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PANERAI 2017

パネライから今年も数多くの新作が発表されました。
予定価格などもわかり次第アップできたらと思います。

一番の注目株はやはりブロンゾでしょうか。
PAM00671
Luminor Submersible 1950 3 Days Automatic Bronzo – 47mm

ブロンズ製パネライの第三弾。
旧ブロンゾのPAM00507やPAM00382はオークションなどの2次流通市場では
異常な高騰を見せていることは有名です。
今回も争奪戦が予想されますね。。
新型は前作までの緑青に合わせた緑文字盤から、深い青文字盤に。
また、新型ムーブメントのP.9010を搭載しており、若干薄くなっているかと思います。
限定本数は1000本。

PAM00685
Radiomir 3 Days Acciaio – 47mm

PAM00687
Radiomir 3 Days Acciaio – 47mm

1930年代後半に製造されたラジオミールが復刻として登場です。
独特な風合いがとても新鮮であり、ヴィンテージな雰囲気を醸し出しています。
資料によると、ベースになるモデルはRef.3646 TYP.Aかと思います。

褪色した文字盤を表現していることがわかります。
ガラスはプレキシガラス。
また、イタリア海軍特殊部隊の軍装備品についての貴重な出版物も付属しているとのこと。
これはパネライマニアの心をくすぐる悩ましい2本になること間違いないでしょう。

いずれも1000本限定。

PAM00700
PANERAI LAB-ID™ – Luminor 1950 Carbotech™ 3 Days – 49mm

技術的に興味をそそる1本が発表されました。
ヴィンテージデザインが得意なパネライが作る、近未来的デザインは新鮮で実にかっこいい。
映画のトロンを思い出します。
この時計にはなんと50年の保証がついているそうです。
その50年の根拠は、いわゆるオイルレス。潤滑油の必要性を排除した時計を目指したものだそうです。
様々なメーカーが挑戦するこのオイルレスですが、パネライは新しいアプローチをかけます。

ブリッジ、プレートはチタンとセラミック合金を使用し、脱進機はシリコン製、輪列などの
稼働コンポーネントにはDLCコーティングを施しています。
ほとんどの摩擦を発生させるパーツに対策を施しているおかげで、このムーブメントにはルビーが4つしか使用されていません。
また、このルビーにもDLCコーティングを施しているの潤滑油は不要とのこと。

こんな時計が量産された暁には、オーバーホールがいらない時代が来るかもしれませんね。

50本限定。入荷等は未定でございます。

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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