーコンビネーションにより、「色石と言えばブルガリ」と言われるほどの象徴的な地位を築きました。

そこから1960年代にかけて「ドルチェ・ヴィータ(甘い生活)」と呼ばれた繁栄期には、コンドッティ通りのブティックが著名人達の集まる社交の場となり、ブルガリは世界的な名声を確固たるものとしました。

ブルガリ ローマ本店

ブルガリのウォッチコレクション

「ブルガリ・ブルガリ」
40年以上歴史のある代表的なシリーズ。

1975年にベゼルに「BVLGARI ROMA」と刻印した100本限定デジタル時計を特別な顧客へプレゼントした。
これがブルガリの作った初めての腕時計である。

その2年後にブルガリ・ブルガリを発表。ベゼルに「BVLGARI・BVLGARI」と刻印されたこのモデルのモチーフはローマコインである。

「セルペンティ」
セルペンティとはイタリア語で蛇を意味します。蛇は知恵や再生、富、官能のシンボルとされ、その起源は古代ギリシャやローマの神話に遡ります。

セルペンティは1940年代に誕生し、ブランドモチーフである蛇の独特なデザインを用いた唯一無二であり、ブルガリを代表するコレクションの一つです。

「オクト フィニッシモ」
2012年に発表されたオクトはラテン語で数字の8(八角形)を表しています。
丸と角を組み合わせた幾何学的なデザインは110面ものファセットを生み出し、イタリアや古代ローマの建築物などからインスピレーションを受けてデザインされています。

マイクロローターやペリフェラルローターを搭載し、とことん薄さに拘っているので袖収まりが非常に良いのも特徴です。

コラボレーションモデル

ブルガリはアーティストとのコラボレーションモデルを積極的に生み出しており、それらのモデルはどれも人気で、発売後直ぐに完売してしまうこともあります。ここではコラボレーションモデルを何点かご紹介したいと思います。

建築家 安藤忠雄氏
深みのあるブルーダイヤルに、新月から満月へと移り行く中で最初に現れる三日月をあしらったシンプルかつ優雅なデザインのモデルです。

ケース素材にはセラミックを用いており、時計全体のデザインバランスが非常に美しいモデルです。

現代美術作家 宮島達男氏
「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という三つのコンセプトをもとに、1から9までの数字の変化を繰り返す作品を通して、生命の循環や時の永遠性を表現しています。

文字盤に配置される「8」はオクトフィニッシモの八角形ケースを意味します。

建築家 妹島和世氏
このモデルは素材と透明性、見えるもの見えないものとのコントラストに着目し、妹島氏の作品に共通するスタイルをブルガリの腕時計で表現しました。

これまでに無いミラー効果を放つダイヤルと細かなドットパターンが施されたサファイヤクリスタルに、隅々までポリッシュされたブレスレットが装着されることで、透明感をより一層際立たせます。

ブルガリの時計

歴史あるブルガリの腕時計は、ジュエラーという側面でイタリアとフランスそれぞれのスタイルに血統をもつエレガンスな時計造りを体現してきました。

洗練されたそれらの時計は、どれをとっても間違い無く一生物の腕時計となるでしょう。

カミネではトアロード本店にて取り扱っておりますので、是非お手に取ってブルガリウォッチの魅力に触れてみて下さい。

【カミネ トアロード本店】
〒650-0021
神戸市中央区三宮町3-1-22
TEL:078-321-0039
10:30~19:30(無休)
https://www.kamine.co.jp/shop/torroad/

BVLGARI(ブルガリ)ウォッチコレクション
https://www.kamine.co.jp/watch/bvlgari/

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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