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【ウォッチズ&ワンダーズ 2025速報レポート】ブルガリが打ち立てる世界最薄のトゥールビヨンウォッチ

実は、ブルガリは今年がウォッチズ&ワンダーズ初参加。

昨年までは会場近くの別会場にて新作を発表していましたが、初参加となる今年は、その雰囲気も大きく異なります。

ブースの随所には、大理石調のパネルが貼られており、ラグジュアリーな空間を演出。

ブルガリは、2023年に行われた「オンリーウォッチ」のために、大理石製のオクト フィニッシモを製作しています。
参考:オンリーウォッチ 2023

その記憶が蘇り、今年の新作にも大理石を採用したモデルが登場するのでは……と期待が高まります。

それではブルガリの新作をご紹介いたします!

オクトフィニッシモマーブルトゥールビヨン

イタリア・ローマの古代建築に使用されていた大理石(マーブル)にインスパイアされて誕生したモデル。

伝統と革新が融合した、まさにブルガリらしい芸術作品です。

ブルガリ・ブルガリ マーブルダイアル

ブルガリ・ブルガリコレクションからも大理石(マーブル)のモデルが発表されました。

2025年は「ブルガリ・ブルガリ」誕生50周年。
それを記念して発表されたのが、グリーンマーブルダイアルのアニバーサリーモデル。
150本限定となっています。

隣のブルーのマーブルモデルも印象的。こちらは限定ではないようです。

どちらも大理石の美しさが際立ち、ブルガリの芸術性が感じられる仕上がりとなっています。

次にご紹介するのは、

オクトフィニッシモ ウルトラトゥールビヨン

「薄型」の価値を再定義し続けてきたブルガリが、記念すべき10番目の世界記録として発表した、世界最薄のトゥールビヨンウォッチです。

直径40mmのケースに、厚さはわずか1.85mm。
28,800振動に、42時間のパワーリザーブを備え、普通に使えるスペックなのが驚異的です。

先ほどのマーブルモデルがブルガリの「芸術性」を象徴するものだとすれば、このウルトラ トゥールビヨンは、ブルガリの「技術力」を体現する一本と言えるでしょう。

手に取ると、その“薄さ”をより実感できます。
繊細でありながらも力強さを感じるのは、オクト フィニッシモの建築的なデザインならではですね。

最後にご紹介するのは、セルペンティコレクションです。

2025年は「巳年」でもあり、蛇をモチーフとするこのコレクションには特別な意味が込められています。

蛇は脱皮を繰り返しながら新しい姿に生まれ変わることから、「再生」や「永遠」の象徴とされてきました。

ブルガリはこのモチーフを、70年以上前からデザインに取り入れています。

今年は、ついに機械式ムーブメントを搭載したセルペンティが登場。

メンテナンスを施せば一生動き続けるとも言えるこのムーブメントが、セルペンティの「永遠性」をさらに強調しています。

まだまだご紹介したいモデルはたくさんありますが、今回はここまで。

記事内の写真をご覧いただき、気になるモデルがありましたら、ぜひトアロード本店までお問い合わせください!

コンセプトは”オーセンティック”
神戸・三宮の地で118年以上の歴史をもつカミネの本店であるトアロード店は、”オーセンティック”をコンセプトに、1階にてブルガリのウォッチコレクションを取り扱っております。

ブルガリ正規取扱店
【カミネ トアロード本店】
078-321-0039
https://www.kamine.co.jp/shop/torroad/
〒650-0021 神戸市中央区三宮町3丁目1-22
営業時間:10:30~19:30(無休)

ブルガリ(BVLGARI) ウォッチコレクション
https://www.kamine.co.jp/watch/bvlgari/

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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