Patek Philippe Floorブログ

2015 BASEL WORLD 出張レポート「今年も充実のパテック フィリップ New コレクション」

今年のバーゼル出張は、あいにくの雨が続き、寒くどんよりと暗い天候の中でした。
帰る日には晴れましたが、、、
しかし会場内は熱気に溢れ、
様々なブースが軒を並べ、その個性を競います。

会場の中に入って、しばらく進むと中央右に
威風堂々と姿を現わすパテック フィリップの巨大ブース。
白く輝き凄い明るさですが、内部はシックで落ち着いたムードです。

さて、今年発表のパテック フィリップの新作の数々をご紹介いたします。

ノーチラス
Ref.5711/1R-001

K18RGケース(40.0㎜)
自動巻
12気圧防水
ブラウングラデーション文字盤
¥5821200(税込予価)

凹凸のあるノーチラス特有のニュアンスが極めて美しいダイヤルを装備。

ノーチラスシリーズの中では、コンプリケーション以外では初のローズゴールドケース。
人気上昇で品薄が予想されるモデルです。

年次カレンダー クロノグラフ
Ref.5905P-001

プラチナケース(42.0㎜)
自動巻
3気圧防水
¥8920800(税込予価)

6時位置に60分計、昼夜表示を備えた新しいムーブメントを搭載。
Ref.5960の後継機種。ベゼルが内反り型となり、プッシュボタンがスクエアになりました。
迫力十分ながら、スマートな印象です。

角型のプッシュボタンは内部パッキンの調整により、鏡面に仕上げることが出来ました。
(その他のモデルのプッシュボタンは艶消し加工が施されています。)

年次カレンダー
Ref.4947R-001

K18RGケース(38.0㎜)
自動巻
3気圧防水
ダイヤモンド
¥5691600(税込予価)

Ref.4936を少しレトロ調にリメイクしたモデル。
ケースサイドにもラグにまでとどくダイヤモンドがセッティングされています。
ホワイトゴールドモデルも同時発表。

ノーチラス
Ref.7118/1A-001

ステンレスケース(35.2㎜)
自動巻
6気圧防水
¥2840400(税込予価)

従来の33.6ミリより一回り大きいサイズが加わりました。
ベゼルの幅がスリムになって新鮮さが出ています。

セレスティアル
Ref.6102R-001

K18RGケース(44.0㎜)
自動巻
3気圧防水
¥32313600(税込予価)

新たにローズゴールドが追加されました。
ダイヤルがブルーからブラックに変更され、内部クリスタルディスクの両面に
天の川と恒星をプリントすることで、ダイヤルがより立体的な構造になりました。
ローズゴールドとの相性が見事で、とても魅力的なモデルです。

永久カレンダー・クロノグラフ
Ref.5270R-001

K18RGケース(41.0㎜)
手巻き
3気圧防水
¥18748800(税込予価)

ローズゴールドが追加。
その上、文字盤がリデザインされ、それに伴い6時位置のカレンダー針も変更されています。

ワールドタイム・クロワゾネ
Ref.5131R-001

K18RGケース(39.5㎜)
自動巻
3気圧防水
¥7765200(税込予価)

クロワゾネ(七宝装飾)地図はアジア・アメリカ。
針位置により日本列島はすっぽり隠れてしまいますが・・・。

クロノグラフ
Ref.5170G-010

K18WGケース(39.4㎜)
手巻き
3気圧防水
¥9244800(税込予価)

ブラック文字盤が追加されました。
これに伴いリーフ針になり、数字とサブダイヤルが一回り大きくなりました。
白いクロノグラフ針がスポーティ感を演出しています。

スプリットセコンド・クロノグラフ
Ref.5370P-001

プラチナケース(41.0㎜)
手巻き
3気圧防水
¥28436400(税込予価)

本黒七宝文字盤、ダブルプッシュボタンのスプリット秒針クロノグラフ。
ブラックエナメルの見事な光沢、美しいリーフハンド、白インデックスに白のスプリット秒針。
アップライトのアラビアインデックスなど数々の要素は堂々たるパテック フィリップの世界を感じさせます。

ケースサイドは複雑に切り出され、ラグにはカボション装飾が施されています。珠玉の出来映えです。

カラトラバ
Ref.6000G-012

K18WGケース(37.0㎜)
自動巻
3気圧防水
¥3196800(税込予価)

従来のモデルからブルーソレイユとシルバーの2トーン文字盤に変更されました。

ゴンドーロ
Ref.5124G-011

K18WGケース(43.0×33.4㎜)
手巻き
3気圧防水
¥3110400(税込予価)

ブルーソレイユ文字盤に変更されました。
シースルーバックからレクタンギュラ―型の手巻きムーブメントを見ることができます。
パテック フィリップはそれぞれのモデルにより同じブルーでも全て色調が異なります。

カラトラバ
Ref.5153R-001

K18RGケース(38.0㎜)
自動巻
3気圧防水
¥3952800(税込予価)

ヒンジ付裏蓋を開けるとサファイアクリスタル・バックを通して
自動巻ムーブメントを見ることができる人気の5153にローズゴールドが追加されました。

カラトラバ
Ref.5227G-010

K18WGケース(39.0㎜)
自動巻
3気圧防水
¥3963600(税込予価)

ホワイトゴールドモデルにブラック文字盤が追加。
ヒンジ付裏蓋を開けるとサファイアクリスタル・バックを通して自動巻ムーブメントを見ることができます。

カラトラバ パイロット トラベルタイム
Ref.5524G-001

K18WGケース(42.0㎜)
自動巻
3気圧防水
¥5432500(税込予価)

話題を集めた新作。
ホワイトゴールドケースにデュアルタイムゾーン機構を搭載。

10時位置と8時位置にあるボタンは回転ロック式。
ニス塗装ブルー文字盤とゴールド製の植字にはスーパールミノバCが塗布されています。
様々なブランドが作ってきたパイロットウォッチですが、
「パテック フィリップが作ると、こうなる」と言わんばかりの完成度。
ディティール、装着感、ケースの質感、どれをとっても最高級品の領域をキープしています。

風格溢れるドームクロック(七宝焼き)
このクロックはバーゼルワールドで毎年一台ずつ様々な絵柄が数台発表されます。
昔の光電時計の流れを汲む この置時計は、今年メカ機構が変わり、
機械式ムーブメントを電池式モーターで自動巻上げをします。
約¥16200000(税込予価)

以上、駆け足で今年のパテック フィリップ2015 Newコレクションのご紹介をしました。
更に詳しい情報、画像などは、トアロード店2F パテック フィリップ・フロアでご用意しております。
是非、お気軽にご来店ください。

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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UPDATE: 2015.03.30
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UPDATE: 2015.04.13
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