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【比較してみた!】ブレゲ タイプXX コレクション:18Kローズゴールドとステンレススチールモデルの違い

昨年末、タイプXXコレクションに新たに18Kローズゴールド製ケースのモデルが登場しました。

この新作は、1955年製のタイプXX Ref.1780にインスパイアされています。

過去のタイプXXシリーズにもゴールド製モデルが存在しましたが、
1950年代に製造されたわずか3本のゴールド製タイプXXのうち
1本は現在、パリのブレゲミュージアムにて保存されています。

今回の新作は、2023年に発表されたステンレススチール(SS)モデルをベースに、いくつかのデザイン変更が加えられています。

まずは文字盤のデザインに注目してみます。
SSモデルはパイロットウォッチらしくマットブラックのダイヤルで
無骨な雰囲気を持ちますが、新作のゴールド製モデルは、
ブルーのサンレイ仕上げが施されエレガントで洗練された印象です。
SSモデルとの違いが際立ち、より高級感を感じます。

次に、ゴールド製のモデルはベゼルに初めてブルーのセラミックベゼルが採用されました。
ブレゲでセラミック製のベゼルが使用されるのは、これが初めてです。
目盛りの数字には金が塗り重ねられており、
手間暇かけた贅沢な仕上がりとなっています。
また、ゴールドのベゼルにセラミックが貼られているためか、
SSモデルに比べてベゼルが少し大きくなっている点も特徴です。

針の形状は注射器型に変更され、
よりクラシックな雰囲気が漂います。

ロゴとインデックスはアプライドタイプに改められ、
ゴールドウォッチらしいラグジュアリーな仕上がりが際立っています。

ムーブメントはSSモデルと同様、開発に4年を要した最新のムーブメントが搭載されており、精度と耐久性に優れています。

付属品も豪華です!
NATOストラップと、18Kローズゴールド製の尾錠が付属し、
工具を使わずにワンタッチでストラップ交換が可能です。

アリゲーターストラップとNATOストラップを、
季節や気分に応じて手軽に使い分けていただけます。

ブレゲのクラシックな要素とエレガントなデザインが見事に融合したこのモデルは、パイロットウォッチとして非常に魅力的で洗練された仕上がりです。

ぜひ、店頭で実物をご覧ください。

タイプXX クロノグラフ 2067
18Kローズゴールド ケース径42 mm 自動巻
¥ 5,720,000(税込)
https://www.kamine.co.jp/item/36397/

ブレゲ正規取扱店
エスパス ド カミネ
lespace@kamine.co.jp
神戸市中央区播磨町46 ニッケ播磨町ビル
(カミネ 旧居留地店の南すぐ)
078-325-3600
営業時間:10:30~19:30(水曜定休)

Breguet – ブレゲ ウォッチコレクション
https://www.kamine.co.jp/watch/breguet/

※ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、
今後変更する可能性がございますので予めご了承ください。

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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