KAMINEスタッフブログ

【ウォッチズ&ワンダーズ 2025速報レポート】革新素材“サーメット”と圧巻のクラフツマンシップが輝くパルミジャーニ・フルリエ

パルミジャーニ・フルリエのブースは、
美しさと洗練さを感じさせるシンプルなデザインが特徴です。
余計な装飾を排除し、空間を最大限に活かした広々としたブース内は、
訪れる者を優雅な雰囲気で包み込んでいます。

ブースの中央奥に位置する巨大なモニターが、
パルミジャーニ・フルリエの歴史や技術を紹介する映像を流しており、
その前にはバーカウンターも設置されています。
美味しいドリンクをいただきながら、ゆっくりとブランドの魅力を堪能できるスペースがあり、思わず注文したくなってしまいますが、ここでは写真だけを撮ってその場の雰囲気を楽しんでおきましょう。

昨年はブランド創業当時からのコレクション「トリック」が復活し、
大きな話題を呼びました。
歴史的なコレクションの復活は、
時計愛好家にとって特別な意味を持つ出来事でした。
そして今年も期待が高まる中、パルミジャーニ・フルリエのブースで目にした新作には、昨年を上回る驚きと興奮を感じました。

それでは、2025年の注目新作を一挙にご紹介いたします!

PFH952-2010002-300181
PFH952-2010001-300181

トリックパーペチュアルカレンダー
REF:PFH952-2010002-300181/PFH952-2010001-300181
モーニングブルー / ゴールデンアワー
プラチナ950 / 18Kローズゴールド
40.6mm 共に50本限定
¥15,114,000 / ¥13,970,000

パルミジャーニらしく、ミニマルで洗練されたデザインが魅力です。
情報量が多くなりがちなパーペチュアルカレンダーですが、
同軸レイアウトによってすっきりとまとめられており、
視認性とエレガンスを両立しています。

トンダPF GMTラトラパンテ ヴェルツァスカ
REF:PFC905-1020002-100182
40mm
¥4,680,000

トンダPF GMTラトラパンテに新たなダイヤルカラーが加わりました。
モデル名にもなっている“ヴェルツァスカ“とはスイス・ティチーノ州にあるヴェルツァスカ渓谷のことを指し、氷河の様に澄んだエメラルドグリーンの水が特徴です。
スイスの美しい自然を反映したダイヤルカラーが、時計全体に独特の深みを与えています。

トンダPF スケルトン スレートグリーン
REF:PFC912-1020002-100182
40mm 50本限定
¥10,681,000

トンダPFのスケルトンモデルに、
落ち着きのあるスレートグリーンが加わりました。
ムーブメントの美しさを存分に楽しめる構造ながら、
全体のトーンはシックで上品。
華やかさと静けさ、そのバランス感覚が絶妙です。

PFC931-1020022-400182
PFC931-1020021-400182

トンダPF スポーツ クロノグラフ ウルトラサーメット
REF:PFC931-1020022-400182 / PFC931-1020021-400182
ミラノブルー / ロンドングレー
42mm
¥6,556,000
今回のパルミジャーニ・フルリエの新作の中で、
最も目を引いたのがこちらのモデルです。

ケースの素材に使用されている“サーメット“という非常に珍しい素材に注目が集まりました。
サーメットとはセラミック(CERAMIC)の「CER」と金属(METAL)の「MET」を組み合わせた新素材で、ケース、ベゼル、リューズ、プッシュボタン、ストラップのバックルに至るまで、全てサーメット製の時計は世界初とのこと。
開発に3年もの歳月を費やしたそうで、非常に革新的なモデルです。

パルミジャーニ・フルリエの新作はいかがでしたでしょうか?
新素材を取り入れ、従来のブランドの雰囲気とは一線を画すモデルが登場したことに、個人的には驚きました。
ブランドの持つ美意識とクラフツマンシップはしっかりと継承されており、
クラシックな中にも革新が感じられる、とても魅力的なラインナップです。

このあとも引き続き、現地からウォッチズ&ワンダーズの最新情報をお届けしてまいりますので、どうぞお楽しみに!

カミネ 元町店
https://www.kamine.co.jp/shop/motomachi/
〒650-0021 神戸市中央区三宮町3丁目1-8
TEL:078-327-3363 / FAX:078-327-3380
MAIL:motomachi@kamine.co.jp
営業時間:10:30~19:30 (水曜日定休)

PARMIGIANI FLEURIER – パルミジャーニ・フルリエ ウォッチコレクション
https://www.kamine.co.jp/watch/parmigiani-fleurier/

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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